表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/65

十三話目だ。“と〜つにゅ〜!!”

 モチベーション何故か急上昇!!

 ここに投稿している本来の目的を思い出しやした。

 恐らく、どんどん理解できなくなっていくと思いやすが、よろしくです。

 僕はこの早朝、

 一人でぽぽぽんに向かっている。



 本来なら金剛も来るはずなのだが、

 急遽、

 予定変更。



 電じいの演技があまりにも酷過ぎるため、

 一日中つく事になった。


 だから今一人。


 ちなみにまだ僕はゴンのじょーたいだよ。



 やっぱり楽だな。


 あっさり到着。


 ええと階段昇って、

 一番奥だな。



 ……やばっ

 どうやって開けよう。


 ……静絵さーーーん!!


 ヘーーールプ!!



(バンッ!!)


<ぶげっ……>


 痛いぃい……

 ドアが……

 ドアがぁぁ……。



「あっ!!

 ごめ〜ん!

 ゴンちゃん。

 だいじょ〜ぶ?」



 いえ……

 一瞬だけ、

 またいつぞや見た光輝く世界が見えました。



「えっ!!


 ほんと!?


 良かったね〜。

 ゴン、

 ちゃん!」



 ……多分良くないです……。



「あれ?


 こんちゃん居ないじゃない。


 どこ行っちゃたの?」



 ……ハア……

 もうあきらめです。


 あ〜

 金剛は電じいの世話してます。



「へえ〜〜

 そうなんだ〜。


 まぁゴンちゃん上がって」



 絶対、

 興味ないですよね。



「え?


 そんな事はないわよ。


 いつだって弟の事は心配よ。


 うふ」



 静絵さんの笑顔はひきょーだ。


 そう思いつつ僕は中に入った。



「あっ。ゴンちゃん」



 ハイ?



「はい。


 タッチ」


 いつものよーにポンっと僕の頭をはたく。



 で、

 変身、

 と。


(あれ?

 この時健太の格好は……

 ま、いっか)



「じゃーこれとぉ……

 はい!


 これ!


 ぴっかぴかの新品よ〜〜」



 出されたのは上下の下着と学生服。


 これを見ると、

 ああ……

 本当に学校に行くんだなと思う。



 庭先で見かける少年少女達と一緒に。



 ん?


 なにこれ?


 もしかして、

 ブラ……。



「いやーん。


 けんちゃんのエッチ。


 これはあ・た・し・の」



 自分で間違えてだしておいて何言ってるんですか。


 この人。


 つーか何考えてるんだ?


 わざとじゃないの?



「もー。


 けんちゃんもお年頃なのね。


 お姉ちゃん恐いわ〜」



 ……意味わかりません。


 ……とっとと着替えよう。



 服の着替え方は、

 この間マスターしたから大丈夫だ。


 ボタンだって、

 ほら。


 お手のもの。



 そして、

 着替え終って……。



「うーん、

 出かけるまでまだ時間があるわね〜」



 まだ午前七時前。



「もう、

 行っちゃおっか!」



 はあ。

 まあ別にいいですけど……。



「はい!


 じゃあ、

 しゅっぱ〜つ!」



 で、

 家、

 出ました。


(あ。

 静絵さんの服装は上が白のブラウス、

 下が暗めの茶のスラックスで、

 ちょっと緑がかったロングコートを羽織って、

 何ともびみょーっす。


 ボスじゃないだけマシかな。


 アクセサリはお好みのご想像で。


 例えば?


 マゲのづらとか、

 てーばんっすよね〜


 ……ちょい嘘です)



 はい。


 学校着くまで談笑ターイムです。



「で〜。

 彼女できた?」



 その質問は無理あるだろ〜よ静絵さん。


 僕まだ、

 人になって、

 一週間とちょっとしか経って……。



「着いたね」



 !!早っ!



「いや、

 だって近いもん。


 そりゃそうでしょ〜」



 あの、

 いや。


 何て言うか……。


 いつもより展開早くないですか?



「??ごめんなさい。


 おねーちゃん。


 けんちゃんの言ってる意味。


 よくわかんない」



 あっそうですか。


 ならいいです。



(巻き巻きなんです。


 大変、

 勝手ながら……)





 学校の中は朝早くから、

 部活動に励む生徒で賑わっていた。



「向こうがサッカーね。


 あれってテニス?!


 おねーちゃんもやりたい!」



 おねーちゃんは無理ですから……。



「神に不可能はなーーーい!!」



 今の大声で周りの生徒の目が一挙にこちらに。


 すっごいざわついてますよ。



「すっげえ美人」「あの女の人、モデルかな」「ど、どタイプっす」


 確実に静絵さん、

 注目の的になってますよ。



「ん〜。


 悪い気しないわ〜」



 おいおい……。


 それだと厄介では?



 あら?


 腕時計を確認して、


「い〜じゃない。


 まだ約束の八時まで時間あるし、

 見学でもしましょ」



 のんきすぎです。


 僕は後ろの方から、

 殺気をビリビリ感じるんですから。



「テニスいいな〜」


 僕に構わず、

 顔をるんるんと横に揺らしながら、

 ずっとテニス部の様子を眺めている。



 ヴ〜。


 絶対それ目的っしょ。



 ん?


 部員さんこっちに来るよ。


 邪魔すんなってどうせ言われ……

 あれ?


 どっかで見た事あるよーな。


 特にあのさらさらの茶髪っぽいロングヘアー……

 覚えあるんだよな……。



「君でしょ?


 新しい転校生くん。


 テニス、

 好きなのかな?


 どう。


 一緒にやる?」


 僕を誘ってきたみたいだけどそれ処じゃない。


 誰だっけなー……。



 静絵さん助太刀。


「んー。


 でも練習中でしょ?


 悪いわ〜」



「大丈夫ですよ。


 顧問の竹中先生の許可さえおりれば。


 部長は私ですし、

 問題ないです」



 いや〜笑顔が美しいですな〜

 ってじゃなくて、

 あーー誰だっけ……。



 遠くからこの人を呼ぶ声が、


「白川先輩早く来て下さい!先輩いなきゃ走り込み始まりません!」


 あっ!


 しまったってな表情をする。



「ねえみんな!朝連のメニュー変えない!?」


 今すぐにでも走り出さんとする部員達にむけ、

 大声で問う。



「ムリ!!」×多。



 大勢の中から一人やってきて、

 部長さんを引っ張って行く。



「て、転校生くん!


 すぐ……

 すぐ!


 もどるから待ってて!!」



 あ……

 行っちゃいましたね。



「うーん……

 他行こっか」



 そうですね。







 残り時間僕らは学校内を適当に見て回った。
















 


 あ……

 思い出した。


 あの人、

 僕の天敵の飼い主さんだ。


 


 



 あ〜

 すっきりした!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