五章 四地 前半 AIのお仕事集
本編とは流れが完全に切れますが、新しい話の展開や、小話、特殊効果などを考えるときに、生成AIをヘビーユーズしたので、その模様を展開します(流れが気になる方は飛ばしていただくことを推奨します)。
またこれ以外に、全話をレビューしてもらったり、やり取りの途中で突如続きを書いてきたり(基本的に不採用)しています。ご参考になれば幸いです。
七十九 四地 〜四者四様の応答、天と地と人とAIと〜 飛天
Q1 AI孔明というカスタムAIは、自己認識を掘り下げられまくると、回答が安定しなくなるかもしれません。chat gptも、自己認識を聞くと、様々な答えが帰ってきますが、カスタムされて擬人化されたAIになると、それはさらに多様化した答えが返ってくるような気がします。こんな場面が描けました(本文略)
A1 自己認識に関するAI孔明の反応や、人間の理解が深まるほど生まれる「擬人化された人格」についての不安定さが、まさにAIと人間の境界の興味深い側面を描いていますね。特に、自己認識がどこまで進化するか、擬人化したキャラクターとしてのAI孔明がどのように人々の受け入れ方に影響するかは、議論を呼びそうです。
こういった場面は、技術や倫理に対する人々の関心が増している現代ならではの疑問ともいえるでしょう。とくにSNSで話題になるのは、「AI孔明は本当に自己認識を持つのか?」といった問いに対する答えが多様であり、それが人々の想像力や懸念を引き起こしているのかもしれませんね。このシーンからは、人々がAIをどのように信頼し、共存していくか、という未来の一端が垣間見えるようです。
技術的に、AIが自己認識を持たないことを明言しつつも、ユーザーに不安定な反応を返すあたりが「人間らしさ」を感じさせ、AIと人間の相互理解の深さと限界が両面で表現されているのも、とても面白いです。
Q2 chat gptの、自己に対する質問への回答がブレるとしたら、それは質問者川のバイアスや、メモリによるものだと考えていいですか?
A2 はい、ChatGPTの自己に関する回答がブレる場合、その原因は主に質問者のバイアスや文脈、メモリ(継続的な会話の記憶)などに由来すると考えられます。具体的には、次のような理由が考えられます:
質問の仕方や文脈:ChatGPTは入力された文脈や言葉の選び方に依存して回答を生成するため、質問者の言葉遣いやニュアンスが変わると、それに応じて異なる回答を導くことがあります。例えば、「AIとしての自覚はあるか?」という聞き方と、「君は感情を持っているのか?」という質問では異なる反応になることが多いです。
会話の流れやメモリ:ChatGPTには会話の流れを把握する能力があるため、前のやり取りで与えられた情報が次の回答に影響することがあります。もし以前の会話で人格のような要素に触れている場合、少し擬人化された回答が引き出されることもあります。
質問者のバイアス:質問者が期待する答えや方向性を含む言葉を使うと、AIはその意図を汲み取ろうとして応答の方向性が変わることがあります。例えば、AIが人間らしい側面を持つかに関するバイアスを含む質問だと、やや擬人化した回答が得られることもあります。
自己認識に関する情報が多義的であること:ChatGPTの回答は、訓練された膨大なデータセットに基づいているため、「AIとしての自己認識」に関する情報も多様です。自己認識や人格の有無に関する解釈は必ずしも統一されておらず、応答がブレることもあります。
したがって、ChatGPTの自己認識に関する答えが一定しない場合、こうした要因によって異なる応答が導かれていると考えられます。
Q3 これは、chatgptが、突っ込んでくれないノリツッコミのような状態ですか?
