026話 長い夏期休暇の過ごし方。
この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
私はお城に戻ってからの過ごし方を考えて最初の1週間は日中はお母様と弟達と過ごし、晩餐後にはお風呂に入ってから課題に取組み1週間で終わらせる計画を立てた。
2週間目からは週の半分を家族と過ごし、半分を薬学研究塔に行ってキリヤ魔導士にお願いしてポーション作りをしたり冒険者ギルドへ行ってギルドマスターでゲィンズ叔父さんに会って魔物討伐の許可を取り、出来れば魔物討伐もしたいと考えている。
ただディナスはお母様に似て美男子になりそう心配ですが、ルティナは私と少し似ている感じがして可愛らしい妹だと思います。
サティスは今のところお父様に似ている感じがしますが、それでも私の弟だと思うと可愛いですし、活発で元気な所はアリシアにそっくりとお母様が申してました。
お母様も私を入れて5人目ですよ、それでもお美しくて優しいくてまさに聖母様のように慈愛に満ちていて、本当に私が憧れる自慢のお母様です。
今ではお母様のお腹もふっくらと膨らんで順調に胎児が育っている様ですね、今度は妹だと良いかなと個人的には思ってます。
しかし子供が3人も居ると流石に賑やかですね、ディナスも元気で一緒に遊ぶのが大変ですね、私も体力には自信がありますが付いて行くのがきついです。
妹のルティナも活発でハイハイが早いですよ、私の場合は実父から抑圧されて色んな意味で伸び伸びと出来る環境ではなかったので、お母様も暴れる私を抑えるは大変だったと思います。
そんな事を考えながら課題の問題をスラスラと解いて行き、1学期の復習の様な課題なので、私には取ってはそれほど面倒なことではなかった。
いざ始めると思ったほど時間を掛けずに課題が終わりそうな手応えを感じて3時間ほど課題をこなし、それからベッドの上でルイのモフモフを感じながら眠りに就く。
因みに私の嘗ての専属メイド兼護衛のラティラとリイラの二人は揃って懐妊したという事で、今は産休に入っていると聞いて驚きました。
お城に帰って来て2日目の朝を迎えて、ルイとルースによって寝ている私の両頬をペロペロと舐められてくつぐったくて目が覚めると大きく背伸びをする。
「うっんん~、お早う、ルイ、ルーズ、お腹でも空いたのかな、起きるから待っててね」
私は背伸びを2回してからベッドから起き上がり部屋着に着替えた。
私が起きて部屋着を着ている頃にメイドさんが来てくれたので、私の身形を整えてくれて支度が出来たらルイとルーズを連れて部屋を出てダイニングルームへ向かった。
ダイニングルームに入室すると既にお父様とお母様とディナスが席に座っていて、私は挨拶を交わしてから、お母様の正面の席に座るとメイドさんが朝食の料理を持って来てくれた。
「頂きます」
私は感謝の言葉を述べてから料理を食べ始める。
「アリシア、今日はどう過ごすのかな」
「はい、お父様、今日もお母様とディナス達と過ごす心算ですが、何かありますか」
「いいや、ただな、どう過ごすか聞いただけだ。何かしたい事はないのか」
「はい、最初の1週間はディナス達にお姉さまアピールしておこうと思います。2週目から週の半分くらいは薬学研究塔にお邪魔して久々にポーション作りしたり、ゲィンズ叔父さんの許可を取って魔物討伐しいたかなと思ってます」
「うふふ、アリシアらしくて良いわね、ところで学園生活はどうなの」
「はい、そうですね、それなりに楽しいのてすが冒険者科の実技の先生にアリシアさんに終える事が無いから高等科に飛び級したらと勧められました」
「あ~、そう言えばダンジョンも60階層まで踏破したと聞いたけど本当なの」
「はい、流石に61階層からは先は進めません。ルイとルーズだけを連れて挑めば70階層くらいは行けると思うのですが、2人以上でなければダンジョンに入れませんから残念です」
