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銀の君主  作者: ひよこ豆大佐
第1章 勇王国編
4/23

4話 現状

1000~1500文字が限界です

想像力が足りない!

「聖王国か……先代に聞いた話になるが、良いか?」

「はい、お聞かせください」

「約200年前、魔神侵攻時に城まで攻め込まれた聖王国は

謎の魔法陣により聖王が消えたそうだ。魔神との相性の差こそあれど、魔神戦での大きな戦力が消えたことにより『守護者』達が互いに援護し合いながら魔神を食い止めていたそうだ」

「そのとき、神王国 神王ゼファーと精霊王国 精霊王シェニフィアが駆けつけた。神王と精霊王の力により、既のところで魔神は滅ぼされ聖王国は救われた」

「その後、守護者は神王と精霊王の協力の元、聖王国を復興していった。聖王不在のまま」

「今でも聖王は戻っていないらしいが、聖王国では王が戻ることを信じて王の座を空席にしている」

「守護者の中に死者は出ましたか?」

「いや、12人全員生存しているはずだ、今もな」


 ひとまずホッとした。民の中には死者が出たかもしれないが、俺さえ戻れば蘇生はできるからな。


「聞かせていただきありがとうございました。聖王国が滅びたわけではないよう安心しました」

「ふむ……お主は聖王国出身なのか?聖王以外にも行方不明となった者が数名居たらしいが、お主もそうなのか?」


 言うべきか……いや、言わなくてもいいだろう。俺の名前が広まっていない以上、言ったところで証明の仕様がない。

あいつらが生きてるのであれば、国は問題ないだろう。今頃、ステラなら俺の生存に気づいただろう。

俺が聖王ということは伏せつつ、聖王国出身であることを表に出せばなぜ精霊界を目指すのかの説明がしやすい。


「はい、魔神に攻められたときに謎の魔法陣によって転移させられたのですが、目が覚めたら200年後の世界でした……もしかしたら他の行方不明者も私と同じ時代に飛んできているかもしれませんね」

「それで聖歴を聞いたときに顔色が……なるほどな」

「しかし、時間を越えた転移の魔法陣か……一体何者が……」

「メナスさんが聖王国出身であれば、精霊界を目指すのも納得ですね」

「メナスよ、お主が本当に聖王国出身かどうかはまだ証明できないことだろう。なので、国で保護して神王国にある転移門に送り届ける、ということはできぬ。精霊界を目指すにしてもこれからどうするつもりなのだ?」

「現在、私には身分証がありません。魔法陣が足元に出てきたときは家の中でしたので部屋のどこかに置いてきたようです。身分証が無ければ国境を越えることもできないため、まずはこの国で冒険者登録をして身分証の得た後、ランクを上げつつ金を稼ぎ神王国へと向かいます」

「冒険者か……ウルフの群れを魔法で倒せる力があるなら、確かに冒険者になるのが良いかもしれぬな」

「では今日は城に泊まっていただいて、明日ギルドへご案内します」

「泊めていただかなくとも、身分証を作りウルフの素材を売れば今日の宿くらいには……」

「いけません!」「ならぬ」

「せめて食事くらい食べて行ってください。それに、200年前と今とで常識が変わっているかもしれませんので。恩人が外に出て恥をかくことがあってはいけません。ですので」

「いや、でも……」

「今日はお泊まりください、ね?」

「はい……」


 この国の王族は強引なところがある気がする。とても圧を感じました。

その後、夕食を食べ、常識を学び、案内されたベッドで眠りについた。


書き溜めの方法が分からず、

書きたくなったので

本日3度目の投稿です

今日中に終われば

4度目があります

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