表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
変愛  作者: 羽化登仙
1/4

-1-

優美「このインチキ占い師、全然当たんねえじゃねえか。」

占い師「ひぃー。」


私の名前は佐藤優美さとうゆみ

極一般の家庭に生まれ、厳格な両親に育てられ、

当たり前のように女子高へ行き、卒業したら特にやりたい事も見つからず、

大学には行かず、ただ何となく働いているフリーアルバイター。

ずっと、女だけの世界で生きてきた私は、男を知らずに育ってしまった。


最近どこかで聞こえた歌の歌詞に愕然とした。

100年後にはみんな死んでいる・・・子孫を残さねば・・・


という事で最近は連日占いの館に通って、

何にも当たらない占いを聞き、今日も何も当たらない占い師にいちゃもんをつけている・・・

あたし何やってんだろ・・・


占い師「だから、占いは絶対ではないんですってば。当たらないこともあります。」

優美「じゃかあしい。何一つ当たったことねえじゃねえか。」


占い師(このお店も年内で閉めるし、殴られないうちに今日は適当なことを言って帰ってもらおう・・・)


優美「こら、何とか言えよ。」


占い師「見えました!」

占い師は、何かが憑いたようなそぶりをして、優美の眼を見つめた。


優美「何が!?」


占い師「年が明けて1月1日になったら、真っ先に自宅から一番近いコンビニに行きなさい。」

優美「はあ?」


占い師「コンビニに入ったら、紺色の物を一つだけ持ってレジに行きなさい。」

優美「ほお?」


占い師「会計をしている貴方に声をかけてくる人物がいます。それがあなたと生涯を共にする、運命の相手です。」

優美「本当だろうなあ?」


占い師「・・・本当です・・・」

優美「てめえ、なんでそんな小声なんだよ。」


占い師「今日はもう店仕舞いなんで帰って下さい。」

優美「あっ!!」

占い師に突き飛ばされ、そのまま店から追い出された。


優美「お金・・・いいや。折角払おうと思ったのに。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