救う
大変遅くなりまして申し訳ございません!すっかり忘れてましたね・・・w
まあ、内容が内容でして・・・そこそこ重要な部分なんですよねぇ。
「じゃあ色々終わったみたいなんで、そろそろ行かせてもらいますね。」
「ちょちょ、ちょっと待ちなさいよ!これじゃ私が来た意味ないじゃない!」
・・・確かに。
女不審者は咳払いをしてから語りだした。
「私は防衛省特定異界対応部隊F-5所属・第三部小隊隊員の白石だ、と言っても君には伝わらないだろうが。本来ならば私はここに配属されるはずではなかったのだが様々な理由があり、君と接触する任務の遂行中だ。本題に入ろう。今、君に真実を伝えることは対情報汚染プロテクトによりできないが我々は君を救いにきた。」
・・・情報量が多くてちょっと理解できないがつまりこの人は何か特殊な部隊の隊員で俺に会いに来たらしい。
「単刀直入に言おう。死んでくれ。」
「は?何言ってるんです?」
死んでくれって言われても困るんだが。
あれ普通に痛いし。まあ、意外と来ると思ってると大丈夫なんだけど。
「君には二度、死んでもらう。まず、ここで死ぬとあちらのサーバーのエントランスルームに飛ぶ。そこでもう一度死ぬことによって君はこの世界から脱出できる。脱出したら我々が保有する君の体に意識が戻る。」
「・・・俺は別に戻りたくないです。第一、俺にはそんな記憶はありません。」
きっと、それはプロテクトとやらによるものだろう・・・だけど、そうだったとしても・・・。
「俺は多分戻りません。あっちで何が起こっているのか、あなた方の目的、製作者の目的。俺にはさっぱりわかりません。ただ、あなた方は信用できない。もちろん、製作者達も信用できません。だから、俺はこの俺が生きている今で生きていきます。」
「そうか。私としては君の意見を尊重したいのだが・・・上は絶対許さないだろうな。はぁ・・・何故だろうな。我々は救うことが使命だ。だが、救うとはなんだろうな。ここから解放することなのか、それとも君のやりたいようにさせるべきなのか。果たして私はどうするのが、人として正解なのだろうか?」




