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170 スウお姉ちゃん激怒


 綺雪は、ここでもスウの言葉を思い出す。


「――あ、でも忘れないで。上昇旋回が有効なのは、1対1での話だよ。空中戦では人数差が覿面(てきめん)だから、相手が多い時はすぐに逃げること。相手の方向へ向かって」

「えっ!? 相手の方向に逃げるんですか!?」

「そう、弾丸を躱しながら」


 綺雪は、思わず悲鳴を挙げてしまう。


「弾丸を避けるなんて、スウさんしか出来ませんよ!!」

「それが、結構簡単なんだよ」

「嘘です!」

「VRが相手の弾丸を光らせてくれるから、弾丸を避けるのは簡単」

「嘘ですよぉ」


 滅茶苦茶を言う超人に、困惑の表情になる綺雪だったが、スウは構わず続ける。


「コツは2つ。1、弾丸を見て避ける。2、偏差予測を避ける」


 そんな言葉に(ほら、やっぱり無茶苦茶言ってる!)と綺雪は、この時は内心毒づいた。


「1つ目の弾丸を見て避けるっていうのはね、ミサイルがあんまり有効じゃないバーサスフレームの交戦距離って1キロくらいから始まるでしょ?」

「えっと、はい」

「すると弾丸ってね、1キロも離れてると、FLの弾丸ですら目標に到達するのに1秒近く掛かってしまうんだよね。レールガンを使っても0.5秒も掛かる。互いに向き合って飛んでも、この半分くらいの時間がかかる」

「そんなに掛かるんですか!?」

「うんうん。しかもFLのVRが、敵の弾丸を光らせて目視させてくれるでしょ」

「あれ、相手の弾が視えて怖いんですよね」

「でも視えた方が良いから、機能を切ったりしないでね。連射式のレールガンは維持費が凄く高いから使ってる人滅多に居ない。なら弾丸がさ、1秒や0.5秒かけて真っすぐ飛んでくるなら、避けられると思わない?」

「な、なるほどです・・・確かに避けれるかもです」


 「弾丸を避ける」などと聞いて、またスウさんが化け物みたいな能力が必要な理屈でも持ち出してくるのかと思ったけれど、案外まともな理屈で納得する綺雪だった。


「コツ2つ目、偏差予測を避ける」

「予測ですか」


 言いながら1個目に納得がいったので、2つ目にも期待をする綺雪。


「偏差予測っていうのは2つ有るんだ。1つ目はバーサスフレームの火器管制システムが見せてくれる、弾丸が到達する時に相手はここにいるよっていう奴」

「相手の進行方向に表示される、◎ですね」


 綺雪が宙に二重丸を描いた。


「それそれ。もう一つはパイロット本人の予測」

「あー、そういうのも有るんですね」

「実際あの◎に従って撃っても、案外当たらないと思ったことない?」


 綺雪が「あるある」という感じで頷く。


「あります、弾ばらけすぎ? とか思うんですが」

「弾の拡散のせいもあるけど。あの◎って、相手が今一定時間にこれだけ移動したから、相手が同じ姿勢で飛べば、弾丸の到着時にはここにいるはず。っていう単純な話なんだよね」

「・・・・案外、簡単な仕組みでした」

「だから弾丸が目的の場所まで飛んでる間に、相手が方向を変えると◎の場所に相手はいない事になる」


 綺雪が納得の表情で「あー・・・」と口を開いた。


「でも◎の近くにはいるはずだから、相手がどの方向に行くかをパイロットが予測する」

「それが、パイロットの偏差予測ですか」

「うんうん。ドッグファイトなら相手が誰かを追いかけてたら、追われている人との間に撃てば案外当たるんだけどね。と言うわけで避ける側は、火器管制が予想する◎に入らないようにしたり、相手パイロットの予想を裏切るような行動をする事。斜め上や、斜め下に逃げて速度にも緩急をつけるといいよ。この前教えた空中戦機動の横滑り(スリップ)もいいね」

「分かりました! あ、――でも相手に近づくと、相手の弾丸の到達時間が早くならないですか? そうしたら、避けきれなくなると思うんですが・・・どうするんでしょう」

「FLには3択ブーストがあるから、自分の反射神経の限界だと感じたら思いっきりシールドにブーストを掛ける。ここでも私の教えた、横滑りや励起翼を用いた左右に反復横跳びするみたいな動きも、かなり有効だよ」

「頑張って練習しますね」

「それと至近距離で敵機を撃ち落とすのは、自機が相手の破片に当たる危険が有るんで分かってる人はやらない。鳥が当たっただけでも大変な事になるのに、飛行機の欠片なんかにあたったら」


