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最強の不良  作者: タケちゃん
13/30

迷子

エレベーターを降りてから20分かけて私達は司くんの家に着いた。その間の移動はもちろん車だ。それも空飛ぶ車。時速は300キロだ。怖かった。そして私は司くんの家を見て気絶した。


すぐに意識を戻しもう一度司くんの家を見た。凄い。そうとしか言いようがないのだ。どこが凄いとかの次元じゃない。全てが凄いのだ。まず見た目宮殿のような形だ。そして外装は全てダイヤで出来ている。入り口の周りにはダイヤ、ルビー、エメラルド、サファイア、トパーズ、金、銀、プラチナで出来ている剣士の像が置いてある。それから扉は金でできた自動ドアだった。そして私達は司くんの家に入って行った。


家に入るとそこには大きな肖像画があった。司くんのだ。大きさは縦60メートル、横20メートルみたいだ。そして床もダイヤモンドで出来いる。そしてメイドも沢山いる。正直全員可愛い。メイドがいるなら当然執事もいる。全員イケメンだ。そして奥からメイドではない一人の少女が現れた。その少女はここにいるメイドの誰よりも可愛かった。真っ白髪を腰まで伸ばしているが髪に変なリボンを8つもつけていた。服装も何故か囚人服を来ている。そんな変な格好をしてればおかしいと思うが圧倒的な可愛い差の前ではどうな変な格好でも可愛いとこ思ってしまうのだ。そしてその子は口を開いた。


「副総長〜遅いですよー。私待ちくたびれましたよー。まぁーどうせー直樹が悪いんでしょうけどー。」凄く軽い感じの子かな?そう思っていると「桃、アンタなんなのその格好?罰ゲームでも受けてるの?多分理沙だと思うけど、まっいっか❗️早く行かないと総長をこれ以上待たせるわけには行きませんからね❗️」そう言いながら紗綾さんはさっさと行ってしまった。そして何故か桃さんも紗綾さんについて言ってしまった。私達は置いていかれたのだ。このありえないぐらいに広い司くんの家に。


あれから私達は30分ぐらい歩き回っているが未だにパーティー会場に辿り着かない。広すぎる。しかも内装も凄く凝っている。こういう広いとこはあれ?ここさっきも通ったような?という事があると思うのだがここではそういう事はいっさい起こらない。似たような場所がひとつもないのだ。正直迷子だ。途中放送で場所の指定をしてるがここがどこかすら分からにので意味がない。しかしこの辺で止まるわけには行かないので私達は歩き続けた。途中奈々さんは脱落した。体力がいっさいないのだ。だからお姉ちゃんの判断で置いていく事にした。そして奈々さんは別れ間際に「ここは私に任せて早く❗️」とか言っていたがガン無視してきた。


それから私とお姉ちゃんはいろんな場所に行った。プールにサッカー場、バスケコートはテニスコートそれから武道館や映画館さらにカラオケそしてプラネタリウムに温泉、ジムもあるし乗馬をするとこもある。パチンコもあるし競馬も出来るしカジノもある。ギャンブルまで出来る。こんな沢山の施設を見てきたがまだ半分も探索してないのだ。何故そんな事が分かるのかというと麗奈さんがいるからだ。


麗奈さんは今朝会ったばかりなのに結構グイグイくる。このぐらいの方が絡みやすくて私もお姉ちゃんも好きだ。しかし麗奈さんも現状迷子だ。しかし麗奈さんは余裕な表情だ。そして私達に「ふっふっふっ迷子になったらどうすかお悩み出すね先代に欄様。しかしこういう時はこう言えば大丈夫。総長❗️私迷子です❗️」と叫んだ。ここは防音も完璧なので外に音が漏れる心配はないが鼓膜が破けるくらいな大声だ。その大声にキレたお姉ちゃんが麗奈さんに近づいていると「なんだここにいたんだ。」といきなり司くんが現れるのだった。

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