表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

第二章 新たなる驚異 完

守護者の園で二回目の事件、今回は、被害は少なく抑えられていたが復旧には時間がかかる。これから、連達が七人体制で不知火仁、不知火瑠衣を討つ為の準備に入る。力の向上と乗り物の調達をする為の別行動を取る。


「また捕まえ損ねた」

「そうね、でも良いじゃない。脅威が消えたんだから」

「連、久しぶりだな」

「おぉ、八雲また俺たちと旅しないか?」

「あぁ、俺も一人考えた。一緒に旅しようと思う」

「連、結衣久しぶり」

「亮介久しぶり」

「久しぶりだな、亮介」

「俺も一緒に旅しようか?」

「ありがとう」

亮介と八雲が仲間に加わった。七人で不知火仁、不知火瑠衣討伐に向けて新たな魔人の脅威も解りもしかしたら三つ巴の争いになるのか、ならないのか。亮介は全部の神殿を回っていた。八雲も一人白虎神殿以外の神殿は回っていた。

「これからどうする?」

「俺達五人は三個の神殿を回る」

「俺は白虎神殿に向かう」

「俺は守護者の園を直すのを手伝う」

「オッケーじゃあ三ヶ月後に守護者の園で会おう」

「俺は一ヶ月後に守護者の園を直すのを手伝うよ」

「あぁ三ヶ月である程度治るだろ」

「舞に電話するか」

「はい、連君」

「魔人は帰ったぜ」

「そっか。終わったんだ」ほっとしている舞。

三ヶ月後守護者の園はどの程度復興しているのか

「とその前に麗奈俺の家の開かずの間が二つあるんだ開けてくれないか」

「えぇ言いわよ。二つだと五十ゴルドで」

「あいよ、よろしく」この後四方向に別れる。麗奈と連は連宅へ梨花、結衣、和也は船乗り場に行く前にお腹がすいたので結衣の家で食事を取る。亮介は守護者の園の工事の手伝いをする。八雲はいち早くポルトの西蓬院家へ向かう。その他三つは三時間は掛かると亮介は言っていた。これから四つに別れて行う。

連の家にて瑠衣の部屋の前に二人がいる。

「鍵作れそうね」

「まじか」

「えぇまあ簡単だよ」

「宜しく」

「もう一つの鍵穴も見せて」

「はいよこっち」

「これも作れるよ」

「その分の金も払うよ」

「え、良いの?」

「あぁ、せっかく作って貰うのに材料費、払わない訳には行かないでしょ」

「じゃあ半分でいいよ。五十ゴルドで」

「じゃあ五十ゴルド」

「じゃあ一時間位掛かるから」一部屋に錠前二つなんてと麗奈は思っている。

連と麗奈はこんな感じで錠前の鍵を四つ作る。部屋に入るのは神殿を全てクリアしてから入ろうと考えている。

結衣の家では豪勢な食事が振る舞われていた。

「連と麗奈が来たら玄武神殿に行きましょう」

「結衣さんありがとうございます」

「あぁ気にしないで使用人が豪勢にしただけだから」和哉は黙々と食事をする。

結衣達は食事を摂り連達を待つ。亮介は守護者の園を直す。

この後連達五人は玄武神殿のあるシャルケへ向かう。玄武神殿ではどの様な試練が待っているのか。

一時間後

「出来たよ。鍵四つ」

「ありがとう」

これで四つの鍵が揃った。今後連達五人に降りかかる困難とは一体何なのか?

「結衣に電話しよ」

「あれ、開けないの?」

「あぁ、後にするよ」

「ふーん。そっか」

「結衣」

「ん、何。用事は終わったの?」

「一時間後に船乗り場に向かうよ」

「あぁそれじゃ一時間後に」街を歩くと感謝と労いの言葉が降り注いだ。

「私達、英雄みたいだね」

「あぁそうだな、でも何人も亡くなった」

「そうね」

三十名の民間人と十五名の軍人が死んだ。比較的、人的被害より建物の倒壊の方が多かった。それは、薔薇の爆弾魔、以降事件が起こった時に人的被害と建物の倒壊両方とも大きかった為警戒警報を行い、いち早く非戦闘員の避難を行った。その為、薔薇の爆弾魔よりは少なかったがそれでも上層部からは警告文が全部署に送られた。

四十五人は多いのか少ないのかは人それぞれの尺度がある為、上層部の中でも良くやったとの声もあったが捕まえ損ねた事に憤怒していた。だから貰えるお金が少なかった。一人二万五千ゴルドだった。

「まぁ、しおらしくならずに胸を張って良いのかもな」

「そうだね。私達、頑張ったもんね」

「次はシャルケだったっけ」

「そうだよ」

そんな話をしていると船乗り場に着いた。

港町シュツットガルト、中央からは近い。もう一つの港町ハノーファーはウィンターネに近く中央からは遠い。守護者の園は七番街と二つの港町の九つから出来ている。

「結衣、シャルケ行の船見つかった?」

「えぇ、見つかったわよ」

「その位置って何番」

「一番だよ」

「一番か、了解」

俺らは反対側に居た。少しすると結衣達が見える。

「よし行くかシャルケヘ」

「うん」

シャルケへは二日間掛かる。

一方とある国の城上層階

「あの五体の魔物は一体どこの一派だ」

「さぁ解りません」

「まぁ何にせよ五体が守護者の園を襲うとは。それにしても連のカグツチの力どう見る姉さん」

「そうね、まぁ私の無限豹も使えて、カグツチの力も私達よりも強そうじゃない?」

「カグツチの力以外にもスサノオ、アマテラス、イザナギの力を手に入れるのも時間の問題だな」

「そうですね、しかし瑠衣様、何故スサノオを複数持てる書類を残されたんですか?」

「それは、連の世代にも受け継がせる為よ」

「そうですか」何故そんな事をしたんだ。とカナンは思っている。



この後、少しお休みします。投稿できる文章がなくなってしまったので、復活まで少々時間を下さい。今後の話の内容は連達以外の周りの同行を少し多めに出していければと考えております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