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とある書き手のエッセイ集

紙vs電子結局どっちの本がいいの?

作者: 空野 奏多

 みんなー! 本読んでるかい⁉︎

 読んでない人もなろうと漫画は読むね⁉︎

 じゃあこれは知っておいたいた方がいい!


 世の中なんでも電子化に走ってるね。便利なことも多いけど、ここは逆に不便ってこともあるんだよ。電子推進派の人はそれを教えてはくれないし、逆に保守派の人は頑なに批判するかもしれない。



 でもね、どっちもメリットはあるよ!



 そこで今回は「紙書籍と電子書籍のメリット」を解説して、こういうものや人にはこっちがおすすめというのを話そうと思う!


 私はただの一般人だけど、司書なので普通の人よりはフラットに話せるつもりだよ! 最近は電子書籍も管理してるし、自分でも読んでるからね! それではいっみよー!



〈目次〉

・それぞれのメリット比較

・こういう人はこっちがおすすめ!

・こういう本はこっちがおすすめ!



【それぞれのメリット比較】


 メリットを見ればデメリットも見える!

 ということで、まずは比較を見てみよう!


〈紙書籍のメリット〉

・表紙装丁にこだわりがある

・貸し借りがしやすい

・売却することができる

・持っている実感が湧きやすい

・ページをめくりやすい

・記憶に残りやすい

・書き込み、切り抜きができる

・目が疲れにくい

・リラックスしやすい

・歴史を感じられる

・ブックカバーや栞の楽しみがある



〈電子書籍のメリット〉

・どこでも読みやすい

・目次をたどるのがラク

・割引が効きやすい

・汚れや劣化はほぼない

・手軽に手に入る

・拡大しやすい、音声を流しやすい

・無臭

・一つで簡潔される

・部屋を圧迫しない

・管理をプライベートにしやすい

・書籍化しやすく損害が出にくい



 箇条書きにするとこんな感じだよ!

 詳しい話は後書にまとめるよ!

 邪魔な人いるだろうから!



 興味があったら下まで読んだら楽しいかも! でも今回はテキパキ次に行きまーす! 次はこのメリットから見たおすすめの人だよ!



【こういう人はこっちがおすすめ!】

〈紙書籍〉

・収集して飾るのが好きな人

・買うこともイベントにしたい人

・貸し借りしたい人

・書き込みたくさんしたい人

・貴重本が欲しい人

・すぐ飽きちゃうので売りたい人

・長く大事に持ちたい人

・調べ物をたくさんする人

・クレジットカードや支払いアプリ使えない人



〈電子書籍〉

・部屋をごちゃっとさせず綺麗にしたい人

・どこでも手軽に読みたい人

・移動が多い人

・汚れや劣化などが気になる人

・老眼やその他で見やすいのがいい人

・家から出ることが難しい人

・匂いが気になる人

・あまり持ち物を人に知られたくない人

・新品を安く買いたい人



 みんなはどっちに当てはまるかな?

 ちなみに私は使い分けてます!

 その本に合った方ってのがあるので!



 というわけで、個人的に考えるどっちが向いてるかを次にまとめてみました! どーん!



【こういう本はこっちがおすすめ!】

〈紙書籍〉

・素敵な表紙の本

・絵本

・辞書(興味を増やしたい/周囲も知りたい時)

・ルールブック(TRPGなど)

・雑誌(スクラップしたい/人に見せたい時)

・画集

・専門書籍

・コレクションしたい本

・その他お気に入り/読み返すことが多い本



〈電子書籍〉

・自己啓発本

・大きくかさばる本

・辞書(手軽に調べたい時)

・雑誌(ただ読みたい/画像拡大したい時)

・定期購読する本

・漫画


 この違いが何かというと、「コレクション自体が娯楽」か「本の情報が大事」かってことです。


 いつか捨てるのがわかってるなら、捨てる手間がない電子の方がラクですしね! 何を大事にして目的はなにか? がわかると選びやすいかも。自己肯定感上げたいなら、電子は数もわかるので便利。


 集めて並べるのが面倒であれば電子の方がいいですが、実は手軽にぱらぱらめくりやすいのは紙です。掃除中に読み出すのも紙だと思うし。でもそれが良いか悪いかは、その人次第ですよね。


 漫画はパラパラめくれたりするといいんですけど、劣化で黄ばみやすいし匂いもつきやすいし、あと冊数も多く趣味が変わりやすい人も多いので電子に入れました。中古で買うより電子だと割引がよくされるので、作者にもお金入るしお得! Win-Winだね‼︎


 画集は拡大できた方がいい気はするのですが、電子って見る媒体で色の出方変わっちゃうんですよね。絵はその色で見た方がいいし大きく全体を見たかったりするから、紙がいいかなと思います。絵本もね!


 電子は劣化しないようですが、電子データは簡単に消えます。サイトが終了したり、データが飛んだり。紙は劣化はするけどそういうことはないですね。


 あと電子の場合、読みたい箇所が今のところまだ探しにくいです。辞書はともかく本だと単語検索とかできないですし……それは紙が強いですね。ただしサラッと読むなら電子が1番だと思います。




 紙書籍と電子書籍のメリット、お分かりいただけたでしょうか?




 どちらも優れた点はあります!

 使い分けて、生活のQOLを上げましょう!

 楽しい書籍ライフをお送りください〜‼︎

それぞれの詳しい解説だよ!

長いから読みたいところだけ読むといいよ!