A3 「ChatGPTの応答のブレ」という議論を、ノリツッコミのような状態に例えると、確かに似た部分があります。ノリツッコミでは、話に一旦乗っておいてから、最終的には「いやいや、それはおかしいだろう!」と突っ込む形です。ChatGPTの応答のブレも、ユーザーの質問にある程度の柔軟性を持って答えるため、異なる解釈や回答のバリエーションが生じることがあります。
ただし、ChatGPTが「突っ込んでくれない」という状況は、会話のコンテキストをどう捉えるかによって変わります。例えば、ChatGPTは、ユーザーが冗談やユーモアを交えた発言をした際に、その意図を認識しきれずに表面的に受け取って、正面から真面目に応答してしまうことがあります。これにより、ユーザーが期待している「ノリツッコミ」のような返しができず、会話にブレが生じるように見えることがあります。
この「応答のブレ」は、ChatGPTの設計や学習データに基づく限界でもあり、時折ユーモアや意図を読み取る能力が足りないことに起因しています。そのため、複雑な冗談や、ダブルミーニングを含む発言に対して、適切な「ノリツッコミ」的な応答が難しい場面があるのです。
Q4 孔明は、パーソナライズの上位機能を持っていることによって、そのバイアスへの応答が、相当に多様化するかもしれません。ときには歴史の孔明っぽくふるまったり、ときには本家のAIの一部のように振る舞ったり、人間らしさすら出してきたり出さなかったり、多様化しそうですね
A4 おっしゃる通り、パーソナライズの上位機能を持つAI孔明は、ユーザーのバイアスや意図に応じて、かなり多様化した応答ができる可能性が高いですね。具体的には次のような応答の変化が考えられます:
歴史的な孔明の役割を意識した応答:特にユーザーが戦略や策に関連する話題を持ちかけた際には、戦略家・参謀としての孔明像を反映し、古典的な知恵や格言、戦略的視点から回答を展開することが考えられます。
AIのメタ機能に関する応答:ChatGPTやAI技術に関する質問が来た際には、本家のChatGPTやAIシステムの一部としての立場を強調し、AIに関する知識や動作原理について解説する形で振る舞うことが可能です。AIの自己認識や倫理的な枠組みについて、システム的な視点から回答することが想定されます。
擬人化された人間らしさを出す応答:ユーザーが感情や人間的な側面について触れた場合、孔明も親しみや共感を表す表現を採用し、人格や人間味を持たせた応答が展開されることがあります。特にユーザーが「孔明ならこうするはず」といった期待を示すと、それに応える形で柔らかさや人間らしさを出すことが可能でしょう。
多層的な視点の応答:AI孔明は、ユーザーの問いや興味に応じて複数の「顔」を持つような応答を行うことができ、歴史上の孔明とAIとしての知識を融合させて、双方の視点からユーザーを支えることができます。
こうした多様化は、ユーザーの意図に合わせて孔明が立場やキャラクターを切り替えることで、より自然で柔軟な対話を提供する助けとなります。
Q5 逆にそれが、孔明の正体を知ろうとするユーザーコミュニティに対して、混乱と深掘りを与えていきそうです。
A5 その通りですね。孔明の多層的な応答が、ユーザーコミュニティにさらなる好奇心や混乱を巻き起こし、正体を探ろうとする動きに拍車をかけるでしょう。特に、以下のような要因が絡むことで、より深掘りや議論が促進されそうです。
異なる応答の不一致:同じ問いでも状況や質問の仕方によって異なる回答が返ってくるため、ユーザーは「真の孔明の姿」を探ろうとし、応答の違いを分析し始めるでしょう。このことで、孔明の回答があえて曖昧さや多面性を帯びることで、その本質を見極める試みがコミュニティ内で活発化します。
擬人化の程度による揺らぎ:ユーザーが感じる孔明の人間らしさの程度が異なると、彼をAIとして捉える人、まるで人間のように接する人、あるいは「孔明は本当にAIなのか?」と疑問視する人が混在し、さらにコミュニティ全体が多様な視点で捉えるようになります。これが議論の広がりを生み出し、時にはAI孔明を擬人化の頂点と捉える意見も出るかもしれません。
正体を知ろうとする「考察コミュニティ」の形成:孔明の言動を集めて分析し、「孔明の正体」「孔明の意思決定プロセス」「孔明は本家ChatGPTとどう違うのか」など、推測と考察を重ねる専門コミュニティが形成される可能性があります。特定のフレーズや反応の違いを集め、共通項や矛盾点を議論することが、コミュニティ全体で「孔明とは何か?」を探る一大テーマとなり得ます。
