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7年目の約束-連載版-  作者: ひろきち
第1章 7年目春~夏
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旅行計画

バイトを終え帰宅。

初の接客業ということで、もっと疲れるかなと思ってたけど日曜で客が少なかったせいか思ったほどの疲れはなかった。

むしろ、色々な人と接することが出来て楽しかった気がする。

とは言っても早起きもしたし、初仕事で何となく気疲れはしたかな。


ということもあり、今日は1日テレビでも見ながらボーっとするかなとソファに横になったところでスマホにメールが届いた

『ケンちゃん今日遊びに行ってもいい?』

断る理由はない。


-------------------

「こんにちわ~」


メールをもらってから10分弱。

幾ら家が近いと言っても家を出る準備をしてからメールしてただろこれ。

まぁ楓に会えるなら全然OKだけど。


「今日はどうしたの?」

「恋人が用事なしで遊びに来たら駄目?」


と少し首を傾げるようにして俺に話しかけてくる。何だか可愛い。

なんだ?今日はどうしたんだ?


「い いや全然問題ないよ。むしろ楓に会えるのうれしいし」

「本当!よかった!」


何て素敵な笑顔。俺の彼女可愛いな。


「まぁ、昨日何も話せなかったから旅行の話しとかしたかったんだけどね」


あっ用事はあったのね。

まぁ確かに昨日は将来の夢とか語り合ってお開きになっちゃたよな。


「そうだな。確かに旅行の話しとか出来なかったな」

「うん。それで早速だけど、ケンちゃんは旅行何処行くとか何か考えてる?」

「具体的には、まだ決めてないけど、伊豆・熱海方面とか温泉街とかどうかなとは思ってるんだよね」

「温泉・・・・うん。いいんじゃないかな」


ん、今の間。どうかしたのかな?


「じゃ温泉っていうのは決まりで良いのかな?楓は何処か行きたいところとかあるか?」

「えぇとね。場所の指定はないけど、この間みたいに2人きりで入れる温泉があるところがいいな♡」


そ それか・・・うん楓がOKなら俺はWelcomeだぞ!


「じゃぁ伊豆方面でいいかな。デートスポット的なところも結構あるみたいだし、ここからだと交通の便も良さそうだから」

「うん。行くのは期末試験の試験休みだよね」

「そうだな。試験休みまでは部活も禁止のはずだから、気兼ねも不要だしな」

「何だか今から楽しみだな♪」


本当楽しみだ。でも移動は電車とバスだから上手くスケジュール組まないとな。


その後、2人でノートパソコンを開き、色々と楽しそうな場所や美味しそうな食事処をチェックした。


「カピバラさん可愛いね!」

「あっ この海鮮丼美味しそう!」

「この景色綺麗!」


「うん。大体行きたい場所の候補は決まったな。じゃ後は俺の方で、電車やバスの時間見てスケジュール考えるよ。宿の方も"貸切風呂がある"ところ探して予約しとくからな」

「う うん お願い・・・します」


自分で貸切風呂があるところって言ったのに照れてるし。


「後は紅葉との約束だよね。海水浴ってどの辺りに行く?日帰り旅行だからあんまり遠くには行けないと思うけど」

「海水浴は、ちょっとあてがあるんだ。三浦半島なんだけど、親父の友達が管理してる会員制のプライベートビーチがあるんだよ。

 小さい頃連れて行ってもらったことあったけど凄く綺麗な砂浜だったんだ。親父に連絡付けてもらってるところだから、許可貰えればそこに行こうかと思ってる」

「プ プライベートビーチって凄いね。何だかお金持ちっぽい」

「うん、あの人は凄い金持ちだと思うよ。まぁ駄目なら湘南地区の海かな」

「了解。じゃぁ後は・・・・・私の水着なんだけどいつ買いに行こうか」

「そうだな。来週の土曜は部活の後で例の勉強会だよな。日曜は空いてる?」

「うん 大丈夫だよ」

「俺は2時まで用事あるから、3時に駅前で待ち合わせでショッピングモールに行かないか?あそこなら水着とかも結構種類あるよな?」

「うん。大きなスポーツ用品店とかも入ってるし大丈夫だよ!」


ということで直近の買い物スケジュールも決まった。

楓の水着姿かぁ~

何だか緊張してきた・・・

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続編もよろしく! 恋人たちの四重奏
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