 綺雪は、スウが鳥を利用してサニヤ少佐をやり込めたアーカイブを思い出して、唾を飲んだ。


「・・・ですね」

「でも、これは相手次第だから注意だけどね」

「分かりました」

「後は戦闘機も人型も容易に反転できないから、相手のスレスレを交差するように通れば、相手が反転してる間にかなりの距離を稼げる。人型形態で追尾してくる相手も、反転から変形しても速度差でもう追いつけない。人型だって、いきなり反対方向に飛べるわけじゃないからね。人型から飛行形態になると、速度を得るまで時間掛かるし」

「確かにです」

「問題は戦闘機で追いかけて来る人だけど、1秒で何百メートルも飛ぶ戦闘機だから、相手が反転するまでに、弾丸を目視で避けれる距離にはなるよ。特に宇宙ならガンガン加速していけるし。もちろん偏差も避けてね。それでも相手が速いとだんだん追いつかれるけど、綺雪ちゃんの乗ってるのはFL最高速のスワローテイルだから」

「やっぱりスワローテイルを選んで正解だったんですね!」

「それは、どかなー・・・」


 記憶を呼び起こした綺雪は、スウの言う通りの逃げ方を実践しようと、機体を傾けて基地に向かった。

 「相手にすれ違うように逃げれば、時間を稼げる筈だ」と。

 あとはジグザグに飛んだり、機体を傾けてとにかく全速力で逃げる。

 でも、もし相手が強い人達だったら・・・綺雪は背筋が冷たくなるのを感じた。

 とにかく綺雪はスワローテイルを走らせて、2機のガディムとすれ違う。


 すれ違ったあと、相手の2機はもちろん反転、後ろを取って張り着いてくる。

 その上、ガトリングガンで撃ってくる。


『逃げろ逃げろ』

『追い込め追い込め』


 狩猟でもしているかのように楽しそうにするリザードガングと、フロッグガング。

 その異様な行動に、綺雪は混乱してしまう。


「この二人なんなのっ―――!?」


 綺雪は、初めて遭遇した、本当に機体を壊そうとしてくる相手に恐怖を覚えた。


 綺雪は「ここまでくれば・・・」と、恐怖を押し込めスウに教えてもらった、錐揉み回転を使わない躱し方をやろうとするが、――気づく。


 一方のガディムが海面に対して水平に飛び、もう一方が垂直に飛んでいることに。

 あれだと、スワローテイルを垂直にしても水平にしても、どっちかに戦闘機の上面を晒すことになる――大きな的になってしまう。


 スウに教えてもらった十字に避ける方法では、撃墜される。


『どーちたんでちゅかー?』

『キョーカショの内容がツーヨーしませんかー?』

『オベンキョー熱心なのにザンネンでちゅね~』


『お前の知ってる内容は、一対一でしか使えねーんだよ』

『これがシャカイのキビシさってやつよ』

『一対多数がシャカイってヤツよ、ぎゃはははは』


(一対一でしか使えないのなんて知ってるよ、スウさんにちゃんと注意されてるよ!)


 綺雪は偏差予測を避けようとするが、リザードガングとフロッグガングは綺雪の動きを読んでくる。


『コイツ、なかなかやるじゃん』

『でも残念、俺達はもっとやるんだよ』


 綺雪は相手の弾丸の軌道も見て躱そうとするが、十字砲火では躱せない。何度も被弾してしまう。


 1発、2発と被弾していき、とうとうブーストを掛けたシールドすら破れてしまった。


 スワローテイルでは、シールドが薄すぎるのだ。


 綺雪の脳は、自分が死ぬ可能性が迫っている事を感じさせ始める。


(このままじゃスワローテイルが破壊される! う、上手く脱出できるのかな!? もし死んだら生き返った私は――記憶も全部引き継いでるけど、それは本当に私なの・・・!?)


