帰省と異世界転移
レオ「姉さん準備できた?」
姉「……うん」
よしじゃあ行くか。
通行人A「なあなああいつ可愛くね」
通行人B「ほんとだ」
通行人A「俺ちょっと行ってくるわ」
姉さんは昔から綺麗でこんな風に言われるのは案外慣れてるのである。ん?ちょっと待て俺ちょっと行ってくるてそれナンパじゃねえか
通行人A「そこのお姉さん俺とお茶しない?」
姉「……」
通行人A「いいってことかじゃあそこのホテルで」
いやいやいやお茶でホテルはないだろ。あと黙ってる=YESと捉えるな脳筋が
手を掴む
姉「っっ!」
レオ「ちょっとやめてくれませんか。そういうの」
通行人A「誰だ…お前」
レオ「この人の彼氏ですが」
通行人A「チッ彼氏いたのかよ」
ふぅ家を出てすぐこれとは幸先悪いなー
まあいいこれで姉さんも少しは俺のこと……
姉「……」
って反応なしか
意外とその後は何も無く帰省するのであった
レオ「久しぶりばあちゃん」
ばあちゃん「よく来たねぇ。ほらそこ座って」
ナノカ「みきお姉ちゃん!!久しぶり元気にしてた?」
ミキ(姉)「うん元気にしてたナノカちゃんは?」
ナノカ「こっちはめっちゃ元気だったよ」
全く姉さんはナノカに対してはめっちゃ喋るんだから俺にもちょっと喋って欲しいよ
ナノカは1個下中学生1年生。俺のいとこだ両親を交通事故で無くし今はばあちゃんと二人でくらしているじいちゃんは先月他界した
ナノカ「ミキお姉ちゃん遊ぼ遊ぼ」
ミキ「いいよー。何して遊ぶ?」
ナノカ「そうだレオお兄ちゃんも遊ぼうよ」
俺もか
レオ「何して遊ぶんだ?」
ナノカ「それを今決めようとしてんの! 」
レオ「ごめんごめん。姉さんは何が遊びたいのある?」
ミキ「……特に」
ナノカ「じゃあ外で遊ぼー」
レオ「そうするか」
外で昼寝でもしよう
ナノカ「今外で昼寝しようって考えてたでしょ」
なんでバレたんだ
レオ「いやーそんなこと」
しょうがないちゃんと遊ぶか
レオ「ばあちゃんちょっと外で遊んでくる」
ばあちゃん「わかったよ。気をつけてね」
ナノカ「ねえねえあれ、あれなに?」
「ブーブー速報です20xx年に衝突する可能性があった小惑星が軌道を変えとても速い速度で地球に向かってきてます」
まずい
レオ「お前らしゃがめーー!」
ナノカ「っっ!」
姉「っっ!」
いててなんだこの真っ黒な部屋は