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聖龍神の加護を与えら転生した先が公爵家の第2夫人の娘でしたけど、理不尽な父の扱いに耐えかねてお母様と一緒に離縁して第二の人生を歩みます。  作者: 境屋 ロマン


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004話 ルディナス王国の王都に着いてスタンピードに巻き込ませる。

この作品を選んで、お読で頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。


物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私達は路銀にまだ余裕があるので、ルディナス王国の王都へ行って冒険者ギルドへ寄ってみて、ソリアニア王国側の近い街でそれなり稼げそうな街の情報を得る為に向った。


国境の街シルビナから乗合馬車を乗り継いで、12日間程でやっと王都の入場門の前に到着し検閲の順番を待っていると、並んでいる列に冒険者風の人達も結構多く並んでいて近くに魔物が狩れる森でもあるのかなと思った。


「お母様、随分と冒険者の方達が並んでますけど、近くに魔物が居る森でもあるんですか」


「う~ん、あるにはあるけど、チョッと多すぎる感じがあるわね」

ゲティナは確か王都の近くにも魔境の森と呼ばれるカティスナ森林があったと思うけどスタンピードとかじゃないわよねと嫌な予感がした。


 暫らく待って乗合馬車の乗客の検閲が始まり、お母様の番になり冒険者証を見せると衛兵がチラと私を見てから、お母様に問いかけた。


「うん、カティさんはCランクかい、王都にはスタンピードの参加する心算で来てくれたのかい」


「えっ、スタンピードですか、いいえ、旅の途中ですけど起こるのですか」


「あぁ、明日か明後日にはと推測されている。どうやらお子さん連れではあるけど、出来れば後方支援でも良いから参加して欲しいだが」


「う~ん、娘と一緒で良ければ後方支援に参加しても良いですけど、娘にはそれなりに鍛えてますから良い体験ができると思うので」


「おや、随分とスパルタなんだね、まぁ、その辺は冒険者ギルドに確認してくれるかい、娘さんの参加の是非は私の範疇では無いからね、それでは失礼します」


「えぇ、分かったわ・・・、アリシアは参加したいかな」

ケディナは衛兵が乗合馬車から降りるのを見てからアリシアに意思確認をする。


「うん、怖いけど、お母様の傍に居たい」

私としはお母様から離れるのだけは嫌だし、万が一の時に傍に居なくて後悔したくないので何が何でもお母様の傍にいると誓う。


「うふふ、そうね、アリシアは私の傍が良いものね、私もアリシアが傍に居れば安心して戦えるわ」

ケディナはアリシアが予想通りの意思を示したので嬉しく思った。


「キャウー」

乗合馬車が動き出すと同時に後方から飛び乗って来た白い子犬がアリシアの膝の上に飛び乗って来た。


「あら、何かしら白くて可愛い子犬ね、お母様どうしましょう」

アリシアは突然膝の上に飛び乗って来た白い子犬の頭を撫ぜる。


「あら、そうね、でもそれは子犬ではなくて白狼の子ね、珍しいけど。まぁ良いじゃない、アリシアのスキルが魔獣使いだから名前を付けて上げれば飼っても良いわよ」


「うん、分かったわ、う~と、この子は雌かしら、あれが無いから雌ね、う~とルイで良いかな、どうかなルイで」

アリシアは頭を撫ぜながら考えて、ルイと名付けると体内から魔力が抜けて行く感覚を感じるとルイが舌で頬を舐めると魔力が抜ける感覚が収まった。


「キャウ」

ルイはアリシアの頬を舌で舐めて応じる。


「あっ、お母様、どうやらティムしたみたいです。守護獣フェンリルとなってます。頭の中にメッセージが浮かんできました」

私はお母様の耳元で感じたことを伝える。


「うふふ、まさかこんな所で運命の神獣と出会えるとは良かったわね、アリシア」

ケディナとしてはアリシアにまさか神獣フェンリルが守護獣になってくれた事が何よりも嬉しく感じ小声で祝福する。


「キャウ」

ルイは尻尾を振って探し求めてきたアリシアと巡り会えて感激する。


 乗合馬車の停車場に到着して私とお母様が最後に降りる時に私の目線が高くなったと思ったら、ルイの背に乗せられていた。


「あれ、ルイって、こんなに大きかったのね、ビックリしたわ」


「キャン」

ルイはアリシアを背に乗せて嬉しくて尻尾を振りまくる。


「う~ん、何んと説明したら良いのかしらね、まぁ、いいか白狼で押し通すしかないわね」

ケディナは急にルイが体長が2mくらいに大きくなったのを見て、どうしたものかと悩んで白狼で押し通す事にした。


 私はルイの背に乗ってルンルン♪気分でお母様の隣をルイが歩いてくれて、冒険者ギルドへと向けて歩いていると王都の民達が物珍しさそうに見ていたけども何となくせわしなく感じた。