 怖くて目尻に涙が浮かんできた。


 転送装置に手をかける――転送で逃げれば、せっかくのスウさんと手に入れたスワローテイル失うことになる。だけど、もう逃げるしか無い。


「う――うぅ・・・誰か、たすけてぇ」

『マイパートナー! もう少しだけ頑張って、もうすぐ彼女が来るわ!』


 シルフィの妙な言葉に顔を上げた後、首を傾げる綺雪。


「く、くる?」


 すると、コックピットにシルフィーとは別のAIの声がした。


『マイマスターがもうすぐ到着します、綺雪さん、シルフィ! ――こちらおおよそ3キロ後方にいます、到着までおよそ1.5秒!』


「イ、イルさん!?」


 シルフィが叫ぶ。


『スワローテイル、右エンジンに被弾――急いで、イル先輩!』

『はい! マイマスター! 出力を上げて構いませんか!! 最後のリミッターを外しても!!』

『もう〖伝説〗も〖前進〗も使っちゃってるから――やって、イルさん!!』

『最終リミッター解除!!』


 シルフィーが、クランチャットで『綺雪が襲われている、助けて』と。イルさんに連絡を入れたのだ。

 ハイレーンで人探しクエストをやっていたスウは直ぐ様フェアリーを呼び出して、搭乗。綺雪の方向へ飛翔した。


 ――無音だった。音を遥かに追い越して迫る白い機体に、ガディム2機は全く気づかなかった。

 だから通信が入って、初めて気づく。


『私の可愛い綺雪ちゃんに、お前ら何してるんだ―――ッ!!』


 スウの――腹の底から、心の奥からの怒の声。


『なんだ!?』

『は?』


 二人が振り返ると、白銀に黄金の刺繍のような模様を持った機体が海面スレスレを猛然と飛んで迫ってくる。落下による加速も加えたので、低空を飛んできたのだ。

 さらに今は〖伝説〗により白銀に輝いている。


『ちょ、ふざけんなフェアリーテイルじゃねーか!!』

『あんなモン持ってる奴、コイツのクランにいるって事か!? つかフェアリーテイル持ってるのなんて、二人しかイネーだろ!! スウじゃねぇだろうな!?』


 震え上がるフロッグガングの不安は的中だった。


『そうだ、私はスウだ!! ――お前ら化け物のクラメンに手を出して、ただで済むと思うなよ!!』


 スウが上昇を開始しながら〈64ミリ汎用バルカン〉を連射する。


 現在のフェアリーテイルは保持している速度が凄まじいので、上昇速度も凄まじい。

 

 瞬く間にリザードガングとフロッグガングの飛ぶ高さまで上がってくる。


 その間にもフロッグガングのガディムには凄まじい振動が起きて、瞬く間にのシールドが削られていく。


 フロッグガングはなんとか逃げようと、回転する。


 当然フロッグガングも、偏差と弾丸の射線を躱そうとするが、スウはそんな動きをモノともしない。動きを読んで、回転では躱せない機体の芯を捉え命中させる。

 そもそも弾丸にもフェアリーテイルの速度の慣性が乗っているので、弾丸の到達が早い。今のスウが放つ弾丸は、一般人に見てから避けられる速度ではない。


『や、やめ――くそっ、なんで当てられるんだよ!! しかも難しい下からの攻撃で!!』

『なら、真正面対決(ヘッドオン)だ!! これなら互角の状態だ、運任せになるだろ!! ――フロッグ、その間にヤツの側面を取れ!! いくらスウでも十字砲火は避けられない!!』

『OK!!』


 戦闘機が正面同士を向けて撃ち合う事を、ヘッドオンと言う。


 これは勝敗が運任せになるので、通常ならば禁忌ではあるが、実力差が有っても運で勝てる可能性が出る。


 リザードガングがスウの真正面に出て、撃ち合う。

 だが、フェアリーテイルはリザードガングの弾丸など簡単に躱して向かってくる。


『くそがあああ!! なんでヘッドオンで全く当たらねえんだよ!!』

『弾丸なんか、見てから余裕で躱せる!』


 しかもガディムの機銃は左右に配置されている、それなら軸をずらせば簡単に避けられる。

 それに、機銃が2つ以上有る場合、左右を斜めにして何処かの距離で弾丸が交差するようにする。

 この距離の内側に入られると機銃が一つしか当たらなくて、ダメージが十分に出せない場合もある。


 スウの場合は200メートル付近は〈汎用バルカン〉、遠距離や至近距離では〈汎用スナイパー〉か熱武器が飛んでくるのだが。――ただバーサスフレームには熱武器は効かないが。


