始まりの村
日がのぼりはじめた
レオ「もう朝か。お前ら起きろー」
ナノカ「まだ寝てたいよ」
ミキ「レオ。お、おはよう」
レオ「うんおはよう」
レオ「それで今日の計画なんだけど。昨日魔術とを練習してある程度戦えるようになってるはず……大丈夫だよね?なので今日は東にある村二行きたいと思います」
ナノカ、ミキ「わかった」
よしここまではいい
レオ「魔物とかが出るかもしれないから気をつけていくように」
ナノカ「はーい」
レオ「よしじゃあ行こう」
?!なんか気配が
レオ「みんな戦闘態勢に」
ナノカ、ミキ「?!」
なんだただのゴブリンか。ゴブリンくらいなら俺だけでも……なんだこの今にも気絶しそうなくらいの魔力は
レオ「これは戦わない方がいい。早く逃げるぞ!」
ナノカ「うん」
レオ「姉さん早く、何して……」
ミキ「ダメだ足が動かない」
まずい
レオ「ファイヤーボール!」
チッ無傷かよ
ゴブリンが武器を振り上げる
レオ「姉さん!!」
ブチッ
ミキ「レ、オ?」
ナノカ「レオお兄ちゃん。腕が」
レオ「俺に構うな早く逃げろ!!」
ナノカ「ごめん。ミキお姉ちゃん行くよ」
ミキ「で、でも」
ナノカ「早く!!」
行ったか
はー異世界ちょっと楽しみだったんだけどなー
これで終わりか……ん?なんだ急に動きが遅く
まあいい
早く逃げるか俺のスキル瞬速で
ナノカ「レオお兄ちゃん大丈夫……じゃないよね」
ミキ「……」
レオ「お前らー大丈夫かー」
ナノカ「レオお兄ちゃん?!」
ミキ「……!!」
ナノカ「大丈夫なの?はこっちのセリフよ。その腕大丈夫なの?」
レオ「一応止血はしてある」
ナノカ「なんでそんなに冷静なの?」
レオ「俺もよくわかんないな」
ミキ「ぶ、無事で良かった。レオ」
ナノカ「そうだ。私回復の薬もってる」
レオに回復薬をかける
レオ「流石に腕は生えてこないか」
レオ「まあいいとりあえず村に行こう」
その後は魔物の死体はあったが魔物が出ることはなく無事に村にたどり着けた