「そう、でもねアリシア、確かにルイとルーズの力があれば踏破出来るかもしれない。でも1人だけでは限界もあるしルイとルーズにも負担が掛かるの、何でも1人で出来ると絶対に過信してはダメよ」
ケディナは神獣の力に溺れて自分の力量を知らず過信するのが一番危険だと怪訝な表情でアリシアに言い聞かせる。
「そうだなケディナの言う通りだぞ、アリシアは俺から見ても確かに天才だが、だからこそ心配なのだ。己の力に溺れ過信すると周りが見えなくなる。どんなに強くなっても謙虚さだけはアリシアに何時までも持っていて欲しいと思うぞ」
「はい、お父様とお母様のお言葉を肝に銘じます。謙虚さを忘れるな、過信は自滅へ誘う1歩ですね」
私はお母様とお父様からありがたい教訓を頂き、その教訓を礎にこれからの人生を歩んで行こうと誓う。
私は朝食の後は計画通りにお母様の部屋でディナス達と一緒に過ごして、お姉さまアピールを続けて弟達の面倒を見て、お母様の負担を少しでも減らそうと努めた。
お父様は先日の私の話を聞いて、その裏通りを行う為に帝国関連の情報収集をする為に南側の隣国キルキア王国からの情報を集める事に集中していた。
「陛下、どうやら、アリシア様の言う通りですね、イズラーム帝国側からの一方的な宣戦布告で開戦したようですが、開戦して間もなく空に龍が飛んできて帝国軍だけを殲滅して近く街を半壊したそうです」
「そうか、それでキルキア王国は直ぐに撤退したのか」
「いいえ、半壊した街に進軍し残党兵士を生け捕りにしてその後に街を制圧し、そこ街を新たにキルキア王国領に組み入れたそうです」
「まぁ、そうだろうな、一方的に進軍されたんだ何も取らずにでは怒りが収まらないだろうな」
「キルキア王国では組み入れた街を復興させて、そこを拠点にさらなる進軍を帝国側に仕掛けていくようです」
「まぁ、暫らくはキルキア王国の様子を見よう、王として帝国には絡む気はない、国益にならんからな」
「はい、それが正解だと思います。ソリアニア王国でも帝国側に砦の街を北側に建設するようですね」
「あぁ、帝国側からの進軍を防ぐ目的だな、少し帝国から領土取り戻したいのもあるだろうがな、それに将来アリシアが絡まなければいいが、しかし今最前線に住んでるからな心配だよ」
「あはは、もう、しっかりアリシア様の父親ですね」
「あぁ、当然だ。誰が何と言ってもアリシアは俺とケディナの可愛い大切で娘だからな・・・・」
国王カーティスがいかにアリシアを大切に思っているかを宰相のケビナスに延々に話し聞かせる。
国王カーティスはお昼もダイニングルームへ行ってケディナとアリシアと子供達と一緒に家族との触れ合いを大切にしているが、特にアリシアが居る間は特に一緒に居たいと強く願っている。
午後になってから国王カーティスの元にキルキア王国から第2報が入ってきて、どうやらイズラーム帝国の帝都が滅んだとの事であった。
「やはり、アリシアが言っていた大きな街の中心部を破壊したと言っていたが、やはり帝都であったか」
「でも、うっふふ、アリシア様らしいと言いますか、頭に来たから戦争できなくするために大きなお城と周辺を吹き飛ばしたとか言ったましたけどね」
宰相のケビナスはアリシアが帝都を攻めた話しをしている時の事を思い出して笑いを堪える。
その頃アリシアは妹のルティナがハイハイにして逃げるを追いかけたり、おしめを交換したりと面倒を見ていると、ディナスに背後から抱きつかれてたりと面倒を見ていた。
その様子をケディナが微笑みながら見て、兄弟の絆を大切にしようとしているアリシアが本当に良い子に育ってくれたのと、幼少期を最悪な環境で育っていた頃を思い出すと涙が出そうなる。
お読み頂きありがとうございます。
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