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主人公異世界転生記  作者: 一ノ瀬彼方
主人公異世界転生記:弐
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Project

なんか早くね?って思ってもそっとしておいてください。

てか、早い方が嬉しいのでは?

岩谷さんは仕事についての詳しい説明をしてくれた。

職場の構造や席、設備に至るまで。

ただ、目標とやらは意味不明だったが。

「この部署の現時点での最終目標は、まるで現実世界のような仮想世界を作ること・・・らしい。」

「いや、大雑把過ぎない?流石のボクでも目的ぐらいは知りたいかなーなんて。」

とボクっ子・・・もとい早瀬が苦言を呈する。

これに関しては俺も同意見だ。というか皆も同じらしい。

ノアとかいうAIを除いて、だが。

「目的、か。正直俺もよくわかってないんだが、社長が言うには、世界の命運が懸かってるらしい、とだけ言っておこう。」

はぁ?急にスケールが壮大だな!?

・・・どうやらこれについても全員同意見らしく、皆呆けた表情をしていた。

いや、神崎を除いて・・・だな。

これは・・・無だ。思考を停止してる。

まあ、気持ちは分かるが。

「えー、ともかく・・・そんなことを言われても困ると思うから、まず第一目標!とりあえず、プログラムだけ作ろう。

要するに凄くリアルなVRゲーム作ろうぜってことだから、まずはプログラムだ。とは言っても・・・メインプログラムだけでいいしな。すぐ終わるだろう。」

実際、最近のゲームは大半がAI使ってるしな、と岩谷さんは付け足して、

「じゃあ、まずはミーティングから始めるか?」

結局、今日はミーティングだけで終わった。

んで、家に帰ってきた訳だが。

「あ、お帰りなさい!マスター。これ、テレビ見てください!テロですって、隣町ですよ!?あれ?ここって・・・。」

・・・テロ組織に俺の職場が占拠されてた。

え?明日からどうするの!?

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