パーティー
さてパーティーを始めたいんだがやりたいと言った二代目がいないんじゃどうしようもない。探しに行ってもいいが正直面倒だ。と思っていたら「総長❗️私迷子です❗️」と麗奈の声が聞こえた。あのバカ探しに行ったのに自分が迷子になるとかありえない。仕方ないので俺は麗奈の声がした方に耳を澄ますと蘭ちゃんと令美さんもいる事が分かった。ここからの距離は大体40キロか。ゆっくりと行ってもいいが人もまたしてるからな。そして俺は3人の元まで向かった。
「え?早すぎない?」と欄ちゃんが小声で言ってる。失礼と思ったのか知らないがかなりの小声だ。まぁ聞こえてるけど。そして俺は気づいた。「あれ?奈々さん?そういや奈々さんの声は聞こえなかったな。どうしよう」俺がそう言うと「司!早くパーティーしよう。」えーどうしよう。流石に奈々さんを放置するわけには行かないしな。うーん。仕方ないか、「欄ちゃん、令美さん、麗奈。俺の事しっかりと掴んでてさっさと奈々さん拾ってパーティー始めるから。」そう言うと麗奈は俺の背中に抱きついてきた。続いて令美さんが左腕に抱きついてきた。少し遅れて欄ちゃんが右腕にしがみ付いた。そして俺は集中した。……いた。奈々さんの場所はパチンコ?何をやってんのあの人。まぁさっさと拾うか。俺は「じゃあ今から行くからちゃんと掴んだいてよ。後喋んないでね。令美さんマジでお願いしますよ。」そう言って俺は走り出した。
.……いったい何が起こったんだろう?気づいたら私達はパチンコにいてそこには奈々さんがいてそしてまた気づいたら凄く豪華なパーティー会場にいた。え?超能力?私がそう思うのも無理なかった。だって一瞬で違う場所にいるのだ。超能力も疑いたくなる。しかし司くんは「走って運んだ。と言っている。常識的に考えて不可能だが、司くんは常識では測れないので諦める事にした。そしてパーティーが始まった。
やっと始まったか。長かった。準備より始まるまでの時間の方が長かった。まぁ過ぎたことはどうでもいいとりあえずはパーティーを楽しむとするか。と思ったがさっそくトラブルだ。
「オイ❗️それは私が食べようと思っていた寿司だぞ❗️何勝手に食べてんだよ❗️全部食べやがったな❗️総長私に楓をしばき倒す権利を下さい❗️」と叫ぶ麗奈。そして「総長❗️先に私のローストビーフを食べたのは麗奈です。私には麗奈を斬る権利下さい❗️」と叫ぶ楓。そして俺は「勝手にしろ。」と呆れながら言うのであった。
麗奈と楓が喧嘩をしている。そして俺はその様子を見てる欄ちゃんが目に入ったので蘭ちゃんをこっちに呼んだ。「どう欄ちゃん。食べてる?」と俺が聞くと「うん❗️凄く美味しいよ司くん。」と言ってきた。まぁ美味しくないと困るわ。うちのコックたちにうちで飼ってる牛やら魚やらで作ってるんだ。不味いはずがない。ちなみに今回のパーティー費用は軽く億はかかってる。無駄金な気がするがこんぐらいならいいか。そして俺は蘭ちゃんに「欄ちゃんこれ飲む?」とお酒を出した。すると「それって❗️体に悪くないお酒❗️アルコールは入ってるのに体には一切の悪影響が起きないあのお酒。子供でも飲めるお酒。でもしっかりと酔える。」とかなり熱量で話してきた。「詳しいんだ。まぁじゃあ飲むでしょ?」そして俺は蘭ちゃんに体に悪くないお酒をグラスに注いで渡した。
結果欄ちゃんは酔っ払った。いや蘭ちゃんだけじゃない。ほとんどが酔っぱらってる。こうなると最悪だ。そう喧嘩が起こる。てか既に起こってる。物も次々と壊れている。なので「お前らいい加減にしろ。」そう言うと全員が我に帰るのだったら 。