唐突の死。結構落ち込んでる。
魔王城で暮らして3日目。
死んだ。
死因は魔王城の周りのモンスターにやられた。
普通、そんな簡単には死なないだろう?
一撃でした。主人公なのに・・・。
「で、初めての異世界を3日で死んだ感想は?」
「最悪だ。てかそんなことを聞くな。結構落ち込んでるんだぞ」
久しぶりに自称女神に会った
「でも、魔王と仲良くなったのに死んじゃうなんて不幸ねぇ。」
「ん?どういうことだ?」
俺は物分かりは良くなったが考察は得意じゃないんだよなぁ
「だって魔王と仲良くなれるのは普通、魔王だけよ?それを偶然にも仲良くなれたのに、死ぬとか作者も趣味悪いわねぇ。」
俺、それ聞いてもっと落ち込んだんだけど・・・。
「まあいいわ」
「いやよくねぇよ」
まあいいわで俺の死をなかったことにするなよ。
「と、とりあえず。あなた、これから戻るか、やめるかどっちにするの?」
「でも戻る理由がないぞ。メリットがない。そして何より死にたくない。」
「あなた、薄情ねぇ・・。せっかく仲良くなった魔王を捨てていくの?」
そういや、昔から薄情だとか冷たいとか陰キャだとかいわれたなぁ。
・・・最後の関係ねえし言い返してやったけど。
そして捨てていくっていう言い方やめろ。
「メリットはねぇ、なんと追加の補正つけてくれたりしてくれるって。」
「マジか!やるわ。」
それはでかい。補正がつくとだいぶ楽になる、と思う。
「じゃあ、行ってらっしゃいね!」
「じゃあな!まあ、また戻ってくるだろうけど!」
てことで、初めてのやり直しを体験しにいくか!!