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聖龍神の加護を与えら転生した先が公爵家の第2夫人の娘でしたけど、理不尽な父の扱いに耐えかねてお母様と一緒に離縁して第二の人生を歩みます。  作者: 境屋 ロマン


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023話 学期末習得実力試験を受ける。

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 お姉さまが執事のリガルドさんと結婚して早いもので1ヶ月が経過しましたが、毎晩のように二人で子作りに励んでいる様です。


お姉さまが中々満足いかないようで、リガルドさんが体力作りの為に騎士団の練習に午前中だけ特別参加するようになりました。


 リガルドさんは中等部まではお姉さまの剣の稽古相手をしていたそうですが、高等部に進学した時にお姉さまと婚約が決まり、領地経営をする為に経済科を選択して勉強ばかりしていたそうです。


そのためが体力的に衰えてしまった様でして、お姉さまが望む回数が出来なくて、今は体力作りのために騎士団の訓練に特別参加する事になりました。


 どうやらお姉さまは私の両親の営みの話を聞いていたので、その影響でリガルドさんのハードルが上がった様でして、中々大変だなと婿の立場のリガルドさんに同情します。


 お姉さまは王家の繁栄の為にも最低でも3人は子供が欲しいとの事でしてので、お姉さまも執務の合間に騎士達を相手に模擬戦を行い鍛えている様です。


「ねぇ、リガルド、頑張ってくれるのは嬉しいけど、身体の方は大丈夫なの無理して壊さないでよ」

お姉さまは夫のリガルドの体調を心配する。


「あぁ、大丈夫だよ、体調管理は基本だから無理はしてないよ、それよりアセリアはどうなんだ」


「うん、無理はしてないけど、はぁ~、ただね、北側の砦の開発が・・、人手が集まらなくて中々進まないのよ」


「そうか、ここの作業員達は国元へ帰ったらな、今の時期は農作業が忙しいからな難しいな、冬季にならないと集まらないと思うぞ」


「アリシア、いざとなったら協力してくれる」


「はい、いざとなったらですね、ただお姉さま、私は夏期休暇の間は里帰りしますから、その事だけは忘れないでくださいね」


「うん、それは大丈夫よ帰さなかったら、叔父様に叱られるわ、アリシアが帰ってくるの楽しみにしているもの」


「うっん、アセリア、悪いけど先に部屋に戻るよ、アリシアさん、おやすみ」


「あっ、私も行くわ、それじゃアリシア、おやすみ」


「はーい、おやすみなさい」

私はお姉さま達が今晩も子作りに励むのかと思いながら二人を見送り、頑張れと心の中で応援する。


 私の方も入学してから1ヶ月過ぎて授業が進んでからは毎週休み明けの月の日に習得試験が行われ、今のところはトップの成績を取っています。


「ふぅ~、終わったわね。アリシアはまた満点かな」

りデイがアリシアに試験の出来栄えを尋ねる。


「本当に凄いわね、私も勉強してるげど、アリシアみたいに満点なんて取れないわ」

サンタナも後一歩と言うところで満点を逃している。


「う~ん、どうかな、最近は難解になって来てるから分からないわ、勘違いとかしそうだもの」

私も最近は余裕がなくなってきているのは事実である。


ただ授業が進むにつれて徐々に難解になってきているので、私も流石に予習と復習をしないと成績の維持が難しくなってきてます。


 ダンジョンの方も攻略がまだ進んでおらず、エリザさんとイコマさんも騎士団と魔術師団の訓練に参加してスキルアップに励んでまして、隔週の週末に私とダンジョンに挑んでます。