 だがこれは、リザードガングには理解できなかった。


『何いってんだコイツ、両方が接近しながら撃ってるんだぞ!? 弾丸の到達時間がめちゃくちゃ減ってるんだぞ!? 見てから躱せる時間じゃないだろう!?』


 リザードガングの弾はまるで当たらないが、リザードガングのガディムの芯を捉えたスウの弾丸は、リザードガングに命中し続ける。

 もうすこしで、シールドが砕ける。

 しかしここでフロッグガングが側面上を取った。


『上ががら空きだ! 正面と側面上空の攻撃をどうやって躱すつもりだよ!』


 フロッグガングは、上からスウを撃った。

 リザードガングからはフェアリーテイルの姿は回る線に視えるが、上から見れば線と面を繰り返している。

 面なら、フロッグガングも当てられる。


 フロッグガングがガトリングガンを連射し始める――が、当たらない。スウは、フロッグガングの弾丸も目視で避ける。

 500メートルも先から撃ってくる芯を捉えぬ弾丸など、スウにとっては物の数ではなかった。


『ふ、ふざけんな。なんで十字砲火を躱せるんだ!!』


 リザードガングが、正面からミサイルのように突っ込んでくるフェアリーテイルに(このままではぶつかる)と思って、慌てて機首を上げる。


 リザードガングは慌てながらも避けるついでに、もう一度、フェアリーテイルの上空を取って有利にしようという魂胆だった。

 しかし、スウがそんな安易な作戦を許す訳が無かった。


 迫ってくるフェアリーテイルが、僅かに機首を上げる。


 上昇しようとするリザードガングのガディムを追うように。


 リザードガングが、顔面蒼白になる。


『ぶ、ぶつかる!!』


 リザードガングには、スウの突攻に見えた。


 自滅覚悟でぶつかって来ると、――しかし、リザードガングは思い直した「フェアリーテイルは火力が強化されているとは云え、所詮相変わらずの紙飛行機。正面からぶつかれば、ガディムに軍配が上がるはず」と。


 リザードガングは知らない、スウがシールドをブーストすると、シールドが6倍もの硬さになる事を。

 そんな物に体当たりされれば、どんな機体も木っ端微塵になることを。

 しかし、スウの狙いは体当たりでは無かった。


 傘のような雲を纏ったフェアリーテイルが、ガディム真下のギリギリを通った。


 物体が音速を超えると放たれる恐ろしい衝撃波が、ガディムを下から突き上げ、ガディムの翼を覆う気流を吹き飛ばした。


 翼にまとった気流の衣を引き剥がされて、弾け飛ぶガディム。ガディムは、飛ぶために必要な風を失い、操作不能に陥る。


『ちょ、うわ――なんだこれ!!』


 さらに物体は音速を超えたあとも、後方へ衝撃波を放ち続ける。

 また翼端から放たれる後方乱気流は、飛行機が音速で飛行している場合、後方数キロまで影響を与える事がある。

 そんな衝撃波と乱気流に巻き込まれ、ガディムが嵐に弄ばれる木の葉のように翻弄される。


 狂ったような軌道で、乱れ舞うリザードガングのガディム。


 操作を失ったリザードガングのガディムを、フロッグガングの放つ弾丸が打ち据える。

 同士討ちの形になった。

 ――砕けるリザードガングのガディムのシールド。

 とうとうフロッグガングも、リザードガングもシールドを失った。


 スウが垂直に上昇しながら、ゆっくりと反転する。


『どうだ、お前らなんか〈励起翼〉すらなくても倒せる』


 スウは〈励起翼〉を使うと、相手が死ぬ可能性があったので、あえて使わなかった。


『―――コ、コイツ、本当に化け物じゃねぇかっ!』『・・・・・・そ、それも噂以上の化け物だぞ』

『だけど、ここからは〈臨界・励起翼〉を使う――コックピットを狙って。ワープが間に合うといいね?』


 スウが、低く底冷えするような声を出した。


 スウは、リザードガングとフロックガングが二度と綺雪に手を出さないように、二人組に恐怖をしっかりと植え付けるつもりだった。


『や、やめ・・・・!』

『く・・・くそ、逃げろ!!』


 リザードガングと、フロッグガングは這々の体で逃げ出すのだった。


 二人の襲撃者が逃げ出して、スウは「ホッ」と一息。


 スウが、後ろの綺雪を振り返った。


『綺雪ちゃん、大丈夫!?』

「スウさん・・・! 怖かったよお・・・・・・」

『もう大丈夫だから――今後はアイツ等の居ないユニレウスで練習しようか』

「それって41層ですよね・・・? 初心者でも行けますか・・・?」

『私が一緒に行くから大丈夫だよ』

「お願いします!」

『あと、飛行機雲の出来ないもっと高い場所で練習しようか。そしたら広い空で綺雪ちゃんを見つけられる人がいなくなると思う。――高い場所で失敗したら危なくない? って思うかもだけど、姿勢を制御する時間的猶予が増えるから、むしろ安全なんだよね』

「あ・・・なるほどです。そっか、飛行機雲で『誰かいるぞ』ってバレちゃうんですね。――さすがスウさんです!」


(やっぱスウさんって、最高にカッコイイ!!)


 綺雪の心に去来するのは、頼りがいのある先輩に対する仰望(ぎょうぼう)の念ばかりだった。

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