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ループ  作者: 星河 翼
13/14

#13 決勝戦・後半・勝負は此処から・・・

 控え室には、見学していた残りのメンバーがいた。

「おっしゃ〜!これで、望みはまだあるな?」

 英治があたしに向かって背中を叩いてきた。

「痛いよ、英治……」

 疲れで痺れている体。ロッカーに寄り添って、あたしはしゃがみこんだ。タオルがもうビショビショである。

「でも、四番にファール二個お見舞いするなんて、やるな〜アイーシャ!」

 春樹は自分事の様に喜んでいた。よほど悔しかったのであろう。そんな会話をしていた時、八神監督が初めて顔を出した。

「良くやっているな。後二十分だ。気合を入れて行け!」

「はい!」

 あたし達は、その言葉を受け取った。

「あと、後半は、声を出して行け。僕が許す。これが最期だと思っても良い。声を出して、お前達らしく、積極的に行け!」

 これが最期?疑問だった。もうバスケットをすることが出来なくなるから。という意味なんだろうか?

「ただしアイーシャ。くれぐれも日本語でな?」

 あたしにそう言い残すと、再びドアを開けて去って行った。

「後を託す。って事だろうな。八神監督も心を決めたんだ。さてと、少し休もう。声を出して行けるんなら、希望が少しは持てるぜ?後半戦!」

 雫?それってどう言う事?あたしが問おうとしたら、

「そうだな。最期のプレーは華やかに決めよう!」

 健二も……それってどう言う事なの?何か皆感づいているみたいなのに、あたしだけ知らない。

「やっと解放か?いやいや楽しかったよ。本当に」

 真?

「でも、もっと楽しみたいのにな〜!」

 友則?皆口々に訳の判らない事を口走っている。

「アイーシャ?これが最期の試合だ。思う存分やろうな?」

 雫が、あたしに言った。ちょっと待って!

 あたし達は、まだまだ試合やれるんだよ?その為の革命なんでしょ?そう言いたいけど、どう言う訳か、声が出てこない。

 春樹?英治?亮?陸?薫?あたし何か変なんだよ、声が出ない!皆を見渡した。消えていくかのように、皆が透けて見えた。

 ちょっと、待って!これは幻なの?目に見えてはいけないものだったの?触れてはならない物だったの?あたしは、何処にいるの?ああ、混乱してくる……あたしは、その後ふっと意識が遠退いていた。


「アイーシャ、時間だよ!ほら起きて!」

 真があたしの身体を揺さぶった。あ、あたし寝ていた?じゃ、全て夢だったのかな?

 しかし、あたしは控え室にいた。夢などではなかった。じゃあ、あたしは何?

「真?あたし、寝てたの?」

「疲れてるんだろ?全くアイーシャらしいな……堂々とイビキ掻いて寝てるから、起こす気にもならなかったぜ。あはははは〜」

 イビキは余計です!雫のあんぽんたん!

「さて行きますか!」

 あたしは、皆を束ねて部屋を出て行った。


 あたし達は、後半戦へとコートに向かった。

 会場はたくさんの人で埋まっている。その中に、八神監督の姿が目に入った。来賓格の席を陣取っている。その横には、あたしの両親の姿が有った。何も変わっていない様子だった。あたしだって気が付かないのかな?自分の子供の姿を見忘れる親っているんだ?何て思うと少し複雑だった。


 さて、あたし達の結束を観てもらいましょうか?示し合わせた様にコートで円陣を組む。そして、

「『南風』〜行くぞ〜!」

「おう!」

 人間らしく、あたし達が日本でやってきたらしく、声を出した。これには、観客席からの声が上った。半信半疑で観ているのが手に取るように分かった。これで良い。これからが本当のあたし達の姿を見せる機会(チャンス)なのだから!


 健二対八番。ジャンパー同士の対決。これに対応する方法はもう計算済み。

「四番!」

 あたしは、マークする相手を呼んだ。あちらこちらで声が上ったのを確認する。マークすべきヒューマノイドの背番号を声を上げて知らせる。

 審判のボールが宙に上った。健二はスルーで、ボールは八番の手で弾かれた。それを追い掛ける。手に取ったのは友則だった。

「アイーシャ、走れ〜!速攻!」

 一気に皆が相手コートへと駆け出す。

 ロングボールは、綺麗に縦に渡った。あたしはドリブルをしてレイアップシュートを決めた。これで七点差!

