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【完結】くじ引きで竜帝国の皇太子妃に選ばれてしまった  作者: 夕凪 瓊紗.com
第8章 竜帝国の属国編

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いつもと違う竜帝城


さて、あのパーティーの日から数日が経ちました。

世間はかつてツェイロンから嫁いだ

幻の妃・故メイファ妃の話題で持ちきりです。


ですが、一方で、大きな騒動も巻き起こっているとです。

今まで血みどろの侵略戦争とか、植民地化とか、一方的な宣戦布告とか、

そう言った強引な手段を取ってこなかった、珍しい宗主国。

その竜帝国の歴史を翻す、大騒動が宗主国の竜帝国中を駆け巡り、

そしてその属国である各国を震撼させました。


一方でこれは、非業の死をげた

故メイファ妃への追悼のための出陣とか、

いろいろ言われてますけどねぇ・・・


何だか大変なことになってそうな匂い・・・

すっごいするでしょう?


でも、私がこんなにのんびりと解説しております。

みなさま、もう薄々お気づきかなって思いますけど・・・


えぇ・・・そうですよ。


・・・このパターンですよ。


またこのパターンですよ。


やっぱり・・・父子おやこです。

限りなく父子おやこです。

これはもはや、血筋なのでしょうか。


「はい、こちら終わりました。最終チェックお願いします」

と、処理した書類をディルに渡します。


「あぁ、助かる。あと3分後にメイリィをチャージさせてくれ」


「・・・はぁ、わかりました」

真面目なお仕事モードなのに、私は30分起きの、

メイリィチャージをディルに要求されております。


これに関しては、仲良しパーティー&臣下の皆さまからの、

是非・・・っ!お願いだからぁっ!!と言う、

必死の懇願により、しょうがなくお受けしております。


これによって、ディルの稼働率が上がるそうなのです。

そう言えば・・・シンシャ兄さまとアレン義兄さまもやっていましたね。


30分ごとの、エイダ義姉さまお尻ぺんぺんチャージと、

ユーリィ姉さまくんくんチャージです。


一国の皇太子・王太子殿下には、なくてはならないものなのでしょうか。

・・・今度、隣国の王太子をやっている友人に、

お手紙で聞いてみましょう。


えぇと・・・まず簡潔に申しますと、

現在、竜帝城に、竜帝陛下はいらっしゃいません。


ディルが一時的全面的に、竜帝陛下の権限を委譲されております。

よって、普段竜帝陛下が処理するお仕事、皇太子としてのお仕事を、

ディルの兄弟、ルゼくん、レオくん、カイくん、

そして私たちディルの婚約者チームの

シア、アナ、ミフェイ姉さんで手分けして、

何かあった時のサポに竜帝妃のユリアナさまが入っています。


もちろん、他の優秀な臣下の方々もいらっしゃいますが、

メインは私たちでせっせとこなしております。

一応、私も王女。王女なので、こういうのは結構慣れっこ。

さくさくこなしております。


あぁ・・・それにしても・・・


メインは竜帝陛下が全部やっているので・・・

私は竜帝城で書類仕事です。


地味だけども大切な書類仕事です。


つまり、こう言いたいわけです。




ヒロイン・・・また活躍シーン・・・ないっっ!!!




「あ、メイリィ、こっちの書類手伝ってくれない?」


「は~い、アナ」

こうして私たちは、物語の渦中から遠く離れ、

書類仕事に精を出しているのです。





しかし・・・こういった場面シーンの緊迫展開には、

ヒロインがうのていでがんばるよりも・・・




神ボスと裏ボスに任せれば、ちゃちゃっと解決するのですよ。

何も心配ありませんねっ!









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