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聖龍神の加護を与えら転生した先が公爵家の第2夫人の娘でしたけど、理不尽な父の扱いに耐えかねてお母様と一緒に離縁して第二の人生を歩みます。  作者: 境屋 ロマン


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019話 ルディナス王国の国王夫妻にイスバルリア王国第2王子ケティナスが謁見する。

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私が王立ソリアニア学園の学力試験を受験している最中に何とイスバルリア王国の第2王子ケティナス王子が国王カーティスと王妃ケディナと謁見していた。


 事の始まりは1週間前にイスバルリア王国の国王エディナス名義の王家の封蝋された書簡が届き、大事な案件があるので代理人として第2王子ケティナスの謁見して頂きたいとの内容であった。


「う~ん、リズどう思う、イスバルリア王国の書簡で第2王子との謁見の申し込みがあったが断る訳にはいかんよな」


「まぁ、一応筋は通してきているので、拒否すると国王の品格が損ないますけど、別にバカ兄貴の品格が落ちたところで痛くも痒くも無いですけど、十中八九アリシア様絡みですよね」


「まぁ、第2王子との婚約の申し込みだろうな、ただな、王家同志の婚約もだが、それなりの根回しが必要なはずだろう、行き成りその話が来たら怒るがな」


「そうですね、前提として国交がない訳ですから、先ずは国同士の何らかの条約を締結して国交を始めて交流し、ある程度の信頼関係を築いてから王家同志の婚姻について話しを持って行くのが筋ですよね」


「まぁ、いずれにしろアリシアは政治利用しない約束だからな、アリシア絡みの話は全て拒否するがな、まぁ、一週間後の午前10時で謁見に応じようか、話だけは聞こうではないか」


「そうですね、王妃には私から先に伝えておきます」


「あぁ、そうしてくれるか、ケディナに後で相談したいと伝えてくれるか、俺はあくまでもケディナとアリシアの味方だからな、あっ、それとアリシアは冒険者として自立して旅に出たと噂を流してくれるか」


「あっ、それは面白うそうね、分かったわ、アリシアの進路は私達以外は誰も知らないものね」

リズは面白そうだと思い、少しずつアリシアが冒険の旅に出た事を広めていく事にした。


 それからリズはケディナの部屋へ出向いて、イスバルリア王国の第2王子と一週間後の午前10時に謁見が決まり、対策としてアリシアは冒険の旅に出たと噂を流す事とカーティスから謁見の件で相談したい事も伝えた。


 ケディナはどんな事が合ってもイスバルリア王国からアリシアは守って見せると心の中で近い、夫のカーティスにも自分の考えをハッキリという覚悟を決めた。


晩餐の時に国王カーティスと王妃ゲティナの二人は先ずは黙って食事を始めて、暫らくしてから国王のカーティスの方からケディナに第2王子との謁見について話し始めた。


「うっん、ケディナ、リズから聞いていると思うがイスバルリア王国の国王から書簡が来て、大事な案件があるから代理人として第2王子との謁見をして頂きたいという事でだ1週間後に謁見する事になった」


「はい、リズさんから聞いております」


「まぁ、恐らくアリシア絡みだと思うが、アリシアとケディナについては俺が絶対に守る。イスバルリア王国には絶対に渡さん。すべて拒否する。それで良いか」


「はい、ぜひ、それでお願いします」


「まぁ、あんまり酷い事を言って来たら即刻出国させるがな、イスバルリア王国とは国交が無いからな、第2王子が何の目的で留学して来たのか分からんからな」


「そうですね、私にとってもイスバルリア王国は苦い想い出しかないです。あの国は特に王侯貴族と白龍神教会は腐りきってました。貧富の差もありましたし本来なら国民も皆さんも神の加護を享受できるはずなのにです」


「そうだな、しかし、白龍神から見切られても、なお、白龍神の加護に縋ろうとは女々しいにもほどがあるな」


「そうですね千年のも間に白龍神の加護を受けて起きながら一部の者で豊かさを独り占めして胡坐をかいて生活していたのだから忘れられないのでしょうね、哀れとしか言いようがないですわ」


