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終ワリット -プログラムアンダー4-

中は荒れ果てていた

空間には未処理のウイルスが蔓延していて

処理されていない、子供のロボットが入れば大変なことになっていただろう


「よし行きますか」

そう景気ずけして、錆びついたロビーから中に入った


廃ビルのせいで誰一人動くものはなく

たえず空中に半透明のウイルスが漂う


さて20階と、そう言いながら上に行く階段を探すと驚いたことにエレベーターしかない

どうやらかなり昔の建物らしい

その頃には、皆エレベーターのみの建物しかなかったらしいが、ある事故以来作られること無くなっていったはずだ


「まだ残っていたのか、、、」

仕方なく排気口から上に上がる

エレベーターの扉もいちお開けてみたが

残念ながらロープさえ切れていた

まーあってもポンコツの私には無理ですが

ふとレアカードを思い出すがやめた

少なくともこんなところに使うわけにはいかない


しばらく上るとようやく20階の表示が見える

関節器官がガタガタなる

油差さないとな

そんなことを考えながら

廊下を歩いた


するとおかしなことに電気の止まっているはずの

ビルの一室から明かりが漏れていた

その青白い光の部屋に気ずき

フィルターを通して辺りを見渡す

「、、大丈夫だよな、、、」

戸の外側に張り付いてそれをうかがう


中にはうじゃうじゃとミミズのような太いものから細いものまで

色々のコードが部屋の中に伸びていた

その中央にそれがすべて集められており

その中央にあるものを見てビビル

それは人の脳を模して造られた「ゴッド」と言う人工知能だった

ブクブクと液体に入ったそれは

直径1メートルくらいあり

その昔、人工的に作られたそれを

生きたコンピューターとして使ったと聞いているが確か

暴走して禁止になったとか


「しかしどうして、、、、」

ふと背中に硬いものが当たる

「ぐwgdbckwbkhb」

解読不能な言語が聞こえた

「誰だ」

いちお聞いてみるが

ふいに後ろに嫌な明かりが漏れは始めた

「まずいな」そう思いながら後ろにタックルして相手ごと押し倒すと

逃げ出した

こういう時には逃げるに限る

こちらにはみんなの憧れレアカードもある

こんな雑魚キャラみたいな言葉もしゃべれないものに使うわけにはいかない

しかしもし相手が自爆をしようとしたら

ふと後ろで

「ピコピコ」と変な音がした

まっまずい

僕はあっけなく、カードを使った

ピカーーン

辺りを黄金の光がつつむ

不意に静まり暗い闇が当たりに広がる

、、、、、、、、

何も変わってない

それどころか

相手がこちらに近づいてきた

「おいおい殺さなきゃだめなのかい」

オレは懐から拳銃を取り出そうとしたとき

「アリガトウゴザイマスゴジュジンサマ」

と文字化けせずには私に言った

「おっお前しゃべえるのか」

私は気を許さずに言う

人工知能を抜き取られたロボットを

殺戮兵器として使う輩がいる

そう言うやつはたいてい言葉が分からない


もしかすると自制心を取り戻したとすれば

ゴールデンカードも無駄ではなかったという事か

なんて考えながら、俺はとりあえず逃げろと

入って来た道を言って、部屋に入ると付いてきた

帰れ、ここは危ない

いくら言っても相手は付いて来る

もしもの時助けないからな

そうくぎを刺して部屋に足を踏み入れた


今回の依頼は、どうやらこいつを殺すことらしい

こんな脳だけの人造ロボでもロボットの中でも最弱ではないだろうか

なんたって、動けないから、頭がいくら良くてもだ

ズド――ン

小型大砲式ピストル「筒抜き」を奴にぶっ放すと

恐ろしいことが起きた

いや配慮しておくべきだったか

天井から自分の身体くらいあるアームが下りてきた

急いで避けるが追って来る

「めんどくさい」これならレアカードを、、、

気を取り直してピストルを奴にぶっ放す

その衝撃で体が空中に飛んでいた時に撃ったせいもあり

壁にめり込む

さすが廃墟化したビル、

俺でもこんなことが起きるのかと起き上がりながら思った


見事にコードがブチ切れたそれを見て

「フ~~」とため息をつき今度こそ弾を打つ

しかしその時にきずいておくべき出来だった

さっきなんで当たらなかったんだと


予想以上に強い電磁波がバリアのごとくあたりをガードしていた

なぜにこんな人工知能のために最近のハイテク技術の宝石みたいなものを

何発撃っても弾がはじかれるように落ちる


「う~~む」腕を組んで考え始めた時

「トントン」と肩を叩かれた

何かと後ろを振り返ると

小さなボタンをさっき助けた?ロボが僕に突き出してきた

見たところ小型爆弾のようだが

「まっまさか」

言うが早いかロボはそれをもってそのバリヤに飛び込んでいた

「待った」急いで拳銃を奴の足元に撃とうとしたら

爆風が僕を吹き飛ばす

一瞬にして辺りを火の海が包んだ

「なっなんてことだ」

しかし悩む時間もなく崩れだそうとするビルに

仕方なく大穴の開いた場所から下に落ちる

多少の熱さであれば

機密機械のない俺ならなんとか行ける

「タッン」

下に着くと俺は空気こうから何とか一階に出ると

急いで外に出ると外に駆け出した

もうギリギリだ

いつ壊れてもおかしくない

建物の悲鳴が聞こえた

どうやら神経パルスのシャットダウンができずにいるらしい

懐から白いいネズミを出すと僕はそれを思いっきり燃え盛るビルに投げた

一瞬にして青白い変な色がその建物を破壊する

細かくデーターのように「バラ バラ バラ バラ バラ」と

家に帰るとワインが用意されていた

人が生きていたころの飲み物もいちお飲むことはできる

美味いかどうかは別だが

僕はオイルのシャワーを軽く浴びた

一瞬にして体に気持ちいい感情が広る

体を拭きながら外に出る

「オカエリナサイマセ」

始めはロシシーだと思った

しかしその焦げ臭いものを見てあ然とした、、。

そこにはあのロボットがほとんど無傷で

、、、どうやらあのカード予想以上にハイテクらしかった

これはロシシーにお礼を言わないとな

とふと思ったのだった。

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