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馬鹿と天才は紙一重

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/10/17

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

言い負かされた事を根に持ってるんだと思う。

この先生。


どうせ教師っていう、保身に走る為に、そういう綺麗事言ってんでしょ!!

って。


あれ、相当傷付いたんだろうな。

馬鹿と天才は紙一重、なんて言葉はきっと凡人が考えた言葉なんだろう。凡人というのは、過度に優れたものと劣ったものを測ることが出来ないから。

例えば最小表示が1g、最大表示が2kgの秤があったとして、それ未満と超過はエラーとなるように。

そうしてその話題を提示したとして、興味を持つのは私と同じ技量の人間でしか無いということ。

そしてその話題に食いつく人間なんて、そうそういないのだと思い知っている。

ただ一人を除いては。


「先生は私の事を頻繁に『賢い』と持て囃しますけれど、一体何を持ってして賢いと称しているのでしょう?

あぁ、聞きましたよ。『周りの基準に合わせる』、『人の期待に答える』それは同年代に出来る子が少ないとは。でも別に、私以外にも出来ますでしょ?

『凄いね』と称されて、ドヤ顔で満点取るような優等生だって、その範疇にいるんじゃないですか? 説明上手ですよ。○○さん。貴方の予想通りの結果を出してますよ。○○さん」

小学三年生、周りより賢く生まれてしまったが為に、ドラマツルギーに準じた行いに興じる彼女は、ただ淡々と冷たくそう言い放った。

一度は納得しても、それが未来永劫、自分が生きている限り納得し続けるかと言われたら、また別の話になってくる。つまるところ、一度は納得しても、ふとした途端に疑問に思い、こうして私に問い掛けて来るのである。

貴方の論理、本当に正しいの? 何処まで通用するの? と。

「馬鹿と天才は紙一重って言葉知ってる?」

「たまに聞く事はありますよ。馬鹿も天才も、似た様な事する。みたいな」

「そう、その通り。君が言ったことは大体合っている。

で、私が考えるに、天才と馬鹿が同じ括りに押し込めらているのは、凡人が単純に天才を測定出来ないからだと思ってるんだよね。

例えばさ、天才が難しい問題を解いたとして、説明したとして、凡人の私達がそれを聞いて理解出来るかと言われたら、そうではない訳じゃない?

何言ってるのか分からない。分からないから活用されない。日の目を見ない。なんかおかしな事をやっている。だから変人扱いされて、この世界から弾かれる。

だから天才を見つけ出すには、自分自身が天才の言葉を理解する必要がある。自分が天才と同じ思考回路になる必要がある。

はい。で、私が説明したこと、君、自分の言葉で説明出来る?」

「…………」

「あぁごめん。予測してなかったか。これは私の反則だし、不意打ちに近いことだから、気にしなくて良いよ。なんならもう一度説明……」

頭が良い人間を見ると試したくなる。教師としての役目は、教え子が真っ当に育つこと。人の道を踏み外さず、幸せな生活の土台を作ってあげること。

でもそれとは別に、私が浮かんだ疑問に食いつける人材を見ると、ついジャブを打ちたくなる。この子がする様に。

「天才は天才にしか見つけられない。だから自分自身が天才となるしかない。凡人は天才と馬鹿を見誤るから」

「……」

「……説明しましたけど……」

「君、やっぱり賢いねぇ。予測してた? 私がこう言うって」

先生として言われたくない言葉ってさ、私、分からないけれど、

どうせ生徒のことなんか考えてないし、自分の保身の為にそういうことするんでしょ!! 綺麗事言わないでよ!!

だと思うというか。


これ、生徒に言われたら、ボディブローの様に来るかもしれない。私はそうだと思う。落ち込む。

そう言われて、ある意味事実として認識して、だからこそ、子供扱いではなく、一人の人間として生徒を見た先生の腹癒せがこの小説。


あの一件以来、あんま子供扱いしてないというか、『俺と対等に戦える』人間として見ているというか。


で、先生が出した議題。

馬鹿と天才は紙一重って、凡人が考えた言葉だよね。

だって、天才には天才のルールに則って行動しているし、それには訳がある。それを凡人は理解出来ない。

だから馬鹿がする様なことをしていると思っている。

自分で測れないものを、馬鹿という括りに押し込んでいる。

というのが先生の論。


で、普通そんな話を振られても、

そんな難しい話とか期待してない。

で愛想尽かすんですよ。

大人でも、ましてや子供なら特に。


だから最後に質問

『私の話したこと、ちゃんと聞いていた?』

と聞き返したというか。


先生が今測ったのは、

興味のあるなしに関わらず、最後まで聞いているか、

本当に理解しているか、

返答に文脈の維持、つまり的外れなこと言ってないか。

これを見てるんです。


そして彼女は合格した。合格したから

賢い。

と言ってるんですよ。


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