異世界
どこだここは。そうだ!
レオ「みんな。大丈夫か?」
ナノカ「私は大丈夫」
ミキ「私も」
レオ「良かった。とりあえず今までの流れを整理しよう」
ナノカ「うん」
ミキ「うん」
レオ「俺たちは外で遊んでいたところ隕石が落ちてきて落ちる瞬間に真っ黒な部屋に飛ばされ異世界に転移したと。ここまではいい?」
ナノカ「まだどうなってるかわかんないけど一応うん」
ミキ「私もナノカちゃんと同じだ」
レオ「じゃあとりあえず元の世界に戻る方法を……」
ナノカ「レオお兄ちゃん後ろ!!」
まずいこれはゴブリンか?どうすれば……そうだ!
レオ「ファイヤーボーール!」
ゴブリンが燃えていく
ナノカ「!?今の何?!レオお兄ちゃん!」
レオ「今のは適当に技の名前を言っただけだ」
勿論ただ言ったのではなく手に力をこめながら言ったがな
ナノカ「すごーい。私にも教えて」
ミキ「……れ、レオ私にも教えてくれないか」
レオ「勿論。全然いいよ」
それから結構な時間魔術を教えるレオであった
そろそろ宿かどっかにでも行きたいな
あそこに人がいる
レオ「すみませーん。ここら辺にどっか泊まれるところはないですか?」
異世界人A「そうだなーここから東にずっと行くと村があるが今から行くとモンスターが出て危険だ。テントをやるからまたあったらその時に返してくれ」
レオ「ありがとうございます!!」
よしこれで今日は大丈夫だな
まずはこのテントの鑑定といくかえーなになに魔物避けがついてて耐久値はほぼMAXいいものくれたなあのおじさん
さてと家てきなのはGETしたから次は食料だ
レオ「ナノカ。俺姉さんと食料取ってくるからそのテントはっててくれ」
ナノカ「えー私レオお兄ちゃんと一緒に行きたい」
レオ「そうかじゃあ一緒に……」
ミキ「……いや。レオは私と行く」
ナノカ「いやだいやだレオお兄ちゃんと一緒に行くもん」
困ったな
レオ「じゃあ3人でいこう。テントは帰ってからでもいいし」
ナノカ、ミキ「やったー」
森には色々あった。俺の鑑定スキルで栄養素が高い木の実やフルーツのようなものをとってきた
その後は何事もなくテントをはった
ナノカ「レオお兄ちゃんは私の隣ね」
ミキ「いや私の隣だ」
レオ「あーもう俺は真ん中。それでいいだろ」
レオ「俺はもう寝るからお前らも早く寝ろよ」
ナノカが腕を掴む
レオ「どうした?」
ナノカ「私、怖いよ」
そりゃあそうかいきなり知らない世界に飛ばされて適応できる方が異常か
レオ「大丈夫だ俺がついてる」
ナノカ「……」
レオ「寝たか。俺も寝るか」