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最強の不良  作者: タケちゃん
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最強の家

私達は今パーティー会場に向かっている。パーティー会場は司くんの家みたいだがどんな家なんだろう?きっと凄く広いのだろう。それにしても全然落ち着かない。なんなのこの車❗️こんな車テレビでしか見たことないよ。しかもこれ新車なんでしょ。だってさっき尚樹さんが総長が購入した。とか言ってたしもしかしてただ私達の迎えのためだけにこの車を買ったってこと?司くんどんだけお金を持ってるの⁉︎と私が思っていると「あ?ジュースこぼしちゃた。」お姉ちゃんがジュースをこぼしていた。


「お姉ちゃん❗️何やってんの!なんでこの車でこぼすの❗️てかなんてジュース飲んでんの!この車がいくらするか分からないけどもし弁償する事になったらどうするの❗️」と私がお姉ちゃんを責めると「大丈夫ですよー。総長はそんぐらいじゃ怒んないんで。あちなみにこの車は6000万ですね。」と尚樹さんが答えた。6000万なんて絶対に払えない。そう私が思っていると「皆さん着きましたよ。」と尚樹さんは言った。お姉ちゃんが窓を開けていたので私はそこから顔を出した。


……え?なにここ?私が最初に思った事はそれだった。広すぎる。私が顔を出すとそこはあまりにも広かった。おそらくここは司くんの家の庭なのだろう。だがそんな事より気になる事がある。そう動物だ。犬や猫やらのペットではない。ライオンだったらトラだったり、サイにキリンに鹿やカバあげればキリがないほどの数だ。ここはサファリパークなのかと思ってしまうほどだがその考えは一瞬で消えた。ここの方がすごいのだ。そしてそんな外の様子を見ていると大きな建物があった。家というより城だ。あれが司くんの家なの?と私は思っていたが違った。尚樹さんの話によるとあれはただの物置だそうだ。そして奥まで行くとエレベーターがあった。


私達は車を降りてエレベーターの前に来た。そして「じゃあ行きますか!」そう言って尚樹さんはポケットからカードキーを取り出してエレベーターにそれを認識させた。するとエレベーターの扉が開いたので私たちはそのエレベーターに乗るのだった。


しばらくエレベーターは下に降りて行きエレベーターは止まった。そしてエレベーターの扉が開いた時私達は何も言えなかった。近未来的な都市だった。空を飛ぶ車があったりロボットがそこらじゅうを動いている。私達が黙っていると「何黙ってるですか?総長がお待ちなので早くしてください。」と言いながら紗綾さんが現れた。


そして紗綾さんはこちらの方に来て「尚樹?なんでこんな遅い訳?総長を待たせるつもりなのアンタは?」と紗綾さんが言うと「すいません❗️副総長、実は」と尚樹さんが喋ろうとしたがその言葉は遮って「尚樹❗️私は言い訳が聞きたい訳じゃないんですよ。どんなトラブルがおきようと総長に迷惑をかけない。これは当たり前のルールでしょ?それともそんな当たり前の事が分からないのか?特攻隊隊長のくせに!」と紗綾さんが尚樹さんを威圧してる。すると「その辺にしたらどうなのよ紗綾。」と奈々さんが止めに入った。すると「おや?誰かと思えば二代目の金魚のフンの奈々さんじゃありませんか❗️あ?金魚のフンは失礼でしたね。仮にも百鬼の二代目親衛隊隊長である貴方に対して失礼しました。」と紗綾さんは少し心のこもってない謝罪をした。奈々さんの方を見るとブチギレだ。いつも大事にしてる本を投げ捨てぐらいにはキレている。そして奈々さんが紗綾さんに殴りかかろうとした時放送が流れた。


「これより百鬼二代目総長の要望によりパーティーを開催します。だからさっさと来いよ。」司くんの声だ。奈々さんの怒りはいっさい変わっていないが紗綾さんはもうそれどころじゃなさそうだ。「では総長のとこまで行きましょう❗️」と私たちに笑顔で言ってくるのだった。

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