表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夏の思い出【原稿用紙一枚小説】

作者: 極冷

今年の夏は仕事ばっかしていましたが、それでもたくさんいい思い出があって自分にとっていい夏でした。みなさんの夏はどうでしたか?もう終わってしまいましたが、みなさんの夏がいい夏になったことを願ってこの小説を。

あと夏になると時をかける少女を無性に見たくなります。ゴミ映画だけど。

海に行った。カップルがいちゃいちゃしていたり、すごく楽しそうな男女のグループがはしゃいでいた。俺は一人だった。水着の女の露出部分や胸や尻を目で追いながら泣いた。

 クーラーの効いた部屋で漫画読みながらごろごろしていた。隣の部屋から姉貴とその彼氏の笑い声が聞こえてくる。それがしだいに荒い息遣いと甘い声に変わっていく。俺は泣きながら壁に聞き耳を立てた。

 花火大会に行った。途方もない人混みの中でカップルたちは固く手を繋いで人生の荒波を愛で乗り越えようとしていた。一人の俺はでかいおっさんのケツに押されて50くらいの巨乳ばばあの胸を触ってしまった。その感触を脳裏に焼きつけながら死にたくなった。

 帰りに公園に寄った。DQNカップルが人眼を憚らずいちゃこらちゅっちゅしてた。わざと空き缶を蹴って音を立てても無視された。中身が入っていてズボンにかかった。俺は思わず家まで走って泣いた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