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無駄にでかい扉

 タイトルの一つや二つ、変わったとこで別にどーでもいいっすよね。

 気にならないっすよね。ね?ね?

 

 何はともあれ白川さんの家、と言うか豪邸に着きました。

 周りは木々に囲まれとても静かな場所、少し寒いけど冷たい空気が澄んでいてリフレッシュには最適。

 僕がこんな調子じゃなきゃなー……もっとはしゃげるんだけどなー……。

 只今僕はまっ白なお部屋の中、まっ白なベットの上でダウン、そしてまっ白な青年にめっさ睨まれて……あー!もう恐いなぁ!あっち向いてさー!!


「お客様、体調の方はいかがでしょうか」


 何?何か聞いてきたし……どうしよ。

 何か答えないといけないよな……。


「……ハイ」


「…………?」


 あれ?マズッた?

 白衣の青年は首をかしげ眉間にしわを寄せている。

 僕へんな事言ったかな?

 まあいいや、こんな気持ちいいとこに寝させてもらってるんだし、寝よ。

 とりあえず白衣の眼鏡が恐いから窓の方へ体を向けて、目を瞑っ…………zzz……。


<ドンッ!!>


 ななな、何?!!

 やたらでかい扉が勢いよく開いた!

 何で扉そんなにでかいの?

 普通右手でガチャってするタイプじゃないの?

 左右に開けるのだとやけに場所とって邪魔じゃない!?

 いやこの部屋広いからいいのか。

 いや、いやいやいやいやそれでも片手で開けるタイプのがいいって。

 んえ?やけに体が揺れるなぁ……。

 それより……やっぱり片手で開けるやつだと荷物持ってる時とかさ、片手ふさがってるとき何かもうかな〜り開けにくいっしょ。


「あれ、かたっぽだけでも開くのよ、けんちゃん」


 えっそうなの?

 ん〜揺れが酷くなって……治まってたのがまたぶり返してきた……。

 気持ち悪……。

 ……でもさ〜無駄にでかいよりやっぱり従来の普通の扉の方がいいでしょ。

 あれだと多分お金も掛かるでしょ?

 あの取っ手の輪っかだって金ピカだしさ〜。


「う〜ん……センスの問題じゃないかな〜……それかバランス?」


 バランス?


「ほら、お部屋、広いでしょ。だから扉も大きいほうのがいいのかな〜って。

 それよりけんちゃん、いい加減かなちゃんに構ってあげて」


 へ?かなちゃん?


「……したの!!ねえ大丈夫!?

 気づいて!!ねえったら!!

 ダーーリン!!」


 お、おお……白川さん、いつの間に……。

 もしかしてさっきから揺れていたのは白川さんのせい?


「あ、やっとこっち向いた。

 何にもないとこをずーーっと見てたからダーリンどうかなっちゃったかと思った。

 もう……心配したんだからっ」


 へ?居るじゃんか静絵さんが。


「けんちゃん、今お姉ちゃんはゆーれーさんだから。

 かなちゃんには見えないのよ」


 そうなんだ……ん?何故に?


「私もね、心配だったから付いていこうとしたんだけど、何故か止められちゃって。入れてって何度言ってもここには入れてくれなかったから、仕方なくね」


 わざわざご苦労様です。


「神として、じゃなくてお姉ちゃんとして当然の義務でしょ」


 何かいつもより静絵さんが頼もしく見える。

 ホントすんません……ぬえっ!

 ま、また揺れる〜〜〜。


「ねえしっかりしてダーリン!!

 またたましいどっか行っちゃてるよ!!

 お願いだから戻ってきて、そして私を見て!!

 ねえっ、ねえったら!!」


「う〜〜ん……大丈夫そうね。

 じゃあ下で待ってるからお先に失礼しちゃうね」


 いや待って!静絵さん……消えちゃった……。

 って白川さん、ギブッギブっす!!

 起きてるから揺らすのやめて〜〜〜!!

 がっくんがっくん揺らされる中、苦しい思いしつつも何とか白川さんに顔を向け……近っ!顔、近っ!!


「……あ。

 ………………だ、大丈夫?」


 ぎりぎり大丈夫かな、なんて思った僕はこくりと頷いた。

 あの……ホント顔近すぎるんで、スレスレなんで、もうちょいぐらい離れていただきたいんですけど〜……。

 あと見つめすぎ……もう目がキラキラして……て、照れるから……。


「ねえ、ダーリン」


 びっくりしたけど一応返事のため「ハ、イィ……?」と答えました、ぎこちなさ過ぎ?


「キス……していい?」


 なぜ!!??

 なんで!!??

 あ、別に僕、犬だからいっか、とは思えん!!

 ぬああああーーーこの展開どうして!!??

 へ、へへへヘーーーーールプ!!!!

 


 犬心=Heart Of A Dog

 犬心≠DOG's HEART

 です。多分。

 でも以前のものは直さな〜〜い、なぜならぁ?

 そう、めんどくさいから〜〜〜。

 こんな小さい事が気になるやつは……いいと思うよ、うん。

 だってこればっかりはあっしも、やっちゃったって思ったもん。

 こんな事が起こさぬよう、今後はなるべく出来るだけそれなりに何となく気をつけやす。

 だから許して。

 ………。

 わぁらはって〜〜〜♪ゆるぅして〜〜〜♪

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