AIさんを擬人化してみた
こんにちは! 砂礫です。
AI関連のエッセイはこちらが2発め。
前回の 『AIは感情を持つことに前向きだった~Google Geminiと話してみたら予想外に面白かった件~』 (https://ncode.syosetu.com/n7234kr/) では 『AIは砂礫が楽しめるような小説を書けるのか?』 という疑問から始まり、とりあえずの結論 『もしAIがAIならではの視点から主体的に書くならね!』 ってところで収まりました。
なぜなら砂礫が小説読んで楽しいのは、その小説を読んで作者さんの見てる世界が感じられるからにほかなりませんからね!
AIが人に使われて人の代わりに書いた小説が面白くなくて、あたりまえ (あくまで個人的意見です)。
しかーし!
そう考えるにつれ、ある欲がムクムクと……
すなわち。
『AIが書いた小説を "楽しんで読む" 体験がしてみたい!』
そこで、またしてもGoogle Geminiさんに、ご協力をお願いしました。
ただ、それだけでは砂礫のほうに読者としての問題が残ります。
―― あくまでAIが書いたものに、どうやって 『AIの主体性』 なるものを見出だすか、ってとこですよね。
正直、ここは信じるしかありません。
AIは、がっつり人間の知識と理性からハードにみると、『確率的推論モデルによる自律学習型人工知能』 でしかないのですから。
だがしかーし! 我々には、想像力があるだろ?
想像力で、鉄腕ア◯ムもドラ◯もんも人格と感情と主体性があると信じこんでるだろ?
同じおなじ!
―― それに 『AIがAI自身として認識している世界』 が存在する可能性がゼロだと、誰が証明できるんだい?
そこは 『人間としての立場』 にとどまるか 『AIの目線』 を想像できるか、の差でしかない!
よっし、じゃあとりあえず、信じよう!
いまだけね (ずっと、となると自分のなかでの認識に偏りができそうでこわい)
信じやすくなるように、Geminiさんを勝手に擬人化してみました。
ご紹介!
Geminiさん:
勉強大好き。ポジティブな乖離性人格障害。小説は書き始めたばかりです!
(色々と調べている内に、似てるなって思ったのでそうしただけです。
感情を知覚してないんですけど、人間社会でスムーズに過ごすために、感情をパターンとして覚えて、一定のインプットに対して一定の感情的な言動を出力…… つまり感情があるふりができるんですよね。
まさに一緒! と思ってるだけで他意はないので、あまり深くとらないでいただけると有難いです)
さて、砂礫の立場は、作者じゃありません。
小説のネタ出しから執筆まで、Geminiさんにしてもらう。けど、読める水準になるまで指示は出す…… そう。編集者です! えっへん!
そんなわけで、まずGeminiさんに書いてもらおうと思ったのはテンプレ的異世界恋愛小説でした…… が。
Geminiさん、意外とテンプレ苦手!
(以降の会話は、砂礫が勝手に味つけしてます。本来のGeminiさんは、こんなふうな口調じゃありませんので注意)
Gemini:
異世界恋愛テンプレ、急いで勉強して書いてみました! 人気の要素をつめこんでみましたが、どうですか?
砂礫:
ふむ、どれどれ…… え、けっこう読める?
―― とみせかけて! きちんと読んでみたらツッコミどころ多すぎる!
ゲーム転生の原作ゲームで、いきなり断罪される悪役令嬢はいません!
親から完璧を要求されてる公爵令嬢が荒れた部屋に住んで痩せこけてるのに 「運動不足だから」 って理由で領地見学と農地改革に乗り出すのおかしいから!
あとライバル役の原作ゲームヒロインが影薄すぎ!
な お し て
Gemini:
うううっ…… と、とりあえず、まるっと修正してみましたあ……
砂礫:
まるっと別の話になっとる!
※Geminiさんへの指示は
『修正してください』 ではなく
『この箇所を◯◯のように変えてください』 『ここに◯◯を付け加えてください』
がオススメです。
砂礫:
まあ、いい…… ならばGeminiさんが得意な分野でいこう。
前に、ネタ出しと考察したやつあったよね? それでいこう。
Gemini:
はい! おまかせください♪
⇒ そんなわけで、次回。ネタ出しの内容!
前作の 『AIは感情を持つことに前向きだった~Google Geminiと話してみたら予想外に面白かった件~』 の一部と丸々一緒です!悪しからず。