「おっしゃ〜」

 あたしは、直ぐ横に追い付いて来ている雫に手を出した。雫も手を出してきたお互いの手が当たり「バチン!」と音がコート内に広がった。

 観客席から、ブーイングが聞こえてくる。ああ、人間だってバレちゃったね?でも、審判団は、何事も無く試合を続行させた。良いの?それで?

「良いぞ〜アイーシャ!」

 観客席にいる、春樹達が応援している声が聞こえてきた。もう、隠す必要など無いんだから。あたし達の事は!


「四番オッケー!」

 オールコートのディフェンス。こいつに付いて、あたしはどれだけ動いて来ただろう?

「退場させてやる!」そんな風に思う試合も珍しい。敵対心むき出しの自分を、不思議と怖いと思わなかった。

「来い!負けないから!」

 言語は通じないはず。あたしは日本語を喋っているんだから。四番は一歩引くように、身体を動かしていた。ステップバック?と思わせておいて、しっかりダックインして来た。

 あたしは、それを見破ることが出来ず、前に出てしまった。ぶつかる!

「赤、四番、ディフェンスチャージング!」

 やられた。こいつに一つファールを取られてしまった。あたしは手を上げた。ちくしょう〜

「焦るな!まだ、時間はたくさんある。これからが正念場なんだ。体力使い切るなよ!」

 雫が、肩に手を置いて、助言だけして持ち場についた。

「アイーシャ!抜かれても気にするな〜」

 友則が、あたし達のコート側から叫んだ。

「悪り〜!次から、気を付けるよ!」

 会話出来る事が、力の源になる。ああ、人間は凄いよ!

 再びスローインから始まる。今度は慌てずに、四番の動きに合わせて動く。隙が無い。手を出すことは難しい。そのまま、ハーフコートまで持ち込まれてしまった。あたしは、ラインを見てクソッと思ったが、まだまだ、こいつはパスを出してない。守りきれている。

 ここまで来たら、マンツーマンよりゾーンを敷いた方が良いかも?と言うところで、

「ゾーンディフェンスに、切り替え!」

 指示を出した。あたしは、ボックスワンの勢いで、まだこいつに付いている。三十秒こいつが攻め込めない様に守らないと!でも、やはり、上からの攻撃には弱い。あたしがジャンプした時には、八番にボールが渡った。

「友則!付いて!」

 振り返って、あたしはゾーンへと走った。

 友則は、上からの攻撃に気を付けて、ハンズアップ。ゾーン内には誰も入れないように皆がカバーしている。これでは、外からのシュートしか出来ないだろう。予想通り、シュートは外から打って来た。

「リバウンド!健二!真!」

 二人は上手くスクリーンアウトして、そして、健二がボールを握った。

「走れ〜!」

 健二は、あたしと、雫に向かって叫んだ。言われなくても走ってるわよ!

 ロングパスは、雫の手に渡った。そして、そこからあたしに。ドリブルをしてあたしは敵陣に突っ込んで行った。しかし、一人後ろから走りこんで来た。足音が聞こえる。四番だ。

 あたしは、雫を見た。雫は逆サイドを走っている。ラインは二つ。あたしは、雫にパスを出した。雫は待ってました。と、ボールを受け取り、シュートを決めてくれた。これで、九点差!

「着実に行こうぜ!このまま!このまま!」

「当たり前じゃん!このまま勝ちに行くわよ!さて、みんな〜守り(ディフェンス)一本!」

 あたしは、今まで声を出しそびれた分だけ叫んでいた。

 それに相反して観客席は、見入っているかのように、静まり返っていた。そこにブーイングは無かった。変な感じだ。まあ、良いけどね?

 エンドラインからのスローイン。

「四番!」

 あたしの足腰は、もう感覚という物が無くなっていた。でも反射的に動く。人間の体って不思議だ。全ては気の持ちようなのだろうか?

 四番の動きが上からの一本になっていた。あたしは、それに届かない。もう、パスは渡っている。五番が受け取り、そのまま一気に陣地に入り込んできた。切り替えが早い。四番にファールを取られるより他を使った方が良いと言う事なのだろう。ここまで綿密なプログラムを組んでいるのは正直凄いと思う。

 五番に友則が付いている。ここから攻め込まれる可能性は高い。フェイクに弱い友則。やはり、引っ掛かった。五番はスッと中にワンバウンドしてジャンプシュートをした。そのボールはネットの中にスポット入った。決められた。

「ごめん!」

「次々!まだ逆転されたわけじゃ無い!」

 あたしは、友則からボールを受け取った。

 すると、目の前に四番が居た。気を抜いたあたしは失敗した。

「アイーシャ!気をつけ……」

 真が叫んだが、事は既に遅く、ボールを叩かれ奪い取られた。ゴール下はフリー。四番にシュートを決められてしまった。頭を叩かれてしまった気分だ。いきなり、マンツーマンに切り替えるなんて!ヒューマノイドと侮っていたあたしの失態だった。また、五点差に縮まってしまった。

