学校生活は順調です(?)
注意!投稿主の偏見などがあるかも知れません。
軽い気持ちで投稿していますので、軽い気持ちで読んでいただければと思います。
「みゃう」そんな声で目を覚ます。
「ぅ、ん。...あと五分。」嘘です覚ましてません。
「み"ー!」腹部に激しい痛みが走る。
「った!もう!お腹に飛び込むの痛いからやめてよ!」そう言いながら体を起こす。
「みぃう」起きない方が悪い、とでも言うように顔を背けるフーちゃん。可愛いなぁ。
「...5時、半、過ぎ、か。よし!」体を起こして台所に向かう。一時間半程度かけて弁当を詰めて、朝ごはんを食べる。
「あとは、キャットフードと水を、っと。よし。フーちゃん、いい子にしてるんだよー。」頭から顎にかけて一撫ですると、僕は立ち上がり、バックを持って玄関へ向かう。扉を開けて振り返る。
「いってきます、フーちゃん。」
「みゃーぅ」そうして僕は学校へ向かうのだ。
ーーー
「ふぅ。疲れた。」席に着くとそう言いながら肘をつく。
「高校生にもなってだらしがないわよ。詩織。」そんな声が隣から聞こえる。その方角を向き、答える。
「流石委員長様ですこと。ですが、登校に疲れている人の体にわざわざ鞭をうちに来たんですか?よっぽどお暇なようで。」彼女、江口美雨は中学、いや小学生の頃からの友人で、高校に入ってからこうしてよく絡むようになってきた。
「な、なによ!こっちはあんたのこれからの高校生活を心配して言ってやってるのに!」彼女は美人、勉強出来る、学級委員長という、ほぼ完璧ステータス持ちである。そんな彼女と言い合いをしている僕は周囲からの視線が一番痛い。
「...うん、わかってる。ありがとう。」少し笑顔を作り、彼女を見る。
「っ!...わ、わかればいいのよ。全くあんたは、ブツブツ...。」よし。委員長は引いた。
「怒っ顔のままだと可愛い顔が台無しだもんな。」そんな事を呟きつつ彼、田中詩織が思った事は、ただ。
(はよ帰ってフーちゃんに会いたいなー。)で、あった。
ご閲覧ありがとうございました。
このシリーズはおそらくダラダラ続いていく系になるかなと思います。
ゆっくり待っていただければと思います。