警報
俺たちがドラゴンにボコボコにされた次の日の朝。
ギルドに併設されてる酒場みたいな店で朝食を食べていた。
多分酒場なんだろうが、近未来な背景とも相まって全然酒場に見えない。
ちなみに寝泊りしている所は今だにテントでの野宿だ。
今の絵面を説明すると、近未来の都市で高層ビルとかバリバリ建ってる中で112人仲良くテント生活。
グループ分けはしてるけど、寝泊りは同じ場所だ。てか、グループごと、どっかで寝泊りしてもらう計画もあるが、まだそんな稼げる奴らはほぼいない。
こんな大人数を宿に泊めるわけにもいかないし、もっと人数減らせよとも思う。
そもそも宿でずっと寝泊りするっていうのは日本に置き換えれば、毎日ホテル暮らしってことだ。
まずは考えてみろ?200人ちょいか110人、まだ後者の方がいいだろ。
というか、これが限界だった・・・。
まず、外国で1年以上暮らしたことのない女、子供、老人は何とか置いていき、一部例外を除き婚約者及び、結婚した奴らも置いていってもこれだ。
と、そんなことを考えていたその時だった。
急にけたたましいサイレンが鳴って、そこにいた奴らが全員外に慌ただしく出て行った。
取りあえず、俺も外に出る。
俺の装備はここで買った近未来的なかっこいいけどシンプルな刀みたいな奴と偶然安かった黒い胸当てだけだ。
銃とかあるかもと思ったが、そもそもスキルや魔法が遠距離攻撃に向いてるのがあって開発は進まないんだろうな。ただ、魔力銃とかいう魔法を撃ち出す武器があるらしいがまず俺、エイムが死んでるわ・・・。