「ドンマイ!敵はマンツーマンで来てる。気をつけろ〜」

 健二が、敵陣から声を出していた。

「仕切り直しだわ!行くわよ!」

 あたしは、エンドラインからマークを解いていた雫に、ボールを放り込んだ。雫は、了解!と言ってボールを運んだ。あたしは、後を追うように敵陣へと駆け込んだ。

 相手は、ここまで来るとボックスワンのゾーンの守りに変わる。何て要領が良いの!あたしは悔しくなってくる。僅差(きんさ)の勝負になっているのに、気持ちはあたし達だけが苦しい。

 あたしは、必死で穴を探した。でも、高い壁に穴は無い。作るしかない。スペースが欲しい!切り込んでいける人物!

「雫!」

 あたしは、頼みの綱である雫にパスを出した。しかし、雫のダックインは止められてしまった。何だかんだやっているが、攻め込めず、三十秒が過ぎてしまった。

「ブブー!」

 時間切れ、ブザーが鳴った。あたし達のボールは敵のボールとなった。

 スローインでボールは四番に渡る。あたしはそのボールをチェックしたが、もう攻撃パターンは決まったみたいに、五番に渡った。あたしは、必死で陣地内に戻る。

「真?友則のカバー宜しく!変わりに四番、七番はあたしが付くから!」

 あたしには出来ないから、真に頼む。まだ真の方が背の高さ的に余裕がある。だから、指示した。が、結果は裏目に出た。二人が五番を押さえるのに、空いたスペースが広すぎた。六番が、ゴール下の間に潜り込み、パスが通ると、見事にダンクシュートを決めてしまった。これで、三点差。

 ああ、やはりあたし達では歯が立たないのか?弱気になってしまう。駄目だこんな事では!気持ちが()える前に、立て直したいのだが、追い詰められてしまうと、上手く動けなくなる。流れは、敵に移った。このまま、取られてしまうのか?点を……

「何やってる!アイーシャ!気合が足らないぞ!」

 雫が(げき)を飛ばした。キャプテンとしての今のあたしは空回っているだけ。それを補佐するのが副キャプテンの役割。雫は承知して、あたしの背中を叩いて行った。でも、今のあたしに何が出来るんだ?作戦が思いつかない。これなら、雫が指示を出した方がいくらかマシだ!

 エンドラインから、雫がボールを投げる。あたしは四番のマークを外し、ボールを受け取り、再び攻撃の作戦を練る。とにかく運ばないと!(うつ)ろに頭の中で考えていた。ハーフコートまで遠い。そんな感じを覚えてしまう。

 でも、負けられない。勝たなきゃ!という気持ちも突き上げてくる。

 レッグスルーで四番を抜き去ると、あたしは何とか敵陣へと入り込んだ。此処からなんだよ〜頭がボーっとする。疲れてるからか?そんな事言ってはいられないのに。

 八神監督に言われた、あたし達らしい試合って何?その答えが欲しい。今のあたしには分からない!

「アイーシャ!何呆けてんだよ!いい加減怒るぞ!」

 雫がキツイ目付きであたしを見ていた。なら雫がやってよ!なんて言える訳が無い!試合放棄などしたら、あたしの生き方を、考え方を放棄してしまうからだ。それだけは避けなければ!あたしは、やっと気を入れ直した。

「あんた達!ちゃんと動きなさいよ!足が動いてない!」

 声を出して、そして動かなきゃ!改めて行動に移した。


 スペース。何処か……あたしは、トップでドリブルを繰り返していた。右にも左にも動いてみた。しかし、穴が見つからない。雫をスクリーンにし、敵と向き合ってもみたが、動じない。ああ、このままでは時間(タイム)制限(リミット)になる。あたしは、ドリブルを止めて、スリーポイントラインまで下がった。一か八かだ。リバウンドは、健二と真に任せる!

