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〇〇が喋った

イヌが喋った

掲載日:2019/03/26

犬

「わんわん」



僕

「あ、犬だ、可愛い」



犬

「分かりますよ」



僕

「うわ、喋った。びっくり」



犬

「犬って可愛いですよねー」



僕

「え、あ、うん。そうだね」



犬

「自分で言っちゃうのも何ですけど、顔とか凛々しいですしね」



僕

「うん、そうね」



犬

「あと、このキュートな佇まい……ほら、見てください。この首を傾げた感じとか」



僕

「まあまあ、いい感じじゃない?」



犬

「……え、ちょっと反応薄くないですか?」




僕

「いや、僕、犬ってあんまり好きじゃないんだよね」




犬

「わっつはっぷん!(どういうことです?)」




僕

「なんかうるさいし」



犬

「あいむしょっく!(なんてこったい)」



僕

「あと、なんか人間に媚びてる感じが、僕に似てて嫌だな」



犬

「What kind of childhood do you spend?(一体、どんな幼少期をお過ごしになられたのですか?)」



僕

「僕もよく友人から”お前は会社の犬だな”って言われます」



犬

「ゆうあぁそーりー(お大事に)」



僕

「まあ、そういうわけだから、僕はそろそろ会社に行きます」



犬

「この犬め!」



僕

「お互い様だね、それじゃ!」




少年は去っていった。


犬は、次生まれ変わったら猫になりたいと思った。







イヌが喋った  -終-


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― 新着の感想 ―
[良い点] 何とも言えない世界観が面白かったです。 てか、ずいぶんと利口な犬ですね。。
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