幼馴染を事故から守ったら…
タイトルのとおりです!
「買い物に付き合わせちゃってごめんね〜」
「別にいいよ。お目当てのもの、手に入ったんだろ」
「うん!」
俺は檜佐凛高校2年生。運動が好きで部活は陸上部に入っている。
「そういえば凛は大丈夫なの?部活は?」
この推しのグッズが入った袋を抱えてる女の子は西條寺香那は俺の幼馴染だ。
「まあ俺は陸上部の部長でありエースでもあるけど休みはあるよ」
今は水曜日の夕方、特に事故が起こりやすい薄暗い時間帯。
信号が変わって香那が話しだした。
「私、推しも好きだけど…」
急に後ろに振り返って、
「君のほうが…!?」
「香那!危ない!!」
その瞬間自分は無意識のうちに体が動いていた
『ドン!…』
「…!?りん?凛!大丈夫!?ねえ!凛!!」
「…香那?良かった怪我はないか?」
「凛(泣)私は大丈夫…でも凛が…」
そう言われたので自分の体を見てみると、元々交差点にいたはずの自分が道路のほぼ真ん中に飛ばされて、交差点には香那が持っていたはずのグッズが袋から散らばっていた。そして自分の体は足から頭にかけて言うと、足は膝から下にかけて血が流れている。腹らへんは右の横腹に血が滲んでいる。頭は多分血が流れている。あと血が出ているせいかちょっとフラフラしてきた。
「結構やばいな…とりあえず救急車を呼んでほしい。結構死にそう」
「わ、分かった…」
「ところでさっきなんて言おうとしてた?気になるから教えてくれ。死ぬかもしれないから聞きたい。」
「推しより(泣)キミのほうが好き(泣)」
体に力が入らなくなってきた。そろそろお別れか…
「…ありがとう俺、も…」
「…凛?凛!しっかりして!…」
そこで意識が途切れた…
「ここは?どこだ?」
一面黒い床が続いていた。あたりを見渡していると上から
『目覚めましたか。ここは生と死の狭間です。本当のことを言うとあなたはまだ死んでいません。と言ってもほぼほぼの確率で死にますけどね。』
「…そうですか。今現実の自分はどうなっていますか?そういえば香那は怪我していませんか!?」
『…まず普通自分の心配するんじゃないんですか?まあいいでしょう、香那さんは擦り傷はありますが重症ではないです。これも凛さん、あなたが助けたのですよ。』
「それなら良かった。これで悔いはない。」
友達に分かれを告げれてないけど。
『凛!?起きてよ!(泣)』
この声は…
『香那さんですね。…凛さん、良かったですね。あなたはまだ生きれます。またここに来ないでくださいね。お元気で』
その言葉は途中でゆっくり小さくなった。




