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聖龍神の加護を与えら転生した先が公爵家の第2夫人の娘でしたけど、理不尽な父の扱いに耐えかねてお母様と一緒に離縁して第二の人生を歩みます。  作者: 境屋 ロマン


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006話 お母様が再婚をする?

この作品を選んで、お読で頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。


物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私とお母様は国王カーティス様によって半ば強引と言って良いくらいに王城に連れて行かれてしまい、客人待遇で豪勢な部屋に案内されてしまった。


「お母様、随分と豪勢な部屋ですね」


「そうね、あまりに豪勢過ぎて、なんか落ち着かないわね」


コンコン


「ケディナ様、宜しいでしょうか」


「あっ、はい、どうぞ」


「それでは失礼します」


「えっ、何でそんなにメイドさんが居るのかしら」


「これより、ケティナ様とアリシア様にお着替えをして頂きます。それでは皆さん取り掛かって下さい」


「「「「「はい」」」」」

メイドが5人がケティナとアリシアの装備服を手際よく脱がされてしまう。


「えっ、これはどういう事なの」

ケディナは戸惑いながらメイド達に聞く。


「はい、これから入浴して頂きます」

メイド長のミルマがゲティナに即答する。


私とお母様はあっという間に裸にされてしまい、隣にある浴室へと連行されてしまうけど、お風呂は大好きなので大人しく成すがままになる。


私は初めてメイド達に身体を洗ってもらい何だかとても気持ち良くなってしまい、まるで貴族のお嬢様にでもなった気分になると、隣に居るお母様も同じ気分なのでしょうか気持ち良さそうにしてます。


