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最強の不良  作者: タケちゃん
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闘技場

よし落ちたな。と俺が一人納得していると「え?落ちた?司くんどう言うこと?お姉ちゃん達は大丈夫なの?」と欄ちゃんが狼狽えていたので「大丈夫落ちた先は痛くないようになってるから。」と俺が欄ちゃんに教えると「なーんだ。良かった。じゃなくて⁉︎え、どうして落ちたの?」と言ってる。中々ノリがいいな。まぁ説明するより見せる方が早いだろう。俺は蘭ちゃんそして他のメンバーを連れて闘技場に向かうのだった。


闘技場に降りると既に喧嘩は始まっていた。だが紗綾と令美さんは今は参加していない。どうやら先に争ってるのは奈々さん達のようだ。さてでは楽しませてもらいますか。そして俺は客席の一つに座った。すると、


「さあさあ始まりました。二代目百鬼と三代目百鬼の真剣勝負が今始まろうとしている。実況は三代目百鬼、親衛隊隊長、神風綾がお送りします。そして解説も私がやらせて頂きます❗️」後ろからそう言う綾の声が聞こえた。いつの間に準備したんだ?と思ったが綾ならやりかねないな。そう思った俺だが一人で実況も解説もやるなよとは思ったので俺は綾の横に座り解説をやる事にした。


「さて❗️今まさに戦いが始まろうしています。その前に選手の確認をしたいと思います❗️二代目百鬼からは親衛隊隊長の霧鋼奈々さんと特攻隊隊長の滝宮雫さんです。対する三代目百鬼からは副総長補佐の二人が相手だ❗️猫背火輪と鳥島空だ❗️解説の総長❗️どちらが勝つと思いますか?」と綾が聞いてきたので「そうだな。普通にやれば火輪と空だろう。雫は完全に引退はしてないが奈々さんに関しては現役を退いてるわけだ。対する火輪と空はバリバリの現役、この時点でかなりキツいと思うな。」そう俺が答えると「そのとうりです。総長、見事勝利を収めて見ます❗️」「よく分かんないなど勝てばいんですよね?」と火輪と空が俺に向かって言ってきた。そしてその後ろから紗綾が「負けたら分かってるよね?」と笑顔で言っていた。脅してるな。脅すのはいいが俺に聞こえないようにやれよ。と思ったがそれは無理な話だな。と思ったのでこの事を考えるはやめた。そして「総長の判断は三代目の方が有利との事だ。いったいどこまで二代目は戦えるの楽しみなところです。」綾がそこまで言ったとこで俺は試合の観戦に集中するのだった。



最初に動いたのは火輪だった。それと同時に雫も動いた。火輪は裏拳を放ったがそれが雫に当たることはなく逆に火輪が血を流していた。


「おっとこれはどう言う事だ❗️攻撃を仕掛けたばすの火輪選手が血を流している。解説の総長これはいったいどう言う事ですかー?」と綾がわざとらしく聞いてきた。コイツが知らない筈ないのにと思ったがいちよ解説をしてるんだ答えておくか「あれはナイフだな。火輪が裏拳をかました時にナイフで刺したんだろう。雫の喧嘩スタイルはナイフを使い相手に傷を負わせ油断した隙に倒すというものだからな。火輪もそれを知ってるから手の傷を負ってるのに続けて攻撃を仕掛けてるんだろう。」と俺は答えた。それにしても雫のやつ上手くなったな。ナイフの扱い方と思っていたが「57点。」と前の方から聞こえた。57点と言ったのは八鬼士の一人、狂鬼の月影兎だ。アイツはありとあらゆる凶器で相手に致命傷を負わせる八鬼士で一番危険な奴だ。まぁ凶器を与えてのは俺なんだけど。


そんなこんな試合を見ていたが火輪と雫はどうやら雫の方が優勢なみたいだ。まぁしょうがないか。元とはいえ階級は雫の方が上なわけだし実戦経験も雫の方が多い。それは火輪も分かっている。だから火輪がやっているのはただの時間稼ぎだ。自分より遥かに強い空が攻撃を当てれるようにするための。そして火輪はわざと雫の一撃を受けた。勿論最低限のダメージに抑えている。そして火輪のお陰で隙が出来たので空は雫を右ストレートで吹き飛ばした。

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