 冒険者ギルドに看板が見えてギルドの玄関前に着くと私はルイの背に乗ったままお母様と同時に扉を開けて中に入ると、冒険者達が沢山いて少し驚いたけど空いてるカウンターの列にお母様と一緒に並ぶ。


 暫らく並んでいると冒険者達の視線が私に注目が集まり、白狼の背に乗っているの子供の私に対して興味を誘ったようである。


「お母様、どうやら私は冒険者の皆さんから注目されているみたい、何だか恥ずかしいです」


「うふふ、大丈夫よアリシアが可愛いから注目されているのよ、堂々としてなさい、アリシアは本当に可愛い私の自慢の娘なのよ」

ケディラは娘の頭を優しく撫ぜて自信を持つ様にアリシアに伝える。


 お母様の順番が着てお母様が受付嬢にスタンピードに娘と一緒に参加できないか交渉をすると、流石にそれは無理だと言われてたので諦めて参加を見送る事を告げようとした瞬間に呼び止められた。


「あぁ、そこの母娘チィートばかり話があるから一緒に付いて来てくれないか」


「ギルドマスター、どうしたのですか珍しいですね」


「何せっかくの逸材をな、みすみす逃す訳にはいかんのよ分かるかギルドマスターとしてわな、ましてやスタンピードが起こると言う時にだぞ、とにかく俺の執務室に来てくれ」


「はぁ~、良いわ、アリシア行きましょう」


「はい、お母様」

私はお母様と一緒にギルドマスターの後を付いていく。


私とお母様は受付カウンターの脇にある廊下を通り、奥の階段から2階に上がりギルドマスターの執務室に案内されて、執務室に入るとソファーに座る様に勧められて座る。


「俺はギルドマスターのゲィンズだ。ところであんたのランクはどうなっているだ。冒険者証を見せてくれるか」


「私の、はい、どうぞ」


「ふん~、どうしてだ名前が違うじゃねえか、ケディナじゃないのか、しかもAランク何だろあんた何か事情でもあるのか、俺は特Sの鑑定眼を持っていてね分かるんだよ」


「あ~、実はある貴族から身を隠す為に特別処置を取って貰ったのよ、強引に側室されてた挙句、娘が産まれてからは正妻から酷い扱いを受け続けていてね、我慢の限界を超えたから母娘で逃亡した時にね」


「ほぅ、それで逃げてここまで来たと」


「まぁ、その貴族があまりにしつこくて一度逃亡先で捕まり連れ戻されたけど、そしたら今度は正妻から毒を盛られてね、それで頭に来て訴えると言ってやっと離縁できたわけよ」


「そうか、それなら、もう特別処置が要らねえな元の冒険者証に戻す。それとその娘はアリシアか大した娘だな、さっきちらっと聞いたが一緒に参加したいと言ったな」


「えぇ、この子にはいい経験になるからね、でもダメだと言われたから諦めて先の街に行く事にしたのよ」


「なら、俺の権限で特例でCランクで冒険者証を作らせる。神獣使いだぞ逃す訳には行かねな」


「あれ、魔獣使いじゃないの」


「うん、いいや神獣使いだな、もし最初が魔獣使いだったとしたらスキルアップしたな、その神獣のルイと契約してな、それにしても全属性とかすげえな、アイテムボックスにそれに加護持ちかよ」

ギルドマスターのゲィンズの計らいでケディナはAランクの冒険者として元に戻り、アリシアは6歳で特例のCランク冒険者として登録された。


私はお母様とパーティーを組んでパーティー名をフェリルと決めてスタンピードの前衛部隊にギルマスのゲィンズに指名されてしまい、今晩はギルドの仮眠室に宿泊するように命じられた。

お読み頂きありがとうございます。

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