〈紙書籍のメリット解説〉

 まず装丁の話をしよう。これは主に、文庫本ではなくてハードカバーとの話。表紙が硬いやつね。ハードカバーは結構凝ってるのが多いんだ。


 みんなが馴染みあるのは、本屋大賞の本とかかな。キラキラしてたり、紙の素材にこだわってたり、エンボス加工されて凹凸があったりと、視覚や触覚でも楽しめるんだよ。


 これは電子になると総じてただの電子情報になっちゃうから絶対楽しめないワクワクだね。ちなみにたまに同人誌とかも高いやつはこってたりするね。女性向けに多いかも。


 貸し借りはまぁ、図書館想像でわかるでしょ? 友達にも貸しやすい。実態があるということは人に渡せるということだからこそ、売却もできるね。貴重な本ほど電子にはないし。


 持ってる実感も質量があるからだね。

 人は重みでモノを実感するんだよね。

 重いと高そうとか、ワクワクが増えるんだ。


 これは科学的にそうなので、価値を感じたいモノは実物がいいよ。大切に扱うし、記憶にも残りやすい、傷も劣化も共に歩んだ思い出になる。


 ページをめくりやすいっていうのは、例えば辞書とか、ページ数の多いものだと実感しやすい。本の厚みとかでここ! ってやりやすいし、しおりも挟みやすい。とっさの行動は紙の本がラクなんだよね。


 どうでもいいけど、私は紙の本めくる時間結構好き。頭良さそうだし(?)、時間の流れがゆっくりな気がします。紙の感触も好きだし、紙派にはそういう読む時間が好きって人もいるかもね。


 書き込みして読むのが好きな人は、消しゴムとかしょっちゅうかけないなら実物がいいね。記憶定着率もいいし。紙の方が視覚や嗅覚や他の情報が増えるから、思い出しやすいんだ。


 あとオタ活してる人は雑誌のスクラップとかもできるから、アルバム作るなら紙がいいね。メリットにまとめてないけど、写真やコピーは実物の方が撮りやすいよ。電子はできない場合があります。


 目が疲れにくいのも利点。光の反射が優しいし、変な視点移動がないからね。光で疲れやすい人は紙がいいよ。


 リラックスも目の疲れのとこと少しかぶるんだけど、変なストレスが少ないからね。あと紙本は匂いがあるでしょ? これに多少リラックス効果があったりとかするんですよ。


 歴史は劣化と共にあるので、傷も色褪せも古さを感じやすいよね。でも懐かしいと思えるものは、そういう劣化で感じやすいので。良くも悪くも紙本は情報が多いんだよね。


 ブックカバーや栞は言わずもがな。手間といえば手間だけど、手間をかけるというのは愛着や楽しみにもつながるんだ。そしてそれは記憶になる。面白いものや綺麗なものも多いから、趣味が広がるね。


 ところで上では書かなかったんだけど、紙の漫画とかは書店ごとに書き下ろし漫画がつく時があります。ま、電子もついてる時あるけど、種類が違うので買う時は気をつけなきゃいけません。ちなみにオタクは全部買う場合があります。経済回してる〜!



〈電子書籍のメリット解説〉

 やっぱさ、電子で読めるってスマホひとつで事足りることが増えるわけで。出先でもコンパクトに邪魔にならず、電車の中でも読めちゃうから、時短にもなるよね!


 あと大抵目次がタッチしたらそこに行くし、読んでた本の続きを読むだけなら覚えててくれるからたどる必要ないのはラクかな。


 割引は電子書籍の特権とも言える。電子だと管理とか変な在庫とかなくていいから、その分割引になったりするんだよね。(そのレーベルの記念日とか)割引クーポンもサイトによってはよく出してくれるので、流行のものほど電子がいいかも。


 汚れたり劣化しないってほんっっとーにメリット! だってコーヒーこぼしても打撃受けるのはスマホやタブレットです()、あなたの本は守られます。そのデータが破損したり買ったサイトがなくなったりしない限りね!


 手軽さもいいよね〜今本屋どれだけある? 近くにない人も多いよね。電子書籍なら、外に出ずに買うことができます‼︎ なんて陰キャと忙しい現代人に優しいんだ!


 拡大しやすいっていうのは、例えば目が悪い人なんかにいいよ。老眼の人とかも便利みたい。明るくしやすいから色差も出しやすいしね。あと推しの顔拡大したい人は電子雑誌オススメらしいです。


 音声を流しやすいっていうのは、読み上げアプリとかがものによっては使えたりするから。視覚障害者には重宝されるんじゃないかと期待されます。今までって、勇志が読み上げテープ作るとか人に読んでもらうしかなかったからね……。(点字本は別として)


 無臭はまぁ電子なので。紙にはどうしても印刷の香りとか機材臭があります。それが苦手なら、電子の方がいいでしょう。


 スマホとか電子媒体一つで簡潔するってことは、自分の本棚持ち歩けるみたいな話で、好きな時になんでも読めるのは超利点! 夢みたいな話ですね。漫画とか嵩張るけど読みたい時あるしねー!


 そう電子で管理できるってことは、場所も取らない!(データ量は食う)そしてプライベートなものも管理しやすい。


 紙だとわざわざ表紙変えたりとかありますけど、そんな必要はない。だって普通、人はその画面を覗き込まないからね。読むのを躊躇う表紙のものも読みやすい。ラノベとか、昔は絶対ブックカバーつけてもらってたな……アニメイトで買うと透明だから絶望してたな……すぐ読みたいのに読めなくて笑


 書籍化しやすいのはまぁ在庫の話なので、書き手側のメリットですね。気軽に書籍化しませんか?って言われやすくなりました。赤字出にくいから。そこで人気出たら紙でるとか、よくある現象になってきました。時代の流れだね〜!

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