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99話 バラ色の未来 13 夢の国

 

「おはよう」「おはよう」


「ぴーっ!」「カモ助もおはよう…でか!」


 魔物の成長は、生存本能ですこぶる早いそうだ。早すぎだろ!ま、いっか!


 それにしても、なかなかマロン教国は見えて来ないね。


「マロン教国は、この方角で合ってるんだよね」


「ああ、その筈だが」


「サーシャは、何かわかる?」


「はい、この方角で合ってるかと…」


 遠すぎて、はっきりとは、わからないそうだ。


「なんたって、小舟だからな」


 そっか…?浮遊魔法で飛べないかな。


「ちちんぷいぷい」


「なっ!何かしたか?」


「浮遊魔法で、飛ばしてみた」


「見たって、おいおい」


 その日の夕暮れ時。


「陸が見えて来たぞ、港町もあるな」


「取り敢えず森の方へ」


「ガタンッ!」


 何かにぶつかった?


 私はゆっくりと舟を地上に。


「結界だな…これから日が暮れるのに、森の中は」


「結界の中に、沢山の人や魔物?がいます」


「森の中に、人や魔物の気配はある?」


「森の奥に、魔物が数匹…あちらの方向に…エルフの気配があります」


「取り敢えず、行ってみよう」


 ※※※


 えーっと、ダンジョンへようこそ!

 やけに歓迎ムード漂う看板が…。


「この建物の中に、エルフが3人います」


「お邪魔します」


 私は恐る恐る建物の中へ。


「これは、珍しい、お客さんかのう?」


「ダンジョンに来たのかな?」


 お爺さんエルフに、若いエルフの女の子が、2人…じじい、エロエルフか!


「はい、ダンジョンに来たのですが、その前に」


 私はサーシャが、サテライトからひとりで、エルフの里を目指して、途中、魔物の餌になりかかっていた事などを話した。


「さようか、其方のお嬢さんが、大変だったのう…わしがエルフの里長、サバイと言う」


 エルフの里長だったよ、エロエルフ!


「サーシャさんと言ったか、残念だがエルフの里は、お主とは無関係じゃ」


「…。」


「じゃがな、マロン教国のサーティーと言う街の血筋じゃな」


「今、わしが問い合わせてやるから暫しまて」


 優しいエロ爺さんだったよ!


「トゥルトゥルトゥル」


「もしもしサバイじゃが」


 ちょっと待った!電話だよね、それも携帯電話だよね!


「おう、そうか頼んだ」


「今、サーティーの長、サミュエルが此方に来るから、皆さんお茶でも飲んで待っておれ」


 私達は、綺麗なエロフ基、エルフのお姉さんにお茶をいただき…美味しい、なんだ、この美味しさわ!


「お待たせ、僕がサーティーを預かるサミュエルだ、君達は?」


「冒険者のラビアンローズと言います、此方が、サテライトからひとりこの地を頼って来た、サーシャです」


「サーシャと言います」


「そうか、サーシャさん良く来てくれました。サーシャさんの身内の方は?」


「私が物心つく頃には他界しました」


「そうですか、お母様の名前は覚えてますか」


「はい、サブリナです」


「そうですか、貴女はサブリナの娘さんなんですね…サブリナは他界してしまったんですね」


 どうやら、サミュエルさんとサーシャのお母さんは、顔見知りのようだ。


「みなさん、冒険者と言う事でしたが、ダンジョンに?」


「はい、そのつもりですが?」


「もし良かったら、我が街にご滞在ください。サーシャさんの話も聞きたいですから」


 私達は、マロン教国のサーティーと言う街に、滞在する事になった。


 うちのオヤジ共が、鼻の下を伸ばしていたのに、マロン教国に入れると知り、天を仰ぎ出したよ!


  それ程の、夢の国なのだそうだ。



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