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疫病神が僕を選んだ。

作者: 七瀬
掲載日:2017/12/12

僕は何時頃か...? 背後に何か気配を感じていた。

そしてその頃から、何をしても上手くいかなくなった。

朝寝坊する、シャツにコーヒーをこぼす、靴下が裏だったり

仕事では、失敗が多くなったし上司に怒られる事も増えたし

歩いていたら石に躓く転ぶ、溝にハマる等々......。


災難が突然! 一気に増えた。

どうなっているんだろう? 

昨日なんて、給料日でATMで下してきたお金の入った封筒を

何処かに落とした。戻って探したものの見つからず。

『もうどうにかしてくれぇ~』


おかげで、カツカツの生活を強いられているよ。

毎日一番安い食材のモヤシを買ってきてモヤシ炒め、モヤシスープ

モヤシ尽くし。でも何でこんな事になっているんだ......!?


お金の入った封筒を落とさなければこんな事にならなかったのにと思う。

こんな生活が1ヶ月を過ぎようとしている時だった。


家に帰ると......? 人影がある誰かいる!?

小さなテーブルの前で、せんべいをバリバリ言わせながらそいつはテレビ

を見ていた。僕がそいつに向かって言った。


『お前は誰だぁ~!』 って言うとその汚らしい男が僕に言う。

『ワシはお前を選んだ疫病神じゃ~!』

『はぁ!? お前か~! お前のせいで急に【運が落ちた】と思ったんだよ~

何処か行ってくれ~ 僕にくっつかないでくれ~』

『それは無理じゃ~ もうワシはお前を選んだからなぁ!』

『ナニ偉そうな事言ってんだよ~ 』

『もうこれからお前と一心同体なのじゃ~』

『なにが?【なのじゃ~なんだよ!】 ふざけんな~! お前のせいで!

お前のせいで! ひどい目に遭ってんだぞ~!』

『お前! 今年何年だ?』

『えぇ!? 厄年! あぁ...!?』

『そういう事じゃ~』

『ふふ.ふざけんな~!』


このまま厄年が終わるまで、この疫病神と一緒なら

もうこうなったら~ ヤケくそじゃ~楽しむぞ~!


毎日のように、疫病神にお酒をグイグイ飲ませてやったら~

顔を真っ赤にして、嬉しそうに言っていた。

『ワシはここにずっといるぞ~!』


とか言うから? 僕の厄年が終わったら出ていけ~

と言ってやった。


でも? 疫病神との時間もだんだん悪くないと思ってきたのは

相当ヤバいな! 


それにずっと1人だったから.....? この疫病神が来てから

楽しいのは事実で一緒にお酒を飲んだり、嫌なことも増えたけど?

だんだんこの疫病神との時間が居心地が良くなっている?


少し災難なことに耐えるだけなら? この生活もいいのかなと

思うようになっていたが......。


僕の厄年が終わったと同時に、疫病神が去って行った。

今度僕のところに来たのは......? 『福の神』

マジか~!? やったぜ! いえーい!
















最後までお読みいただきありがとうございました。

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