134話 神島解放
神島解放ひと月前
「Mr.物資の調達は順調ですか」「はい 研究所の者達の要望も技術者達の要望も全て調達出来ました」
「そうですか代金はちゃんと払っていますね」「はい 地球の適正価格で支払っています」
「ありがとう今後もMr.と半蔵に任せますからよろしくね」「はい」
そうなのだこの星で手に入るであろう物も手間を掛ける程の人手も時間も無い 地球から買える物は買うことにした 地球からの転生者も増え様々な研究がされる様になり必要な物も増えた 勿論スキップビートでは貨幣は無い 地球から得た貨幣での支払いだ
「小梅様資金は充分有りますが…目減りするばかりでは」「そうですね」「山川教授」「小梅様教授は前世の事ですよ」「そうでしたね 頼んだ物は出来そうですか」「はい 既に試作品は出来上がりました 7Dイノベーション技術による…」聞いてもわたしには何がなんだかわからない ただみんながみんな説明したがるのだ…研究者って…
「山川さん ありがとう」「はい小梅様のおチカラに慣れて…悦の極み」ヤベーの来たよ!
山川教授は某機関の所長をしていたらしい 地球から転生して来た研究者の間で教授と呼ばれていたので わたしも教授と呼ぶようになっていた 研究所の責任者を頼んではあるのだが 常に研究に没頭している…スキップビートでも強制的に休みを取り入れないと…
どうしても地球との取引にドルと円が集中してしまいがちだ ドルは母数が大きいのでそれ程影響も出ないが円はやはり高くなると日本に外貨が回らなくなる これから地球との貿易は避けられない物となる以上バランスは取らなくてはと日本の電気メーカー ソトビッタッヒからスキップビート製のハイパーパソコン(家庭用ノートパソコン)を販売する事にした価格は地球製パソコンの10倍だ既に予約出来ない程の注文が殺到しているそうだ
神石を使用しているからいずれは悪用しようとする物もいるかもしれないが全て登録制だ ミサイルに使用しようと思ったら其れこそ人間爆弾にするしか手は無いだろうがパソコンから神石を取り出そうとした時点で神石は粉となり使えなくなる
貿易と言っても運搬手段は一方通行だしスキップビートの技術に依存して行けば取引に困る事は無くなるだろう 出来れば穏便に取り引きしたいしね「地球からスキップビートに天体観測用の望遠鏡を置かせてくれないかと打診が有りましたが」「お断りして スキップビートまで来れる様になってから言ってちょうだいと」「はは わかりました」地球はわたしと取り引きが出来た事でもう安心してるんでは?魔素の放出はこれからだと言うのに…
「研究所からビート銃の数が揃ったと報告が有りました」そうなのだ魔物対抗の武器として神石をエネルギーに使った銃を造って貰った 弾は神素のエネルギー弾だ「研究所に3000丁の追加発注をしておいて」「3000丁もですか」「ええ お願いね」最初に持参する銃は1000丁だ どうせお偉いさんや金持ちが欲しがるだろうし今後の資金調達に丁度良い
「小梅」「なに小夏」「魔物が倒せる様な武器を地球人に持たせても大丈夫なのか?」「うーん…用途以外使用は地獄行き?神素弾だからわたし達は勿論 地球人にも影響はないわ…たぶん それに気楽に持てるような事はないもの」「どうゆう事じゃ」「タダじゃ無いってことね ふふ」「…悪い顔になってるぞ」「あらあら」「小梅は元々にゃん」「うっ…」
スキップビートの人口は日々増えている…地球及び神球から転生して来るからね ドアーフもエルフも 増え…そうそう 架け橋隊の面々も騎士団に警備隊達もスキップビートにやって来た 基本悪人はスキップビートにはいない 天国経由の神素に満ちたこの星で悪意は生まれにくいだろう 幹部達はみな大忙しだ!ミハエルも良くやってくれているので…と言うよりは神球の天国もスキップビートの詰所に置いた方が今後都合良いので幹部のひとりとして迎え入れた
「こ小春さまー!」からの「マリーちゃん!」はいはい なので詰所内には天使が飛んでいる…ま いっか!
今はまだバタバタしてるがいずれ落ち着いたら元地球人達にも魔法を学んで貰うつもりだ せっかく魔法が使えるんだからね
なんやかんやしてる内に神島解放の日がやって来た…