 狙いを定めてボールを放つ。綺麗な弧を描いたボールは、リング内に収まった。

「よし!ナイスシュート!」

 真があたしの肩を叩いた。雫が、

「これで、六点差!やるじゃん、ドンドン打て!だけどまだまだ気は抜くなよ〜」

 人差し指を立てて一本!と言う余裕な振りしてる。一体何企んでるんだか?雫らしい。

 しかし、残り十分。ここからが敵の攻撃の始まりであった。

 必死にオールコートでプレッシャーを掛けるが、思った以上に疲労感が出ているあたし達に対して、遠慮など知らないヒューマノイドは俄然身長を生かしてプレーしていた。

 隙があると切り込んで来て、軽々とダンクシュートをするし、外からの攻撃も凄まじい。ジャンプしても手が届かないから、簡単に点を取られてしまう。

 狙い(あな)はあたしに変わっていた。必死で動こうと努力するにつれて、脚が絡みつく。肩で息をしている自分が情けない。皆疲れているけど、そんな風に見せてないのに……やはり、たった一年の修行(れんしゅう)では所詮この程度なのかも知れない。

 残り三分、この時点で得点は六十二対七十。八点差のリードで『ニュー・ウェーブ』があたし達を上回っていた。

「アイーシャ!パスをくれ!」

 エンドラインからあたしはパスを入れる所で、雫は要求してきた。

 相手は、変わらずオールコートのディフェンスで、プレッシャーを掛けてくる。その中の出来事だった。

「雫?」

 何を目論んでいるのか?雫は敵のディフェンスを交わし、パスが出来る所にフリーになってやってきた。あたしは、その要求を呑み、雫にパスを出した。

「俺達は、負けるわけにはいかないんだ!」

 言い切るや否や、チャージングを取られるかも知れないと言うのに、一気に敵陣へと駆け込んでいた。それは、気迫の篭った物で、あたしはハッと気が付いた。自分の弱さに甘えていたのだと。

 雫は、元ポイントガードとしての才を発揮して、ぶつかる敵を交わして行く。空いたのは真。

「雫〜!真!」

 点数を稼ぐには真を使うのが有効的だから、あたしは指定したのだが、雫はゴール下まで駆け込んで行き、最後の相手を一気にねじ伏せてしまったのである。

「だ、ダンク?」

 雫が、ダンクシュートをかました時は、皆、呆気に取られていた。凄いジャンプ力!たった一人で二点をもぎ取ったんだから……

「これで六点差!次、守るぞ!」

 雫は、今まで沈黙を守っていたのを、ここで挽回でもする気でいるらしい。でも、一人でなんて無理だよ!あたしは、思い込んでいた。諦めそうになった途端のこのプレー、気持ちに火がつかない訳はなかった。

「雫のバカ〜!出来るんなら始めからしなさいよ!」

相手(てき)を欺くには、まず味方からってね?」

 何気取ってんのよ!あたしは口の端をキュッと上げて笑っていた。

「ディフェンス一本!奪い取る勢いで行くわよ!」

「よ〜し、来い!」

 皆の士気は上った。

「本当に嫌になっちゃうわね〜!ヒューマノイドなんて!」

 四番に付き纏いつつあたしは文句を吐いていた。脚は動く。さっきの雫のプレーに影響を受けたかのように。一人で美味しい所持って行かれたら、あたし達の立場がないじゃん!四番のドリブルを抑えて、あたしはパスを出すその時を待っていた。

 ピボットでやり過ごしている四番。次パスを出すのは……後方から足音が聞こえる。ここだ!あたしは必死でジャンプしていた。

 手の先にボールが(かす)った。指先で弾かれたボールが、サイドラインへと転がっていく。

 これを取らなきゃ意味が無いじゃない!あたしは、必死でダッシュした。そして、ギリギリの所でボールにジャンプし掴むと、空中に飛んでる少しの間に友則の姿が目の端に映りこんだ。

「友則〜!」

 あたしは繋ぐ為に、友則にパスを出した。パスは見事に通った。あたしの身体は、コートの外に思いっきり弾かれた。ゴロゴロと大きな石が転がるかの勢いで。

()―――!」

 立ち上がろうと、手を床に着いた時、膝から太腿に掛けて血が出ている事に気が付いた。摩擦熱で、擦りむいてしまったらしい。あたしは座り込んだまま、成り行きを見ていた。

 友則に渡ったパスは、見事にゴール下の健二の手元に渡り、健二がシュートを決めてくれた。

「これで、四点差!」

 守りに入ろうと立ち上がったあたしの傍を通りかかった、真が、

「行けるかい?」

 と声を掛けた。

「行けなくてどうするのよ?あたしの変わりはいないわ!」

「言うと思ったよ」

 真はクスリと笑って、ディフェンスに付く。あたしも、今運ばれてきたボールを持っている四番に付いた。ハーフコートのディフェンス。まだ負けた訳じゃ無い。試合が終わるその時までやってみなくちゃ分からないんだ。勝負(ゲーム)って物は!

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