表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

追放騎士、神友とともに最強冒険者を目指す (旧題)追放されたら親友が神だと言ってきた

作者:

連載始めました

追放されたら親友が神だと言ってきた


https://ncode.syosetu.com/n5897gu/


あとがきにその後のことが書いてあります

僕はノア・ライアス

カーナ王国の魔法騎士をやっている


僕が幼いころに両親は死んでしまい伯父さんのところで育てられた

しかし、そこでも必要ないもののように扱われた



今は王国の近衛騎士団として王城の警護に当たっている

しかし、このカーナ王国は周りに比べ多くの武力を持っており帝国の次に強い国だ

我々国民はそのことに誇りを持っているがそれを悪用して周りの国を脅しているような奴らもいる


しかし圧倒的な武力の差があるためなかなか逆らえず周辺国は今や属国というような形になっている



そのため、もともとは花形だったが

今や王宮内の近衛騎士はなかなか活躍の場がなく周りからは給料泥棒だのお飾りだのいいように言われている


少し横を通っただけで

「邪魔だ給料泥棒」

そういってぶつかってきたり

「やることがないならこれをやっていてください」

と言われて使用人に王城の掃除などもやらされている


もちろん僕もそんなこの職場が嫌で騎士団への転職願いを何度も出したが

「お前みたいな給料泥棒はいらない」

などと何度も断られている


さらにやめようと辞職願を出したら

「いつでもやめていいが果たして君が働ける場所はあるのかな」

そういって僕をやめさせようとはしなかった


そして今日も

「あら給料泥棒さん

裏庭の木が伸びてきているので切っといて」

そういってメイドはどこかに去っていった


僕はどうしようもなく王城の裏庭に向かった

そこには手入れがされておらず荒れ放題な裏庭があった


とりあえず形を整えることにして

剣を抜いた


つい最近はこういうとこでも剣を使い腕が堕ちないようにしている


「はぁ!」

僕は気合とともに一気に剣を振り気の形をそろえた

ほかのところもそうやってそろえていくと


「ノア!」

そういってこちらに駆けつけてくる一人の男の姿が見えた


僕をそう呼ぶのは一人しかいない

古くからの親友である

ルーク・デイティア

彼は今王国の騎士副騎士団長をしている


彼とは古くからの知り合いだが彼もまた僕と同じように両親を亡くしているらしい

らしいとは彼と出会ったのは15歳くらいの時で彼もその話は孤児院の人に聞いたからだそうだ


そして彼とは16歳から同じ騎士養成学院からの親友だ


「やあルークどうしたんだい?

君は忙しいはずだけど」

僕がそういうと


「うんまあ忙しいけど


ってそんなことはどうでもいい

君は何でこんなところで庭師の仕事なんてしているんだ


誰に言われた?」


ルークはいつもこうやって僕のためにおこってくれる

そして僕を何度も騎士団に入れようとしてくれた

しかし、いつも団長である貴族がそれを退けている


そのため彼はいつも僕を心配して僕のもとを訪ねてくれる



「いいんだよルーク

僕にはこれぐらいしかできないから」

僕がそういうと


「ノア君はこんなところにいてはいけないんだ

君にはものすごい才能がある


今はただの近衛騎士だけど君の魔法は世界一だ

僕が保証する」

ルークはそういった


「世界一だなんて嘘だよ」

僕が否定しても

「いやほんとだよ

第一剣で木こうやって整えることができる人なんてほとんどいないよ」

そうやって僕を励ましてくれた


すると

「副団長こんなところにいたんですね

仕事が溜まっていますよ

急いできてください」

そういって一人の騎士がルークを迎えに来た


「ごめんノア、行かないと...」

ルークは申し訳なさそうに言っていたが


「いいんだよルーク行っておいでよ」

僕がそういうと

「じゃあまた今度ね」

そういって自分の仕事に戻っていった


すると騎士が近づいてきて

「おい給料泥棒

二度とルーク様に近づくな


まあもう二度と会えなくなるだろうがな

じゃあな大罪人(・・・)

そういってその騎士はどこかに行ってしまった


(大罪人ってどういうことだろう)

