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最強の不良  作者: タケちゃん
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最強と登校

ピピピ❗️私は目覚ましの音で目を覚ました。私は寝ぼけながら朝の準備を始めた。私はいつも朝一人だ。この家には基本私一人しかいない。母は私が幼い頃に亡くなったていて、父は基本家にいない。姉は仕事が忙しくほとんど家にいないのだ。やはり寂しいものだ。そして私は学校の準備をしながら昨日の事を思い出した。……凄い体験だった。もうあんな事は起こらないだろうと思い私は家を出た。


「おはよ。」私が外に出るとそこには会長がいた。最初はびっくりしたが実は少し嬉しかった。昨日喋った時間は少なかったが凄く楽しかったからだ。そして私は「おはようございます❗️」と返した。そして私は気になる事を聞いた。「ところで会長はどうしてここにいるんですか?」と質問した。すると会長は「昨日あんな事があったから怖いかと思って学校まで送ろうと思ったんだけど迷惑だったかな?」と言った。どうやら私を心配してくれていたみたいだ。嬉しかったので私は「ハイ!怖いです。一緒に学校に行きましょう。」と返していた。


私は昨日と同じように会長のバイクの後ろに乗せてもらった。私が落ちないよう会長にしっかりと掴まっていると「ところで、欄さんはもうご飯って食べた?」と運転しながら私に聞いてきた。私は朝起きるのが苦手だ。だから朝は食べない。いや食べれないのだ。なので「いえまだ食べてないですね。」と私は返した。すると会長は「そっか。じゃあなんか買いに行こうか。」そうして会長はバイクを学校と違う方向に走らせた。


そして私と会長はパン屋に行った。周りを見渡すと美味しそうなパンがたくさん並んでいる。ただ高すぎる❗️どれも千円を超えているんだけど❗️私の財布の中いま3200円しか入ってないんだけど。でも食べたい❗️普段朝は食べないから朝はお腹は減らないのだがここに来てから美味しそうなパンの香りでお腹が減ってきたのだ。でもこれを使ったら今月のお小遣いがと私が悩んでいると会長が店員さんに「すいません。この店にあるパン前は全部二つづつください。」と言った。え?と私は思ったが店員さんの反応は普通だ。もしかして私がおかしいの?と思ったが他のお客さんの反応を見る限り私は正常だろう。すると他のお客さんが会長に「オイ!あんた何言ってんだよ。この店にパンがいくつあるのか知ってんのか?88品だぞ。それにここは安くても一品千円は超える高級パン屋だぞ。お前みたいなガキが払えるわけないだろ!」と会長に向かって言い出した。しかし会長はその男を無視して会計をしようとした。なのに男は「オイ❗️無視してんじゃねぇよ❗️お前らみたいな貧乏学生が来ていい場所じゃねえんだよ❗️この店は俺のような成功者❗️金持ちだけが来れる場所なんだよ❗️」そして全てを言いきった後その男は後ろから蹴り倒された。そして男は起き上がる隙もなく頭を踏みつけられた。


男を踏みつけたのは私と同じ高校の人だ。大きなリボンで髪を結んでいる黒髪の美少女だ。見た事はないからおそらくニ年生か三年生だろう。すると頭から足をどけて片腕で男を持ち上げた。そして男に対して「総長に対する数々の無礼な発言これ以上は見過ごす事が出来ません。総長に仕えし八鬼士が一人、豪鬼が貴方に対して制裁を行います。」そう言うと彼女は片腕で男を投げ飛ばした。その時店のガラスは割れた。男は痛みのあまりその場でうずくまっていたが彼女は追い討ちをやめなかった。彼女は近くに止めてあったその男の車を持ち上げてその男に投げた!は?と思ったがそれが今起きている事だ。しかし会長は何も気にしていない。そしてお店の人にパン代とガラスの修理代と言って一万円の束を三つ渡した。それって300万なんじゃと思ったがそれより外が悲惨なことになっている。どうやら投げた車は脅しのようで完全にビビった男を容赦なく殴る彼女の姿が見えた。


一回殴る事に男の顔は変形していった。下に男の歯が全て抜けていた。男はもうすでに気絶している。このままやったら死んじゃうと思っていると会長がその拳を止めた。そして「やり過ぎだぞ麗奈。その辺にしとけ。」そう言うと少女はすぐに拳を下げた。そしてぼろぼろの男に近づき財布やら時計やらお金になりそうな物全てをとった。怖い人だと思った。そして周りを見渡すとほぼ全員がスマホで動画やら写真を撮っていた。だか次の瞬間私の周りの人達は誰もスマホを持っていなかった。


「困るなー。そういう勝手な事されちゃ私達としては有名になるからいいんだけどさー。総長に迷惑がかかるから余計な事すんなよカスども。」金髪の美少女がそこいた奴ら全員を脅した。「返せ❗️」と言った男はいきなり顔が切れた。少女の手にはガラスの破片が握られていた。そのまま少女は自分に反抗した男のにまたガラスを刺そうとしたら、会長が止めていた。「お前もやり過ぎだぞ理沙。」そして会長が「お騒がせしました。」と言い店を出ていった。私も会長について行くのだった。





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