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【完結】くじ引きで竜帝国の皇太子妃に選ばれてしまった  作者: 夕凪 瓊紗.com
第5章 ディル補正計画強化週間編
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ディル補正計画(ルゼ編)


さてはて、みなさま覚えておいででしょうか?

ディル補正計画の一環。

婚約者+ルゼくんとのお茶会ルーティング。


因みに、エルフの王国から還ってきてからなので、

偶然にも今日はルゼくんとのお茶会です。


私、シア、アナはディル補正計画のため、

こっそりとその様子を観察することと相成りました。

ついでに、ディルにもルゼくんにも話しております。

もっふぃたちも私たちと待機なのです。

ディルはと言うと、私に見られるのなら

大歓迎!と、よくわからないことを言っていましたが、

その傍で、ルゼくんが

“俺も兄上のことをずっと見つめています。ハァハァ・・・”

・・・と言っていました。


それはあくまでも・・・

近衛騎士の警護任務の一環・・・ですよね・・・??


まぁ、とにかく!本日のスイーツは、

ルゼくんのリクエストで・・・

ふわふわスポンジ生地とクリームを使った

コーヒーロールケーキです!!


ルゼくんはスイーツ好きなので、

よくケーキをご満悦で食べております。


最近のお茶会では毎回と言っていいほど

ケーキをリクエストしてくれます。


だからでしょうかね?

女子会に混ぜても特に違和感がないのは。


さてさて、ふたりの会話はどんな感じでしょうかね?

早速聞いてみましょうか!


「兄上」


「どうした、ルゼ」


結構普通に始まりましたよ?

まぁ、兄弟ですからね。

こんなものでしょう。


「ハァ・・・ハァ・・・今日の兄上も・・・美しいです・・・♡」

え・・・?


「そうか」


「兄上、今日も・・・キス、いいですか・・・?ハァ、ハァ・・・」

は・・・っ!?

き・・・キス・・・!?

接吻のことですか!?

男同士で!?

つか、兄弟ですよね!!

異母ですけどっ!!


ほぼ、同時に私とシアが、

この場で一番頼りになるアナを見ました。


あ・・・アナ・・・?

何故かアナが顔を紅潮させて、

食い入るようにふたりを見ているのですが・・・


こ・・・これは・・・止めた方がいいのか!?

この小説はBLではないのです!!


ど・・・どうすれば・・・


「ほら」

と、ディルがルゼくんに手を差し出しましたね?

あれ・・・?キス・・・するんじゃないんですか?


次の瞬間、ルゼくんがディルの手を取り・・・


「俺の剣は、兄上のために・・・」

そう言って、ディルの手の甲に口づけします。


「お前は、毎回やりたがるな・・・

俺が騎士に任命した・・・一度でいいだろうに」


「いえ、常に、兄上に忠誠を誓っているという・・・ハァハァ・・・

証を示したいのです・・・ハァハァ・・・」

なぁんだ~、騎士としての誓いだったのですねぇ~。

そして甘えっ子ですねぇ~。

常に証を示したいとか・・・

あれ・・・?こういうのって、何度もやりますかね?

いくら何でも・・・

と言うかルゼくんはどうして先ほどから“ハァハァ”してるのでしょう?


「兄上、あ~ん、していいですか?」


「あぁ、別にいいが」

いいんですかぁ―――っ!!?

ディルうぅぅぅ――――っ!!!

甘やかしすぎ!!弟甘やかしすぎ!!


「はむっ!ハァハァ・・・兄上の・・・味♡」

いや・・・コーヒーロールケーキの味しかしないはずなんですが。

ディルの唾液とか入れてないですよ?


「兄上」


「どうした、ルゼ」


「口の横のクリーム、いてもらっていいですか?ハァハァ」


「あぁ」

そう言って、ディルはルゼくんの唇の横についたクリームを

おしぼりでぬぐいます。


「指でとって・・・嘗めてもいいのに・・・あ、何だったら・・・直接・・・」

だ・・・ダメ―――ッッ!!

そこから先はダメです!!中止―――っ!!!

実況中止―――っ!!!


―――


・・・てなわけで、今夜、ベッドの上でディルとふたり、反省会です。

何故か私はディルに後ろから抱きしめられています。

イケメン顔がめっちゃ近いとです。

めちゃキラキラしてるとです。

・・・夜なのに。眩しい。


「メイリィ、今日は、どうだっただろうか」


「・・・とても、弟想いでいいと思います・・・が」


「何か、おかしかっただろうか?

メイリィの兄君とは、どこか違ったか?」

ウチの・・・お兄さまと言えば・・・

アルシャ姉さまは性別は男ですが、

中身はほぼ乙女ですからねぇ・・・

実質シンシャ兄さまになるのです。


シンシャ兄さまとのお茶会かぁ・・・確か・・・


“ハァハァ・・・メイリィ・・・ハァハァ”


“シンシャ兄さま、今日はマドレーヌを焼きましたよ”


“ハァハァ・・・メイリィの・・・味・・・ハァハァ”


“おいしいですか?”


“ハァハァ・・・んむ~~~っ♡♡♡おいしいっ!ハァハァ・・・”


・・・ウチのシンシャ兄さまと比べて・・・


「とってもグッドな兄弟関係だったと思います!!」

あれよりはまともでしたぁ―――っ!!!

特に兄の方がっ!!!


「そう、よかった。ウチの兄弟もいろいろと特殊だからね。

メイリィのような普通の兄妹の意見を聞いてみると参考になるね」

・・・シスコン変態の兄妹より、特殊でしょうか・・・?

兄は・・・ディルの方がましですね。

・・・あれ、と言うことは弟のルゼくんは・・・?


「メイリィ・・・」


「はい、ディル」


「ここからは、俺のことだけ考えて」


「あ、はい」

反省会が終わったので、いつものノリに移行・・・ですね。








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