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フェイテルリンク・レジェンディア ~訓練場に籠もって出てきたら、最強になっていた。バトルでも日常でも無双します~  作者: 毘沙門 子子


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662 見つけます

 みずきが少年にテレポートされられた!

 ま、不味い――私はリッカに通信を入れる。


「リ、リッカ、どこ!」


 駄目だ、通信ウィンドウが開かない!

 リッカの姿が視えないと〖テレパシー〗も送れない―――!

 〖テレパシー〗が駄目って事は、リイムのアポートも駄目・・・。


 私が慌てている間に、ハンプティダンプティはトゥイードルダちゃんとトゥイードルテちゃんもどこかへ〖テレポート〗させた。


「ハンプティダンプティ、みずきを何処へやった!」


 私は怒りの形相で叫ぶけど。


「知らんな〖テレポート〗」


 ヤツも〖テレポート〗で姿を消した。


「どうしよう、どうしよう! みずきは一体何処へ!!」


 その時――


 ピィィィィィィ!!


「この音は・・・・」


 知ってる、クリスマスにリッカに渡した――。


「久遠の呼笛!」

『えっ、久遠の呼笛の音がしたんですか!?』


 感じる――見える。


「分かる。方角も位置も、距離も――」


 私はVRに銀河マップを映す。

 そうしてリッカの位置を指差す。

 ここは、


「プレアデス星団!」


 この星は――


「リッカは、アルキオネAにいる!」


 だけど、ここはワープ港が無いはず・・・。

 私のいる位置からだと、あの場所に辿り着くには亜光速航行ですら何千年掛かるかわからない。


 月にワープしてそこから亜光速航行しても400年以上掛かる。


 どうやって行けば・・・・。


 私は私に出来る方法を網羅していく。

 そして一つ、思いついた。

 ――そうだ、念写をして・・・・リイムに〖アポート〗で引き寄せて貰うのはどうだろ。


「――よしリイムの〖アポート〗で」

『マ、マイマスター・・・恐らく無理です・・・。リイムさんの〖アポート〗は、対象が遠い場合、ワームホールを通じて引き寄せられます。リイムさんの〖アポート〗がΩか、レベルが高いか・・・どちらかならともかく』

「・・・レベル」


 今からリイムの〖アポート〗のレベルを上げる?

 予備の印石を全部砕いて、全財産を使って〈印石の欠片〉を集めて――。


 とにかく、念写をしてみよう。


 私はポラロイドを〈時空倉庫の鍵〉から取り出して、〖念写〗を行う。


 写真を取って――急いで写真を振る。


「もどかしい〖パイロキネシス〗!」


 熱を発生させて、写真を温める。


「よし、視えた!」


 凄まじく強い光を放つ恒星の光に浮かぶ、影。


 リッカだ。宇宙空間を漂っている・・・。

 だ、大丈夫パイロットスーツがあるから死んではいないはず。


 リッカには〖飛行〗があるし、パイロットスーツにも空気を放出してと宇宙空間を移動できる機能がある。

 だけどそもそも、近くに安全を確保できる場所がない。


 リッカは諦めたように・・・・楽な姿勢のまま・・・ただ漂っている・・・。


(―――諦めないで!)


「〖テレパシー〗!」


 お願い、届いて!


(涼姫?)

(みずき!)

(今、星草の花冠を使って自分のいる場所を調べたんだが・・・これは帰れないな・・・・。周りに何も無い)

(あ、諦めちゃ駄目!)

(3日もすれば、酸素も無くなる。――涼姫と、またどこかに遊びに行きたかったなあ)

(行こう! どこでも付いていくから!)

(楽しみだ――3日長いな、流石に少し恐いよ。・・・・いっそ)

(駄目! 絶対にそこに行くから! みずきは、助けるから!!)

(そうか・・・うん・・・・待ってる)

(〖テレパシー〗はずっと使ってるから、なにか有ったら言って!)


 みずきからの返事は無かった。

 どうする、どうやってみずきを助ける?


「イルさん、〖アポート〗のレベルが幾つなら、リッカに届く?」

『〖アポート(10)〗です』


 ――10!?


 その絶望的な数値に私は固まった。


『Ⅹは、恐らく印石の最高レベルです』


 1レベルにするのに、印石が20個必要として・・・。


 Ⅱで、40個。

 Ⅲで、80個。

 Ⅳで、160個。

 Ⅴで、320個。

 Ⅵで、640個。

 Ⅶで、1280個。

 Ⅷで、2560個。

 Ⅸで、5120個。

 Ⅹで、10240個。


 10240個の印石って・・・・私の印石を全部砕いたって、全く足りない。


 集めるにしても、どれだけの人から集めれば良いんだ。

 そもそも売ってくれるという人がいたとしても、私の下へ集めるのに時間掛かりすぎる。


 そうだ、連合もMoBを倒している。なら連合には大量の印石が・・・――駄目だ・・・連合も印石の欠片を使ってるんだった。


 ・・・・どうしてもリッカを助ける方法が思いつかない。

 せっかくリッカが、起死回生の久遠の呼笛を吹いてくれたのに・・・・。


 助けるって言ったのに・・・。


 私がどうしてもリッカを助ける方法を思いつかないでいると、私の眼の前に巨大なウィンドウが開く。

 このウィンドウは・・・アイビーさん?

 そして彼女が、逆転の一手を告げる。


『スウさんに、次元折りたたみ航行の許可が降りました!』

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