血まみれナンパ(´∇`)
事故の加害者は、超絶可愛い女の子!
血まみれの入野はアガッてしまい、寝たフリをしてしまう。
それを『死んでしまった!』と、勘違いした女の子!道路上に卒倒してしまい、オオゴトに!!
(´∇`)
「だだだ大丈夫ですかっ!!!」
急いで車から飛び出し、抱き起こしたけど‥‥‥‥
(/ロ゜)/
「ひっ!うごっ、うごっ、動いて‥‥‥‥!!!」
女の子、ゾンビを見る目で怯えとる‥‥‥‥
「ああ、生きてます!生きてますよ!!!」
「うう、よ、良かった‥‥良かった‥‥ぅぅう‥‥」
女の子、ようやく落ち着いた様子。
「あの‥‥たくさん血が‥‥病院、病院に行きましょう‥‥」
「いやぁーははは!コレ、ただの鼻血!身体中、どっこもいたくありません!」
「ただのって、どえらい量の出血ですよ!!!」
「量はどえらくても、大したこと無いのです」
女の子、少し安心した表情。
ならば、
面倒くさいけれど、事後処理の話をきりだそうかね。
「あの、病院は間に合ってるんですけど、警察と保険屋さん呼んで事故処理は、しませんと‥‥‥」
「いや‥‥それは‥‥」
ん?女の子、事後処理の話になると、凄く焦りはじめた?
「あの‥‥警察と保険屋さんには、内密‥‥という訳にはいきませんか!!」
え!とんでもないこと言い出した!
「あの、お嬢さん?あのバン、見たところ会社の車でしょ?会社の入ってる保険屋さん呼ばないと、自費で修理になりますよ?」
「は、はぃ〜確かに社用車ですけど‥‥会社に知られたら、マズイんです!!」
「ええっ!じゃあ、こっちの保険屋さんも呼べませんよ?!!僕の車まであなたのお金で直さなきゃいけなくなりますよ!!」
「あの‥‥本当にお身体の方は大丈夫なのですか?」
「平気です!!」
「すみません!!では、この事は二人だけのコトとして、内密に処理しては頂けませんか?!!」
事故の現場は街の外れの農道の、橋のたもとの交差点。夕暮れ時だし、人通りもなければ、今のところ他の車も通っていない。少しガラスが飛び散ってはいるが、速やかに移動すれば、何もなかった事になるといえば、なる。
「あの!!本当にすみません!!私、困るんです!本当に会社に知られたら困るんです!」
女の子、半ベソかきながら僕の目を見つめて訴えてくる。
「お願いです!何でも‥‥なんでもします!何でもしますから!!」
うう!なんか‥‥ズキューンとキタ!!
心が震えた!!!!
「何でもしてくれるんですか?」
「はい!何でもしますぅ!!」
「それじゃ喫茶店で、お茶でもいかがですか?!!」
「ええっ!お、茶、ですか??」
(´∇`)
「はい!お茶に付き合ってください!!」
(続きます)