私は良くお母様に髪の毛を洗って貰ってましたが、メイドさん達は手慣れているのでしょか、とても気持ち良くて眠りそうになりましたが、お母様もそんな感じですね。


その後は広い浴槽のお湯にお母様とゆったりと浸り、とてもいい香りのするお湯のなかで癒されていると、なぜかルイも連れてこられて身体を洗って貰ってました。


 お風呂から上がり、メイドさん達に丁寧に身体を拭いた貰ってますが、お母様の裸を改めて見ると元々金髪碧眼の美白の美女でありスタイルが良くて自慢のお母様である。


しかもお母様のお胸も大きく張りが合って美乳でありEカップは余裕であり、色白のスレンダーな体形は腰は細くお尻もキュッと締り形も綺麗です。


足も長く太腿も締まりムチムチで細くてエロイですね、あのクソ公爵が執着するのも分かりますが、私も大人になったらお母様の様になれたら良いなと憧れます。


 私とお母様が浴室から出て部屋に戻ると、お部屋の中にお母様のサイズのドレスと私のサイズのドレスが10着ずつ、ハンガーラックに掛けられていて驚きです。


「え~と、これはいったい何事でしょうか」

お母様はドレスを見て、メイドのミルマに尋ねる。


「はい、これから陛下と謁見する為のご衣装でございます。それでは早速準備に取り掛からせて頂きます」


「「「「「はい」」」」」

メイド達はミルマの合図で直ぐにお母様と私に下着などを付けて行きドレス選びをして、あっという間にドレスに着せられて、お母様にはお化粧まで施されていた。


「まぁ、ケディナ様は凄く綺麗です。まるで女神様の様です」

メイドのミルマがお母様を見て褒め称える。


「えっ、そんな事はありません、揶揄うのも程々にね」

ケディナは不愉快そうにミルマに告げる。


「そんな事はありませんが、お不快な気分に致しましたら申し訳ございませでした。つい本音が出てしまいました」

メイドのミルマは直ぐに謝りましたが、さり気なく揶揄した訳ではないと否定する。


「アリシア様も可愛いですよ、装備服を着ている時も可愛らしいですけど、ドレス姿も一段と可愛らしさが際立ちます」

メイドのノエリが私を褒めて貰ったけど何となく照れ臭かった。


 私とお母様とルイの背に乗ってルーズと一緒に国王カーティスに会う為に4階から5階のロイヤルフロアにある応接室へと案内された。


「ケディナ様、アリシア様、どうぞこちらにお座りになってお待ちください」

メイドのミルマはケディナとアリシアを3人掛けのソファーを手を差し伸べて

丁寧に伝える。


私とお母様は指定されたソファーに座り、私の隣にルイも座ってルイの頭の上にルーズが乗っているのを見て、思わず可愛いと私とお母様が和む。


 私とお母様が座って待っているとドアがノックされてドアが開くと国王カーティスと女性が入って来たので、私とお母様が立ち上がり一礼する。


「うっん、あ~、待たせてな、まぁ、座ってくれ」

国王カーティスは少し緊張気味にして私とお母様に座る様に伝える。


私とお母様は国王カーティスが対面側のソファーに座ると、私とお母様も座って国王カーティスを見ると後方に女性が控えるように何か書類の様な物を持って立っていた。


「うっん、今回のスタンピードの発生では王都が危機的状況になるほどの規模だったとギルドマスターから報告を受けている。それを見事に数多の魔物を倒し王都を救ってくれた事に感謝する」

国王カーティスはスタンピードから王都を守ってくれた事に感謝し深々と頭を下げる。


「そんな、どうぞ頭を上げて下さい」

お母様は深々と頭を下げた国王カーティスに頭を下げられて、慌てて上げるように伝える。


「うっん、それでだな、え~と、何だ。痛って、おいリズ何すんだよ」

国王カーティスは後ろに立っていた女性リズに頭をバッシっと手で叩かれて、後ろを向いて文句を言う。


「うっん、バカ兄、何をしているの、シャッキっとハッキリとさっさと大事な事をケディナ様に伝えなさいよ」

国王秘書のリズは兄の国王カーティスに活を入れる。


「うっん、そうだな、ヨッシ、ケディナ殿、頼む俺と結婚してくれ、そしてこの国の王妃になってくれ、この通りだ」

国王カーティスは顔を赤くしながら覚悟を決めてケディナに告白をしてまた頭を深々と頭を下げる。


「私からもお願い致します。私は国王の秘書をしております妹のリズリアと申します。バカ兄ではありますが誠実さだけは誰にも負けません。どうか兄を支えてやってください」

国王の秘書であり妹のリズリアも深々と頭を下げてケディナに懇願する。


「えっ、え~、急にそんな事を言われましても、私は子持ちの傷物ですよ、とても王妃になれる様な立場ではありません。無理ですよ」


「無理では御座いません。ケディナ様は冒険者ランクがAだとギルトマスターの兄から聞いております。我が国は冒険者が建国した国でもありますから」


「えっ、でも、それでも・・・」

ケディナはどう断ろうかと思案するも、急な告白を受けて頭の中が混乱して良い断り文句が浮かばずにいた。


「それにお子さんがいると言う事は妊娠可能ですし、それにお子さんのアリシア様は加護持ちで優秀ですので王家で保護すべき対象者でもあります」


「えっ、アリシアがですか、王家の保護対象者のなのですか」


「はい、それもありますが、バカ兄がケディナ様に一目惚れしたようですし、国王の癖に33歳にもなって未だに独身とかありえません。どう思いますか」


「えっ、まぁ~・・・・」


「おまけにときめきを感じる女性でなければ結婚せんとかバカな事を言ってまして、そんな兄がケディナ様にときめいたと申しましたのでチャンスだと思いましていかかですか」


「そんな事を言われても・・・」


「我々兄弟としてはこの機を逃す訳にはいきません。ですからケディナ様には兄と結婚して頂きます。そしてアリシア様を養女として王家で大切に保護させて頂きます・・・・・・」


それから秘書のリズからお母様には国王カーティスと結婚するメリットを延々と聞かされてまして、特に私の件でも色々と王家の養女となって保護するメリットなどもお母様に聞かせた。


「はい、分かりましたから、アリシアの事を宜しくお願いします」

ケディナはリズの説得に陥落した。


「うふふ、それは良かったわ、これで王家も安泰です。ではこの書類にサインをお願いします。婚姻契約証とアリシア様の王家養女契約証となります。ただアリシア様には王位継承権はございません」


「えぇ、それは分かっております。アリシアが独り立ちするまでは保護してくれるのですよね」


「はい、結婚なさるまでは我が王家の一員で御座いますが、ケディナ様と縁が切れる事は一切御座いません」


こうして国王カーティスとお母様の婚姻が成立して、今晩から寝床を共にする事に為り、私はルイとルーズと共にお母様の部屋の隣の部屋に住む事になりました。


 その晩は王家の家族の方達との結婚を祝う会食会が開かれる事になりまして、王妃様のお披露目会は一月くらい先を予定して今後準備を進めるとの事です。

お読み頂きありがとうございます。

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