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無色の終焉
世界は、今日も無色を認めなかった。
声を上げても届かず、触れようとしてもすり抜け、
歩いても道は揺れ、影さえも世界には映らない。
存在しても意味はなく、ただ孤独が胸を締め付けるだけ。
助けた命も、避けた災害も、
すべては偶然として消え、誰も記憶に残さない。
名前も、感謝も、証も、光も、世界は与えない。
夜の闇が深まるほど、孤独は濃くなる。
歩く先に誰もおらず、声も届かず、触れる手もない。
胸の奥の痛みだけが、静かに、確実に重くなる。
世界の中心に立ちながら、私は透明になった。
存在しても、触れられず、認められず、
ただ風に消される声のように、静かに無色として漂う。
星空も、風も、光も、
私には届かない。
存在しても、意味はない。
生きているだけで、孤独は深まり、胸の奥を締め付ける。
――これが、私の終わり。
無色のまま、世界に無視され、
消えない孤独だけを抱え、生き続ける。
静かに、世界は私を忘れ、私は無色のまま漂う。
光も希望も、救いもない。
ただ生きるだけ。
ただ、孤独だけが確かにここにある。