僕は疑問に思いながらもそのことはあとに回してとりあえずは目先の仕事を終わらせようと作業を再開した



僕は裏庭の作業が終わりいつもの休憩所で休息をとっていると

数名の衛兵が入ってきて

「ノア・ライアス


貴様を横領・暴行・殺人未遂・職務怠慢・贈賄などの罪で逮捕する」

そういって僕を捕まえた


「僕はそんなことしてません

一体誰がそんなこと」

僕は必死に抵抗したが


「うるさいこの大罪人」

そういって僕は殴られた


そして僕が連れていかれた先は謁見の間だった

そこには国王や宰相、近衛騎士団長などの姿があった

しかし、ルークはいないようだ



「おい貴様自分が何をしたのかわかっているのか」

国王はそういってきたが僕は


「何もしてません」


そういった


すると

「確かに彼は何もしてませんよ」

僕の上司はそういって

「仕事もね」

そう付け加えて笑った



すると陛下が

「お前はいつも自分の騎士としての職務は果たさず休息所に入り浸っているようだな」

そういった


僕は

「いえそんなことは」

そういたが

「じゃあなぜ今日も休息時間外に休息所にいたんだ」

そう返された


どうやらあの時間に来たのはわざとだったらしい

「それはただ他の仕事が長引いたから」

僕は理由を伝えようとしたが

「お前らだれかこいつが仕事しているところを見たことがあるか」


国王がそういうとだれも答えず

「ほらだれも見たことがないようだぞ

これ以上嘘をつくようなら処刑だ」


そう言われたので僕はもうなにもいえなくなった

そしてその後

「もういい罪状を読み上げるのも無駄だ

よって判決を言い渡す

お前は国外追放だ」

そういって僕は国外追放が決まった


僕はそのあと手荒に扱われながら馬車に乗せられた

その後一日馬車に揺られていた



そして一日後

「おい降りろ」

そういわれて降りるとそこは魔の森だった


そして後ろで馬車が出発した

ここは魔の森でも相当深い場所だ

そして剣を持っていないため魔法しか戦うすべがない


なので精一杯外に向かって逃げているのだが


「ぎゃ~」

「ガルルル」


すぐに魔物が寄ってくる

「なんで」

僕はそういいながら魔法で必死に倒していく




そしてそれをおよそ1日ほど繰り返したとき

「ファイアーボール


あれ

ファイアーボール」

なんど詠唱しても魔法が放てなくなった


ついに魔力が底をついたのだ

「あと少しなのに」

僕は一生懸命外に向かって走った


しかし


「ガルゥ」


ドン、ガラガラ


一瞬強い力が僕の体に加わったあと僕は横に吹き飛ばされた


「げほ、げほ」

僕は体に力が入らずただ魔物が近づいて来るのを待つしかなかった



するとブラックベアーが近づいてきた

(まあ一発で死ねるか)

僕はそんなことを考えていた

そしてブラックベアーが手を振り上げた時


「エアカッター」

魔法を唱える声が聞こえて目の前のブラックベアーが真っ二つになった


僕はそれをただ眺めるしかできなかったが少しすると

「ノア!大丈夫?」

そういう声が聞こえた


僕の目の前にルークが現れた

「ルーク?なんでここに」

僕がそう聞くと

「任務が早く終わって帰ったんだけど君がどこにもいなくて

それでいろんな人に脅hじゃなくて尋もnでもなかった

ちょっと丁寧に聞いてみたら君が魔の森に追放されたって聞いて急いできたんだ

ごめん遅くなった」

そういった


(いま二つぐらい危険な単語言いそうになったよね

言い直しても変わらないんだけど…)

