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最強の不良  作者: タケちゃん
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我儘な二代目

さて帰るか。と俺が帰る準備をしていると俺はいきなり鎖を締め付けられた。すぐに千切ってやった。後ろを振り向くとそこには令美さんが千切れた鎖を持って立っていた。「……なんすか。令美さん。」俺がそう言うと「パーティーだー❗️」と叫んだ。俺が無視して帰ろうとするとまた鎖を出した来たので今度は縛られる前に取り上げた。そしてもう一度「なんすか。」と聞いた。しかし答えは変わらなかった。「パーティーだー❗️」……令美さんが言いたいことはわかった。これでも付き合いは意外と長い。要するに久しぶりに会ったから遊ぼう。と言うことだ。こういう時と令美さんは何を言っても無駄だ。それを分かっているのか紗綾も綾も何も言わない。欄ちゃんに関しては呆れた表情を見せ俺に「お姉ちゃんが迷惑かけてごめんなさい。」と言う始末だ。仕方ないな、令美さんにはなんだかんだいってお世話にもなってるし欄ちゃんに他のメンバーの紹介もするついでやるかパーティー❗️そう決めた俺は「分かりました。パーティーやりますよ。なので1時間くらいたったら俺の家まで来てください。」と俺が言うと「司の家知らないんだけど。」と言ってきた。そっか令美さんが知ってんのは姉さんの家か。じゃあ「分かりました。1時間くらい経ったら迎えの奴を送るんで家で待っててください。」俺はそう言って紗綾と綾を連れてパーティーの準備を始めるのだった。


司くんはパーティーの準備をすると言って帰ってしまった。残った私とお姉ちゃんは家でチェスをしていた。結果は私の圧勝で終わった。時計を見るとまだ15分しか経っていない。まだ遊ぶつもりだが私はお姉ちゃんに質問した。


「お姉ちゃんって百鬼の二代目総長なんだね。」そう言うとお姉ちゃんはちょっと困った顔をして「そうだよ。お姉ちゃんは百鬼の二代目総長なんだ。」と言った。?どうして困った顔をしたんだと思ったがそこには触れずに「どうして私に教えてくれなかったの?」と聞くと「欄に嫌われたくなかったの。」とお姉ちゃんは言った。可愛いー!私のお姉ちゃん可愛いよ❗️そこで私は「私お姉ちゃん好きだよ。どんなお姉ちゃんでも好き❗️でも隠し事はしないで欲しいな。」そう言うとお姉ちゃんは「分かった❗️」と言い私に黙っていた事全てを話した。私の着れなくなった服や下着はお姉ちゃんが大事に保管してる事、私の部屋に隠しカメラがある事、など知りたくなかったことを知ってしまった。そして「私司が好き❗️」そうお姉ちゃんは言った。


お姉ちゃんが司くんの事を好き?私のお姉ちゃんは可愛い。今まで何人もの男に言い寄られていたが全て断っていた。そんなお姉ちゃんが司くんの事が好き。私はお姉ちゃんと司くんが付き合っているところを想像してみた。凄くお似合いだ。美男美女のカップルというのはこの事さすぐらいにお似合いだと思う。でもなんだかモヤモヤする。そう私が思っていると外から声が聞こえた。「令美❗️開けなさい❗️」聞いたことのある声だ。私は動かないお姉ちゃんの代わりに扉を開けにいった。そこには本を抱えた黒髪ロングで眼鏡をかけた美少女が立っていた。


「あら?欄じゃない。久しぶり。ところで令美は何してるのかしら?」と少し怒っているみたいだ。それが分かっているのかお姉ちゃんはいつの間にか私の後ろに立っていた。そして「で?どういう事なの?さっき司から令美さんの家に行ってください。詳しい話は令美さんに聞いてください。って言ってたけどどういう事なの?」と言うのであった。


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