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凶悪な天使




シャワーを浴び終えた俺はタオルで頭をふきながら、朝食を作ってる穂香に声をかけた。

「今日はなにする?」

 穂香は調理を続けながら、

「そうだねー、冷蔵庫の中が空っぽになりそうだから買い出しいこうか」

 それを聞いた俺は嫌気100%の顔で、

「えー、今度学校帰りに買い出しいっとくから今日は家にずっといようそうしよ」

 だってこいつ俺の嫌いな野菜をたくさん買うんだもん。一緒にいってたまるか。あと純粋に外に出たくない!

「なら、なんで聞いたのよまったく」

 と、あきれた顔で穂香は言うとやれわれと首をふった。そのあとしょんぼりとして小声で、

「龍くんと久々にデートしたかったんだけどなー」

と呟いた。たまたまそれが聞こえた俺はあたまを拭いていた手を止め、少し止まったあと、タオルを首にかけながらこう言った。

「やっぱ気が変わった。いこうか、買い出し」

 すると、先のほどの表情はから一変してにぱぁっとすると、

「うん、ついでに色々みて回ろっかぁ」

 といい、鼻唄をしながらできた朝食をお皿に盛り付け始めた。

 


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