僕はいろいろ考えたが結局口に出たのは

「どうしてそこまでして?」

それだけだった


すると

「それはあとではなすよ

今はここを離れることを優先する」

そういって僕を抱えた


「僕はまだ動ける」

そういって自分で立とうとしたが


ルークが

「魔力切れなら動かずに回復したほうがいい」

といったので仕方なくルークに体をゆだねた

するとルークが走り出した


その速さは身体強化しても到底なせるはなかった

「ルークどうやってこんな速さを…」


僕はそう聞いたがルークは

「後で説明するよ」

そういった


するとさらにスピードを上げ、息をするのがぎりぎりになりしゃべることもできなくなった



魔物は僕たちに気付いても異常な速さでついてくることができない

するとあっという間に魔物の森の外についた




ルークはそれでも足を緩めることはせず、どこかの街まで走った

僕は今までの疲れと魔力切れから眠ってしまった




僕が起きるとルークは部屋のリビングらしきところにいた

「やあノア体調はどうだい?」

相変わらずルークは平常運行だ


「ありがとう

だいぶ魔力も回復したし大丈夫だよ」

そういうと

「よかった心配したんだよ

丸一日も寝込んでいたんだから」

そういった


どうやら僕はあの後丸一日寝込んでしまっていたらしい

ルークに相当な迷惑をかけたようだ


「迷惑かけてごめん」

僕がそういうと

「全然大丈夫だよ

それよりも先にご飯を食べようか

君もおなかがすいているだろうし


そこでいろいろと説明するから」


そういわれたので僕は素直に

「分かった」

そういって二人で食事を始めた


食事の最中は普通に世間話のような感じだったためなかなか知りたいことは知れなかった

しかし食事が終わってすぐに


「それじゃあ話を始めようか

ノアが聞きたいのは何で僕が助けたのかだったよね?」

僕は素直にうなずくと


「それにこたえるにはまずは君のご両親と僕の両親について話したほうがいいね」

そう前置きした


その言葉に僕は

「え、ルーク両親の記憶はないって・・・」

僕がそういうと

「ごめん実は僕は両親を覚えている

というよりも今でもたまにあっているよ」

そう答えた


僕は驚いたが続きを聞くことにした

「うんこれは最初に行ったほうがいいね

実は僕神なんだよ」


僕はそれを聞いてはじめは

「フーン神なんだ」

そう流していたが頭の中で理解するにつれて

「え、神?

神ってあの神?」

僕がもう混乱して何が何だかわかっていないときに


「うんそうだよ

Godのほうの神だよ」

そういった


僕はものすごく驚いた

「それで神である君と僕の両親の関係は?」

僕がそう聞くと

「一応僕の両親も神なんだけど

その二人が地上に来ていた時にお世話になったのが君のご両親だったんだ

でも僕をめぐっての争いで君のご両親を巻き込んじゃって..


それで君のご両親はなくなってしまったんだ

そして君はあの伯父さんのところに連れていかれてしまった


でも僕と僕の両親は君のご両親に君のことを頼まれていた

だから僕がこうして君と一緒に生活してたんだ」


僕はもう頭が追い付かず固まっていた

「ってことはルークは父さんや母さんから言われたから僕の親友としていたの?」

僕がそう聞くと


「最初はね

でもノアとあっていろいろ凄く楽しかったんだ

だから僕はずっと君と一緒にいたんだよ」

そう答えた


すると

「それでルイト、君はこれからどうしたいの?」

そう聞いた


僕はどうしようもなくて迷っていると

「じゃあ冒険者になってみない?」

そういわれた


「うん冒険者

いろんなところを回っていろんなひととあう

そんな仕事だよ


大変なこともあるけどとっても楽しいよ」

そういわれた


僕は迷ったが今までずっとつらい仕事だったので楽しいと聞いて面白そうだと思った

「うんやってみる」

僕がそう答えると

「じゃあこれからよろしくねノア」

「よろしくルーク」




こうして僕は追放され死にそうになった途端親友に助けられ

その親友に神だといわれいろいろあった僕は















新しい人生を親友とともに歩みだした


~~追放した王国のその後~~

ルークがいなくなったことにより指揮系統の混乱

騎士団長がまとめようとするが指揮能力がなく、さらなる混乱を招く

さらにノアが押し付けられていた魔物討伐がおろそかになりスタンビートの発生

これにより王国の軍事力の圧倒的低下

属国のような圧政に耐えかねた周辺諸国が帝国とともに宣戦布告

魔物と帝国からの侵略により滅んだ


ちなみにこの帝国の裏にノアを追放したことに激怒していたルークがいたとか…










お読みいただきありがとうございます


今回は少し独特な作品でした

現在連載中の精霊貴族とはまた違った口調とは違うのでとでも苦戦しました


精霊貴族に転生~精霊の力を使って最強を目指します~

https://ncode.syosetu.com/n5556gq/


また、この小説の連載を開始しました

ぜひよければ呼んでみてください

追放されたら親友が神だと言ってきた

https://ncode.syosetu.com/n5897gu/


最後に、評価・ブックマーク等もよろしくお願いします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 補足程度でも主人公を追放した王国の末路を書いて欲しかった。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