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一話目です。(ある意味Another)“最初の最初”ではもうない。





!!前置きとゆーか“注意書き”。そっちのほーが適切。!!


 初めてDOG's HEARTをお読みになられる方へ。

 この一話目は絶対飛ばして下さい。お願いしやす。

 もうコントロール不能です。

 それでも読もうとお思いのかた。

 覚悟してください。

 訳判んないことなってやす。

 マジハンパナイ……。

 制御不能です。あきらめ。

 いっその事、あっしは、もっとぐっちゃりにしたろ、と思ってやす。

 

 ……そう。この一話目はいつまでも進化し続けるモンスターなんだ。


 ……。


 …………カッコイイ事言って誤魔化そうって気はさらさらございやせんよ。


 ……。


 ……多分。





 一年が始まったばかりで、

 とても騒がしいっぽい今日この頃。



 只今、

 朝?

 だったか?

 お昼過ぎ?

 ……だと思いたい。


(曖昧すぎだろ)



 天気は快晴。


 雲ないから間違いない。


 でも探せばあるかも。


 行くか。


(こら)



 ここ、

 滝水たきみ市は、

 ごく普通で平凡でこれぽっちの取り柄もない一般家庭が生息するような家や、

 築四十年しか経っておらんのに今にも崩れるであろうと思われる、

 超デンジャラスオブオンボロアパートなどが辛うじて建っている。


(ひどい……)


 それ以外にも得体のしれない何かがうじゃうじゃあるが……。


(かっくじつに理解できないから) 


 そこらじゅうに在る住宅街にみせた……

 らしい……。


(意味深にゆーな!

 ふつーだから!)



 いつも平和で、

 毎日が何事も無く過ぎてゆく。


 ……つまらん。


 今日もそんな一日だ。


(いまんとこマシだな)




 ある一匹を除いて……

 なのだが。


 いや、

 もう一匹いるな。


 ……お前だ、

 お前。


(うにゃ?!)





 この町には流れる川が一つある。

 

 と、

 見せかけて……。


(こら)



 花羽はなわ川――通称カワ川、

 と呼ばれる。



 なかなかいいネーミングだ。


 おめでとう。


(あ、

 あざーす……)



 広すぎず、

 深すぎず、

 狭すぎず、

 黒すぎず、

 あと何がいいんだ?


(聞くな聞くな)


 そんな感じのなんの面白みの無い川である。


(よし)



 良く整備されていて、

 ごみ一つ無い……

 訳がない。


 なめんな。


 そこら中に、

 うようよ在るではないか。


(?何の事だ?)


 ほら。


 特にあそこ。


(人だ、人。


 ごみ言うな!)



 夏には、

 子ども達と亀が、

 水遊びする亀を良く、

 亀が見掛ける。


(……ん????

 ……亀????)



 その川沿いの道を、

 ぶ少女二人に、

 ぶ犬ニ匹が、

 ぶ歩いている。


(ぶをつけるな!

 大体、

 ぶ歩くって何だよ)




 ……

 ……ムーンウォーク。


(スリラーだねぇ……

 ってん〜〜〜な風に言わんわ!!!)


 じゃあ何にするか?


(しらんわ!!!!!!!)








 で?


(次行け!)





 少女の一人は、

 茶髪の長い髪に、

 きれいな顔だち、

 おそらく女の子にしては、

 背が高いほうであろう。


 ……必要か?

 こんなどうでもいいセリフを言わせて何のつもりだ?


(うるさい。


 あの時は何もかも初めてだったんだよ!)


 ふん。


 言い訳か。


(うるさい!!)












 で?


(だで、

 次行け!!!!)




 




 一応、

 容姿端麗といったところだな。


 ふっ……

 だが私とは釣り合わないな。


(もちろん、

 お前が下だよなあ?)


 なにを冗談を。


(お前、

 いっぺん消えろ!)


 私と匹敵するには……。


(だまれ!!)


 お前がな。


(なっ!?)
















 あ?


(喧嘩売るな!!)



















 もう一人は、

 隣の子より頭一つ分背が低く、

 肩まで少しかかるくらいの黒い髪に、

 黒ぶちめがね……

 めんどくさい。


 省略できないか?


(ムリだ)



 この子はごく普通の女の子という感じだ。


 ……ふんっ在り来たりな。


(もういいよ……)



 茶髪の子は黒のシェパードを連れている。


(ジェラード……)


 んっ?

 なんか言ったか?


(なっ何でもねーよ!)



 黒ぶちめがねの子は灰色の……

 なんだろ……

 秋田犬みたいな犬だ。


 そもそも本当に犬なのか?

 …………豚じゃないのか?


(……無理あるだろ)



 少女二人は仲良く?

 話している。


 上辺だけだな……。


(だから誤解をまねく表現すんな!)



 それに比べて犬二匹は、

 ジェラ、

 いや、

 シェパードが灰色の犬をものすごく睨みつけている。


 そう、

 寛大なる愛をこめて……。


(いや、ない)



“近付いたらコロス”

 と言わんばかりだ。


 ふっ……

 妬けるぜ。


(………)


 



 ツッコメよ。


(なんで?)


 ………。


 ……

 ……恥ずかしいじゃないか。


(だったら言うな)







 ……。(……)








 続けるぞ。



 灰色の犬はビビリまくりまくっている。


 見ていてとても気の毒だ。


 そして、

 私はこう思った。




 ……昨日の晩ごはんおいしかったな、

 と。


(こら)




 間違えた……。




“君こそ実験対象に相応しいな。

 よし、君に決めた” 








 ついでに作者も静聴しろよなとも。


(………)




 ダジャレかよ!

 っていうつっこみは!


(ある意味、

 合っとるだろーが!)




 ……そうだな。






 とりあえず、

 私の決意を切っ掛けにこの物語は始まり出す……。









 おい。


 こんなん物語って言っていいのか?


(知らん。


 なんでもありだろ)









 ……

 ……全く……

 駄目だな……。


(お前もな)























 原型どんなだったか?


(……わからん)















(久々に読んでみるとあれでやすね。


 これ、疲れやすね)




 お前が悪い!




(間違いない。



 否定はしんよ)
















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