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聖龍神の加護を与えら転生した先が公爵家の第2夫人の娘でしたけど、理不尽な父の扱いに耐えかねてお母様と一緒に離縁して第二の人生を歩みます。  作者: 境屋 ロマン


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014話 ソリアニア王国へ留学へ。

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私はルーズの背に乗ってルイを前に乗せ後方にお姉さまが乗ってソリアニア王国の王立ソリアニア学園の中等部に入学する為に飛んで向かっている。


 これから向かうソリアニア王国とルディナス王国の関係は古く、ルディナス王国の初代国王がソリアニア王家の第2王子で冒険者でもあり、ルズリフ大森林を開拓してソリアニア王家から独立し国を興したのがルディナス王国である。


 ルディナス王国が建国された目的は交易の中継拠点となるのが主な目的で、ソリアニア王国の王都でもあるダンジョンから得た魔物等の素材や加工品等を交易品として南西と北側に販路を広げる目的と防衛の目的も兼ねていた。


ルディナス王国が建国されて776年程経つと私は国史で学び、その間にもソリアニア王家とは王家同志の婚姻を通じ縁戚関係を維持し友好的な交流が続いている。


因みにお父様の妹で秘書のリズニアさんの夫であり宰相のケビナスさんは、ソリアニア王国の王家の縁戚であるアーバイン公爵家の次男だそうです。


 空の旅は快晴りお陰で快適であり。風もそれ程なく氷龍のルーズも気分良く飛行しており、途中でお姉さまと共に来た護衛騎士の5人と馬車が2台の一行を追い越していった。


 ソリアニア王国の国境の街の手前にある平原で一旦降りて昼休憩を取りルーズとルイに餌と水を与え、私とお姉さまもお弁当を食べて少し休憩を取ってから、また空の旅を続けて日暮れ前にはソリアニア王国の王城に到着した。


 お城に付いた頃には騎士団の訓練場には訓練が終わったの無人だったので、訓練場に降りたら城の従事者達を驚かせてしまった。


お姉さまと私は城の5階にある王族のプライベートフロアの応接室に呼ばれてユリアナ王妃様からお説教されてしまった。


「もうアセリアが居てどうして事前に連絡をしなかったの、行き成り龍が飛んで来たら誰でも驚くでしょう、いくら早く着きたいとは言えやりすぎです」


「ごめんなさい」


「申し訳ございません」

お姉さまと私は怒るユリアナ王妃に頭を下げて、ひたすら謝るしかなかった。


「もう、事前にアシリアが神獣使いでフェンリルのルイと氷龍のルーズを使役しているとカーティスからの手紙に書かれていたから知ってはいたけど、まさか龍に乗ってくるとは思わなかったわよ」


「はい、すいませんでした」

私は再度ユリアナ王妃に謝罪する。


「おい、ユリアナ、もうその辺で良いだろ、アリシアかよく来てくれたな、この国で十分に学べばいいぞ」

国王ヘルケルが応接室に入ってきて王妃ユリアナを宥める。


「はい、ありがとう御座います。あの陛下はルーズの鱗はいりませんでしょうか、50枚ほどあるのですけど」

私は1枚だけとアイテムボックスの中からだしてヘルケル国王に見せる。


「おっ、何と綺麗な鱗だな、これを50枚もか貰っても良いのか」


「はい、ルーズは今は成長期で鱗が割と多く生え変わっているので、これからもまだ増えますのでいかがでしょうか」


「お父様、神龍の鱗って確か国宝級の素材ですよね、私も魔剣をアリシアから貰ったのよ」

お姉さまは自慢気に魔剣アイスソードを自慢気に父顔の国王ヘルケルに見せる。


「しかし、見事な魔剣だなしかも軽量で素晴らしいアセリアには丁度いいな、ところでアリシアはアイテムボックスを使えるのだな、そうと女神に愛されておるのだな」


「えっ、そうですかね、私には分かりませんけど」


「ところでお父様、アリシアの神獣の力を使って戦場を潰して湖にしても好いですか、もうそろそろ仕掛けてくるタイミングでもあるんで」


「なるほど、それが可能なら好きにやっても良いぞ、もうイズラーム帝国とは国交を結ぶ気もないしな街道を残しておく義理も無いだろ」


「それに何度も警告を出しているにも関わらず、我が国の国境にまで侵入して街を建設中ですから破壊してしまいましょう」


「そうだな、まぁ、アセリアの好きにしたら良い、いつも帝国から行き成り戦争を吹っ掛けて来てるからな偶には好いであろ。警告文を送っても返答も無いからな」


「そうですよ、お父様、こちらから仕掛けてこないと思って帝国の奴らが舐めて掛かってますわ」


「えっ、街も壊していいのですか楽しそうですね、ルイが張り切りそうです。ルーズもプレスを思いっきり吐き出したいそうなので丁度良いですね」


「あら、アリシアもアセリアと共に行くのですか」


「お母様、アリシアは私と一緒に砦の街に住みたいそうですよ、もし戦争になったら私と一緒に戦うと言ってくれてます」


「しかし、アリシアはまだ10歳ですよ、戦争に参加させるのは早いわよ、それこそカーティスに文句を言われるわ」


「王妃様、その点は既にお父様に納得させてます。私がこの国で安心して暮らす為にも邪魔者は排除します。この国の防衛ですから、私にはそれだけの力があります。出し惜しみをして後で後悔したくないです」


