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愛しく恋しい大好きな君へ

作者:えむえいCHI
 その日、君は言った。

「また明日」

と。

でも、俺の明日に君はいなかった。
いつものことだ。
どうせまた君と出会い、恋をし、そして、また居なくなる。
もう何度繰り返しただろう……。それでも、どうにもならない。

消える君に言いたいことはまだあったのに…………。

明日が来なければいい。
明日何て概念がなければいい。

しかし、人は明日を求める。日付は変わり、朝日が昇る。
そうして、明日がやって来る。前日の、

「また明日」

と言ったであろう、君の消えた明日が…………。



「大好きだよ…………俺は君を、、愛して……!――――――あれ?俺は何をしているんだろう?」
この止まらない涙は何なのだろう―――?
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