ホシイモノ
月のように輝いて
誰かを照らし
太陽のように暖かく
誰かを抱きしめて
風のように優しく
誰かの頬を撫でて
雨のように
誰かの代わりに泣けたなら
私は綺麗な心を
持つ事が出来たのだろうか
空のような広さで
誰かを支え
海のような神秘さで
誰かを癒し
蝶のような舞で
誰かを魅了し
蟻のような強さで
誰かを守れたなら
私は独り
こうしていることは
なかったのだろうか
ホシイモノばかりで
自分を見つめず
ナイモノねだりな私は
いつまでも
このままなのだろう