「まぁ、そう言う事だな」


国王カーティスと王妃ケディナはイスバルリア王国の醜態に呆れつつ、その国に対してやるせない気持の抱き、その晩はお互いに求め合い激しく愛し合い抱き合って眠りに就く。


 二人で激しく愛し合った晩から1週間が経ち、イスバルリア王国の第2王子との謁見の時間が来て、国王カーティスと王妃ケディナは玉座の座り、第2王子ケティナスが謁見の間に来るのを待った。


 午前10時となり謁見の間に扉が開いて、まだ幼さが残る第2王子ケティナスが赤い絨毯の上を堂々として歩き玉座の前に止まり、片膝を付いて礼を取る。


「顔を上げるが良い、よくぞ参られた第2王子ケティナス殿、書簡には大事な案件とあったが、その内容をもうしてみよ」


「はい、そこに居るケディナと娘のアリシアの引渡しを要求致します。どうかお聞きいただける様にお願いする」


「ホォ、随分と舐めた事を言うよるな、なら俺はお前の首をこの場で頂こうか、そのくらいふざけた事を言っていると理解しているのだろうな」


「なぜです、一介の冒険者でしか過ぎないのですよ」


「それが貴国の国王の考えなのか、聖白龍神イルハ様がアリシアに告げたそうだが、本当に救いようのないクズのようだな、加護を与える価値が無いと告げていらしたそうだか誠だな」


「我々に価値が無いとはどいう事か」


「話にならんな謁見は終了だ。お前には直ちに出国を命ずる。留学は取り止める。おいそこのクズ王子を拘束して直ぐに出国させろ、今後イスバルリア王国の王侯貴族の入国を禁止する」


「ハッ、オッイ立て、連行する。刃向かうとこの場で斬るぞ」


「そんな、バカな・・・・・」

第2王子ケティナスは兵士に拘束されて直ちに出国させられた。


「はぁ~、飛んでも無い王子だな、まさか、そこまで選民思想に洗脳されているとは話にならんな」


「はい、驚いて言葉も出なかったわ、まさか行き成り私とアリシアを引渡せとは意外過ぎました」


「いや~、私も脇で聞いていて驚きました。一国の王妃を行き成り引き渡せとは常軌を逸してます」

秘書のリズも驚きのあまり思わず立ち尽くしてしまった。


「あれだな、イスバルリア王国の条約を結んでいる隣国のオディニアス王国の交易も見直さなければならんな、イスバルリア王国に我が国の交易品の流通を全面禁止にしよう」


「そうですわね、直ぐに通達を出します。姉にも手紙で知らせておきます」


「あぁ、そうだな、そうしてくれ、ケディナ一緒にリビングルームでお茶でも飲もうか」


「はい、お供します」

ケディナはこれで完全にイスバルリア王国とは縁が切れたと安堵する。


 その事はケディナに秘かに与えれていた白龍神の加護を通じて聖白龍神イルハに知るところにとなり逆鱗に触れ、さらなる災いがイスバルリア王国に及ぶことになる。


この出来事は宰相のケビナスから隣国のオディニアス王国の国王に書簡が送られて、第2王子ケティナスによる無礼な振る舞いと他に罰則が記された。


罰則の内容はイスバルリア王国に我が国の交易品の流通を全面禁止とし、違反した場合は一切の取引を禁止する旨を記した。


 イスバルリア王国の国王代理の第2王子ケティナスの謁見での無礼な発言が直ちに周辺国にも広まり、イスバルリア王国の王家の品格が下落し王国自体も窮地に立たされることになる。


 イスバルリア王国は聖白龍神イルハの逆鱗に触れて、王都周辺にも瘴気が異常発生し、次々と王家の者達も謎の病に罹り倒れていく。


国民達の夢に聖白龍神イルハのお告げかなされ出国する民達も増加して、イスバルリア王国が衰退の一途を辿って行った。


 アリシアがそんな事があった事を知るのは中等部の入学式が終ってからで、王妃ユリアナ様から謁見の時の事を聞いてアリシアが激昂した事は言うまでもない。

お読み頂きありがとうございます。

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