「ふぅ~、今日も無事に地上に帰ってこれたわ」

エリザが60階層のボス部屋の魔物を倒して地上に上がってホッとする。


「本当ね、教官、今日の私達は戦いぶりはどうでしたか」

イコマはアリシアに今日の戦いぶりの感想を聞く。


「う~ん、だいぶマシにはなっているけど、・・・・まだまだですかね」

私は61階層からの魔物の動きの素早さに付いて行くには正直まだ足りないと感じた。


「うっ、中々厳しい評価、ありがとう、う~ん、もう少し魔法の無詠唱が出来るようになればもっと素早く反撃できるのかしらね」

イコマは無詠唱で魔法を使える様に訓練をしている。


「そうですね、もう少し魔法と次の魔法の間隔が短く出来れば良いですけどね」

私は因みにイメージで魔法を放つので割と連発して魔法が攻撃できます。


 その後は冒険者ギルドへ行って魔物素材を買取って貰い、報酬を受取ってから公爵邸へ徒歩で半時ほどゆっくりして帰る。


 私は公爵邸に帰ってから早々に部屋へ戻り部屋着に着替えてから学園の学科の予習と復習を始めて、晩餐の時まで勉強に勤しんで時を過ごし、ルイとルーズは寝床の休んで過ごす。


 私は割と真面目に学園生活を送りながら日々を過ごしていたら、瞬く間に学期末習得実力試験が始まりましたが、体育の試験がないのを最近知りました。


午前中に学科の試験が終わり昼休みに入ると、私はリディとサンタナの3人で学食へ行きランチを摂って学科試験の出来栄えの話し合った。


「アリシアはどうだったの満点は取れそうなの」

リディがランチを食べ始めてから、すかさずアリシアに尋ねる。


「う~ん、多分だけどそれなりには手応えがあるとは思うけどね、どうかなミスが無いとは思うけどね」

私も絶対的自信はないのでぼかかして答えた。


「アリシアも自信があまりないのね、私は8割くらいかな、リディはどうなの」


「私ですか、アハハ、はぁ~7割くらいかな、それでも私なりには健闘したと思うだ。後は午後からの冒険者科の実力試験に全てを賭けるわ」


 私達は午後から冒険者科の実力試験に気合いを入れる為に早めにランチを食べてから、直ぐに教室に戻り装備服一式を持って更衣室へ行き装備服に着替えて、競技場へ行って身体を解してから剣の素振りなどして試験に備える。


「そう言えばアリシアは魔法の試験は免状なのよね」

リディがアリシアに確認する。


「そうね、もう教える事が無いし、それに修理代がかさむから試験は当面は免状しますと言われたわね」


「うふふ、その時の事を思い出すと笑えるけど、無詠唱ではの破壊力だものね、流石はアリシアよね」

サンタナは思い出し笑いをする。


「まぁ、加減した心算だったけど、加減って難しいのよね・・・」

私は最近になってからどのくらい加減をすれば良いかを何とか理解できた来たけど時すでに遅しであった。


カーン、カーン、カーン。


「ヨーシ、これから試験を始めるぞ、魔法の試験を先に受ける者は向こうに行くように、剣技は冒険者を5人呼んでいるからな、アリシアも冒険者側に来るように報酬は冒険者ギルドで受け取る様にな」


「えっ、先生、私の試験はどうなるのですか」


「アリシアの剣技に試験が要るかよ、だから冒険者側で受け手側になる様にな」


「は~い、分かりました」

私は先生に言われて冒険者側に立ちクラスメイト達の剣の実技の受け手側としい実技の試験の間を過ごす。


「ヨシ、試験は終わりだな冒険者の皆さん、お疲れ様でした。もうお帰り頂いて結構です。アリシアは担任から依頼票を後で貰うようにな、流石だなこれからも頼むぞ、アッハハハ」


「先生、私も一応この学園の生徒なんですけど」


「まぁ、そうだけどな、そんなに嫌なら飛び級試験でも受けたらどうだ。ハッキリ言うが実技でアリシアに中等部で教える事は無いぞ。飛び級試験を受験するのを考えたらどうだ」


「飛び級試験ですか、そうですか実家に帰ったら相談してみます」


「あぁ、そうだな両親と相談すると良い、その方がアリシアの為だと俺は個人的に思うぞ」


こうして私の学期末習得実力試験は終わり、着替えて教室に戻り担任の先生から完了済みのサイン入りの依頼票を受取り冒険者ギルドによって報酬を受取ってから帰宅する。

お読み頂きありがとうございます。

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