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主人公異世界転生記  作者: 一ノ瀬彼方
主人公異世界転生記:壱
8/86

リタイヤするわ(シリーズ存亡の危機)

「で、もう死んだの?」

「恥ずかしながら・・・。」

はぁー・・・。

「で、もう首も心も折れたんじゃないの?」

「うっ・・・。」

「もう。もろいわね・・・。」

う、うるせぇよ!

「それで、リタイヤするつもり?」

「は、はい・・・。」

「じゃあ、この世界、一旦おわりじゃん。せっかく作者が乗り気になったのに。」

「し、知らねえよ。」

てか俺元々被害者だよね?そんな悲しい顔をするな・・・。

「それに、そしたらジャンルが変わったらシリーズが変わっちゃう。壱じゃなくて弐になっちゃうよ?」

「いいんじゃない?そして顔が近い。」

別にそんな大事じゃないと思うんだが・・・。

「大事なことだよ!!これはシリーズ存亡の危機なんだよ?」

「まて、まず心を読むな。そして弐があるなら別に良くない?」

そう。これで終わりじゃない。言うなれば、第二章にいくようなものだ。

「もういいわ。ならあそこによく似た世界。王道ファンタジーの世界に転生させるわ。てか、シリーズが変わったら貴方、別に主人公でもなんでもなくなるわよ?」

・・・マジ?頑張ろ。

「今度は、初心者向けの街に転生させてください・・・。」

もう、あんな悲劇は味わいたくない・・・。

「そういや、ノアはどうなった?」

「あの子はそのまま引き継ぎよ。あと、あの子はあなたが本当に死なない限り死なないから」

「え?チートじゃん。」

「だから、早くクリアして追加のチート能力ゲットしなさい?」

そういや、そんなことを聞いたような・・・。

「じゃあ行ってくる・・・てかお前も来いよ。」

「いやよ。行ってらっしゃーい」

「おーい!?!?ちょ、まt・・・」

せめて、転生先で良いことが起こりますように・・・。

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