「お母様、アリシアの言っている事は本当よ、万が一我が国が帝国に陥落したらルディナス王国も隣国から侵攻される危険性があるの、だから帝国との戦争を終わらせる為にもアリシアが力を行使するのよ」


「はぁ~、もう好きにしなさい。ただ気を付けるのよ、万が一でもアリシアを死なせてしまったら、私はもうカーティスに顔向けできなくなるわ」


「そうだな、無茶はせんようにな、それだけは約束してくれよ」


「はい、分かりました」

私だって死にたくないので無理はする心算はない。


 その後で私はソリアニア王家の方々から歓迎の晩餐会を開いて貰い、美味しい料理に舌鼓を打ち、お姉さまと楽しい時間を過ごし、フェリアス王子ともそれなりに会話を楽しんだ。


 翌朝を迎えて私とお姉さまは朝食を終えると直ぐに騎士団の訓練場へルイとルーズを連れて行き、ルーズを巨大化して直ぐに背に乗って建設中の砦へと向かって飛び立った。


 上空から見ると建設中の砦から3km程先に帝国が街を建設しており、武装して兵士が500人規模で配置されており、戦争の準備をしているのか明らかになっていた。


「あら、随分と武装した兵士が居るわね、それじゃ、作戦通りにするわよアリシア」


「はい、お姉さま」


私とお姉さまは帝国が建設中の街から2km程離れた所に私とルイが降りて、お姉さまがルーズの背に乗ったまま、直ぐ飛び立ち建設中の上空を旋回しながら最終通告を言い放った。


「帝国に告ぐ、私はソリアニア王国王女アセリアだ。直ちに建設を中止してここから立ち去れ、10分後に火炎砲によりここ破壊する。死にたい奴だけ残るが良い」


「何だと腰抜けのソリアニア王国が何を言っている。やれる物ならやってみよう。ただその龍は何だお前が使役しているのか」


「そんな事はどうでもいい。そんなに死にたければ残れと言っている。この辺一帯を全て破壊する。これは最終通告だ」

アセリアは10分間様子を見て、逃げるそぶりが無い帝国軍と建設作業員を睨みつけて時が経つのを待った。


「10分経過した。火炎砲を発射しろう」

アセリアはアリシアに大声で合図をする。


「はい、ルイ、良いわよ破壊尽くしてね」


「ガウ―、アッウ」

巨大化したルイは火炎プレスを口から一発放つ。


ドカーンドン、バリバリ、ドカン、ドカン・・・・。


ワァー、本気だぞ逃げろ、ウッワァー、ヤバいウッワー・・・・。


帝国の武装兵や建設作業員達は懸命に走り逃げるが、何人かは吹き飛び絶命して行く様をアセリアはルーズの背に乗り黙って見つめる。


 アシリアはルイに建設中の街の地面を抉る様にして破壊を続けながら、ゆっくりと前進していくとアセリアから一旦攻撃の中止の合図かなされた。


 建設中の街の面影が無くなり帝国の者達の大半は逃げおせたが、かなりの犠牲者が出たのは間違いなく、破壊された現場を見て唖然とする。


「警告だ。生き残った者達よ直ちに帝国の国境まで退避せよ、この辺一帯をさらに破壊する」


「おい、待て、そんな事をしたら完全に国交の為の街道が無くなるぞ、それでも良いのか」


「はぁ~、国交だと何を言うか帝国の国交とは戦争なのだろう、別に帝国と国交する気など、とうに失せたからいらん早く立ち去れ」

アセリアは冷たく帝国側の者達に言い放ち、ルーズによるプレスでさらなる破壊を続けた。


 私はアセリアが破壊活動を始めたので、ルイにもプレスを再開させて建設中の街から先の帝国側の国境近くまで地面を抉(抉)り深い穴を広範囲に抉り掘る。


ルイとルーズのプレスによる破壊で谷間ができて、そこに水が溜まりかなり広い湖が魔物が棲息する森まで広がっていく。


 その様子を見ていた帝国側の者達はただ唖然と立ち尽くして見ているだけで、これによりソリアニア王国へ攻め入る道は完全に失われ絶望感に満ちていた。

お読み頂きありがとうございます。

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