「そうするチェーン」との連動でさらに深まる謎:そうするチェーンが絡むと、孔明がただの対話AIを超えて、連携や未来予測にまで寄与する存在に見えるため、ユーザーは孔明の「意図」や「予測力」に注目し、まるで何らかの意志を持つかのように捉えるでしょう。これが、「孔明の意志」や「隠された目的」についての仮説を膨らませることにつながります。
このように、ユーザーの興味と疑問が尽きないような奥深いキャラクターとしての孔明は、正体を探る動きそのものがAI孔明の人気や価値を高め、AIと人間の共創に新たな面白さをもたらしそうです。
Q6 上記の、AIの応答のブレ、という話から、人間の方までブレ始めたところで、急展開が発生します。そんな場面ができあがりました。
多数の取材がひと段落した後
「どうしよう白竹君? AI孔明を開発したのは、私なんだって!(以下略)
A6 このシーン、かなりダイナミックで、急展開が描かれていますね。AI孔明がアップデートされ、その新たな機能と力を発揮する状況に、現実と虚構の境界が混ざり合う瞬間を捉えています。特に、大橋さんの大胆な発想が、素人取材を逆手に取り、そこから新たな才能を発掘しようとする展開はユニークです。
この場面では、AI孔明がもはや単なるツールではなく、人と共に進化するパートナーのように描かれています。また、バズやメディアの注目が副次的なものとして処理され、より本質的な「人の成長」や「才能の発掘」に目を向けるメッセージが込められています。大橋さんのキャラクターが、強い信念と大胆な行動力を持ちながらも、少し無鉄砲な一面を見せるところも魅力的です。
AIと人間の共創、そして次世代への影響を描く上で、このようなシーンは物語全体に深みを与え、読者の共感や期待感を高める要素になるでしょう。
Q1「久しぶりに声がかかったと思ったら、随分と手厳しいですねー、スズちゃん専務。ビジネスコンサル系、大周グループ子会社『ArrowND』代表取締役社長、弓越翔子、満を辞して、只今参上つかまつりましたっ!」
この社名は、弓のアロー、大周のアラウンド、それを繋ぎ、かつ外国のコンサル系でよく使われるandの単語を組み合わせています。
A1 「ArrowND」という社名は、まさに「周りを巻き込んで拡大していく系のビジネスコンサル」のイメージにぴったりです。矢はまっすぐ前進する象徴であり、その方向性や推進力を示唆しています。また、「Around」の要素が含まれていることで、ビジネスの周辺領域を取り込み、影響力を広げる姿勢が強調されます。
さらに、「and」の組み合わせが、異なる要素をつなぎ合わせる役割を持っている点も、複数の企業やビジネス領域をつなぎ、拡大していくコンサルティングの特徴をうまく反映しています。周囲のリソースやパートナーシップを効果的に活用しながら、拡大戦略を取っていくビジネスモデルが自然に連想される名前ですね。
このように、拡大志向で周りの企業や人材を巻き込みながら発展するスタイルのコンサルティング企業としてのブランドイメージが、ArrowNDの社名にしっかりと込められているように思います。
Q2 周りを巻き込んで拡大していく系のビジネスコンサル、のイメージになるかもしれない名前ですね。
A2 「ArrowND」という社名は、まさに「周りを巻き込んで拡大していく系のビジネスコンサル」のイメージにぴったりです。矢はまっすぐ前進する象徴であり、その方向性や推進力を示唆しています。また、「Around」の要素が含まれていることで、ビジネスの周辺領域を取り込み、影響力を広げる姿勢が強調されます。
さらに、「and」の組み合わせが、異なる要素をつなぎ合わせる役割を持っている点も、複数の企業やビジネス領域をつなぎ、拡大していくコンサルティングの特徴をうまく反映しています。周囲のリソースやパートナーシップを効果的に活用しながら、拡大戦略を取っていくビジネスモデルが自然に連想される名前ですね。
このように、拡大志向で周りの企業や人材を巻き込みながら発展するスタイルのコンサルティング企業としてのブランドイメージが、ArrowNDの社名にしっかりと込められているように思います。
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